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物資補給隊!。でも観光気分なんです…。

作者: 転移野郎

「異世界転移したら、私が弟子になっていて、のんびりスローライフを送っていた。」外伝編。


第45話〜第47話の別視点の物語である。


補給物資隊!出動!。


もの凄く不安になってる。2人組がいた。


はたして…無事に物資の調達を出来るのか?。

「異世界転移したら、私が弟子になっていて、のんびりスローライフを送っていた。」外伝編。


 この物語は第45話でセリナとユリアが宿屋に戻って合流し物資調達の所から始まる物語である。


ホワイトは単独で商人ギルドへ向かった事で、6人で旅の補給物資調達へと向かうのであった。時刻は午前10時頃。


宿屋を出た6人は…始めにセリナが口を開く。


セリナ「いいですね、しっかりと調達しますよ」


ユリア&レオ「は〜い、お母さん!」


ミランダ「セリナ…あんたも大変だね…」


ジェイコブ「何かのぅ…心配じゃのぅ」


サム「いいか?補給物資を…」


ユリア「あー!サム様ー!あちらに物資を見つけました!!」


ユリアは走ってお店の方を目指す…。レオもそれに続くのである。「お姉ちゃん!待ってよ!」


サム「…」


ジェイコブ「サムよ…諦めるのじゃ…」


セリナとミランダは笑いを耐えていた…。こうして6人の楽しい観光の続き…ではなく、物資を調達する為に行動を開始するのであった…。


ユリアとレオは一直線にポルティコへと向かう。店が並んでる事を知ってるからだ。そして「三つ編み少女」の例の場所でもあった…。


それを追いかける。大人達…。ユリアとレオは、高級お菓子専門店に釘付けになっていた。


ユリア「美味しそう…」


レオ「食べたいよね…お姉ちゃん…」


ミランダ「朝食の時に、食べただろ!」


サム「そうだ!お前達!」


ジェイコブ「ふむ、子供は育ち盛りじゃからのぅ」


セリナ「このマッケローネなら大丈夫かしら」


(※マッケローネ。この説明は既にしてある。以下、省略。)


値段は銀貨1枚。(現在の価値で3000円。)


(※当時のお金はどう計算していたのか?。

これは全て物々交換だったり。手形への交換なのであった。ある地域では天秤でグラムを量る所もある。現代のように支払いは無かった。)



するとセリナ、ユリア、レオは躊躇なくお店の中へ入っていく。取り残された3人は…。


ミランダ「ったく、仕方がない、子供たちだよ」


サム「まさか…ここで待たされるとは…」


ジェイコブ「杖を持ってくるべきじゃたな、楽からのぅ」


(※杖…。この杖は元々、誰かの杖であった。この世にない程の珍しい杖でもあった…。)


20分後…セリナ、ユリア、レオはお店から出てきた。そしてマッケローネを買っていた。


ユリアとレオは満面な微笑みだった。それを見てたセリナは癒されるのか微笑む。


サム「よし、補給物資の…」


セリナを見つめて眼差しを向けるユリア。

「セリナ…あそこに座ろう…ね?」


レオ「ぼくも賛成ー!お母さん、座って食べようよ〜」


セリナ「そうねぇ〜立って食べるのは行儀が悪いわね」


こうしてセリナ、ユリア、レオは食事が出来る、木製丸型テーブルの所に行く。ちょうど椅子も四つだ。それを見てたサムは。


サム「…」


ジェイコブ「サムよ…お主は、よくやった…」


ミランダ「あたいも、お酒を買ってくるかね」


もはや、補給物資の事を完全に忘れてる。一行っであった…。いや、唯一サムとジェイコブは「必ず、やり遂げる」っと、つぶやく…。


木製丸型テーブルにセリナ、ユリア、レオ、そして…ミランダさえも一緒に寛ぐ(くつろぐ)。


セリナはマッケローネを分ける。マッケローネは手の平サイズだ。お菓子を堪能するユリアとレオであった。そしてミランダも、お酒を飲んでいる。


セリナ「ミランダ、お酒が飲めたのね」


ミランダ「金貨あるからねぇ、遠慮してたのさ!」


レオ「お姉ちゃん!美味いね!」


ユリア「私が居た元世界の食文化には勝てないわね!」


ミランダ「あんたの世界では、食文化が凄いのかい?」


ユリア「お菓子なんて、もの凄い数なのよ」


セリナ「駄目よ、そのお話はここまで、2人とも」


レオ「お姉ちゃん〜空飛ぶ乗り物のお話を聞かせてよ!」


こうして他愛もない雑談をする4人である。

いつの間にか時刻は午後14時を回っていた。

なんと4時間もここで雑談をしていたのだ…。


サムとジェイコブは隣の木製丸型テーブルで無言で耐え抜いていた…。時よりサムは立ち上がり、ソワソワしたりしてたが…。


ユリア「ちょっと、サム様、落ち着きなさい、みっともないわね」


レオ「お姉ちゃん〜この後は広場に行こうよ〜」


ユリア「そうね、広場で『探検ごっこ』も良いわね!」


レオ「探検ごっこー!やろうよ!」


すると群衆の中から声が聞こえてくる。「おい!知ってるか?あのドナテッロ商会の話を!」

「あぁ!また交易隊を募るらしいな!」


その群衆の人たちの内容を聞い6人は…。


ミランダ「ホワイト様が行ってる、商人ギルドだろね」


セリナ「まぁ、それ程の財産力なのね、金貨を沢山持ってそうね」


ユリア「セリナ?それ本気で言ってるの?」


サム「聞い事がある、同業組合は国を買えるらしい」


ジェイコブ「うぬ、騎士団さえも動かせる力があるからのぅ」


レオ「お姉ちゃん〜早く〜行こうよ〜」


こうして楽しい…観光と自由行動が続いた事が言うまでもなかった。


そして最終的にサムが全ての必要な物と食材を準備したのである…。


あの例の4人組は宿屋に戻り。ジェイコブも一緒に戻っていた…時刻は午後17時になる。

そしてサムは学ぶ…。これから物資調達は一人でやろう…。


明らかに時間が短縮を出来た事を心の中で呟く…。

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