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アグアの地に最後の決戦を!
希が眼をきらきらさせながら、質問した。おい、希・・お前、少女の眼になっているぞ・・アンは思った。でも、顔つきも体つきも物言いも、光が形容するように、おばはんなんだけど、年は3人とも同じで、まだ20歳に満たないのだ。
「そう、バランス。つまりね、アンちゃんが知っての通り、硫酸の海、強アンモニアの雨、それは異世界の主要形成鉱物なのよね。硫酸の海が濃くなれば、白鯨になって空に浮かび、強アルカリの雨を降らす。薄まれば、硫酸の海を泳ぎ濃度を上げる。生態系じゃないのよ。根本的に生命と言う概念じゃないのが異世界と言う事なのよ」
「へえ・・そうだったんですか・・じゃあ、紫蛇は?」




