第28話 この悪魔め
「鑑定」
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アリス 性別 (雌)
種族、ヴェロキラプトル
Lv. 31 ランクC
体力650 魔力0
攻撃600 防御150
耐性0 敏捷500
運90
スキル
感覚強化 隠密 韋駄天 探索 危険察知
ユニークスキル
統率者
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「ほう、これは凄い!」
「恐竜なのにスキル持ってんのかよ?!」
俺はヴェロキラプトルは恐竜だから他のモンスターとは違い、スキルを持っているとは思っていなかった。
「だからここと向こうを一緒にするな。それにしてもアリスはまだ大人になったばかりの成体だろうが、スキルをそれだけ持ってるってのはなかなかだな。きっともう少し、今より大きくなるんじゃないかとも思う」
それでもカズはアリスがそれだけのランクとステータスを持っているだけでも嬉しかったみたいだ。
「そうですな」
ネイガルさんはカズが言う向こうと此方の世界が全然違う事に同意し。両手を組んで何度も頷く。
「つーか今の今までなんで鑑定してなかったんだ?」
ネイガルさん程の人なら既に鑑定していてもおかしくない。
人って思って良いのかわかんねえけど。
「いや、鑑定はしていたのですがそれでも種族名は不明でして、アビリティに関しては今ようやくまともに判明したところです。恐らく、他の2体の内、どちらかが鑑定の邪魔をしていのではないかと」
「ほう? ネイガルの鑑定を邪魔出来るスキルをどっちかが持ってんのか。面白いな。んじゃ、他の2体も鑑定宜しく」
まさかそんな事が出来る個体がいると知ったカズは、益々良い笑顔になる。
「かしこ参りました。鑑定」
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ヒスイ 性別 (雄)
種族名、ヴェロキラプトル
Lv. 33 ランクC
体力700 魔力0
攻撃650 防御150
耐性0 敏捷520
運100
スキル
感覚強化 隠密 韋駄天 探索 危険察知
ユニークスキル
追跡者
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「こちらも素晴らしい!」
「確かに。それにやっぱり同じ種族だからか、スキルが一緒だ」
カズはネイガルさんが羊皮紙に転写したステータスを、興味深そうに覗きこんでいる。
「では、次はダリアですね。鑑定」
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ダリア 性別 (雌)
種族名、ヴェロキラプトル
Lv. 19 ランクC
体力550 魔力800
攻撃600 防御120
耐性80 敏捷500
運90
スキル
感覚強化 隠密 韋駄天 危険察知
ユニークスキル
妨害
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「魔力800?! それにこのユニークスキル……なるほど、この子はどう言う訳か他の2匹とは違い、ちゃんと魔力を持ち。ユニークスキル"妨害"によって私の鑑定を邪魔していたのですね」
「つまり、他の奴等は魔性石とかを食わず、ダリアに与えて魔力を手に入れた後、ユニークスキルの"妨害"が覚醒し、邪魔していたって訳か? 本当に面白いな。正に三者三様。獲物を発見したらヒスイの"追跡者"で追跡し、リーダーのアリスが後方で指示を出す。そして狩る時は囮役をしつつ前衛でヒスイとダリアが動き、そこでダリアが妨害のユニークスキルで獲物を邪魔しつつヒスイが攻撃し、すかさずアリスが出てきて一気に3匹で獲物を狩るってところか? 例え逃げられようとも、ヒスイの"追跡者"で獲物を追跡して今度こそ仕留める。ふっ、凄いな」
カズは満足した様な満面の笑みを浮かべる。
でも、前にカズが言ってたけど。スキルとかを発動するにはその、魔性石を取り込まないと、魔力とか手に入らないんじゃなかったか?
俺はそう思った。
でもそんな事を聞いたらまたカズの説明が長くなると思い。俺はこっちに来て生き残ったからこっちに順応して、また別の方法で手に入れられるようになったんじゃないかと考えた。
「単体ではランクCですが、3匹がそうして動くと言うことはランクA相当が妥当でしょうな。なんて恐ろしいことでしょうか」
ネイガルさんは改めてこの太古の殺戮兵器に恐怖した。
3匹でAランクってのはちょっと言いすぎじゃね?
でもやっぱ怖ぇ……。
「ヴェロキラプトル、通称ラプトルは本来単独で狩りをするとされる古代生物。だけどこっちではコイツ等は群れで動く。だからその群れが大きくなれば成る程、きっとその脅威がもっと跳ね上がるだろ」
カズは冷静になってそう推測を立てた。
「仰る通りです」
ネイガルさんはそんなカズの推測に同意し、まじまじとヴェロキラプトルの賢そうな目と、殺傷能力の高い牙や爪を見る。
「だがわかんねぇのはそのラプトルがどうしてこっちにいるのかだ。ラプトルは俺達の世界では既に絶滅してる種だ。なのにこっちではその生き残りがいる。ましてやラプトルは羽毛恐竜で、生きてる頃は全身に鳥の様な羽毛があったとされている。それなのにこっちのラプトルには羽毛がひとっつもねえ、完全な爬虫類型の恐竜だ。オマケに通常よりもデカい。こっちの世界になんらかの方法で紛れ込んだのが生き残り、そこからこの世界に適応する為に進化した可能性がある」
「いやぁ、なかなか興味深い話ですな」
ネイガルさんはニヤリとした顔でカズの話に興味深そうに聞いている。
「恐らく生き残ってるのが他にもいる筈だ。ネイガル……、探してくれないか?」
カズは不敵な笑みでネイガルさんにチラリと視線を向けると、探してくれと頼んだ。
「それは和也様からの御依頼と言う事ですかな?」
ネイガルさんも不敵な笑みで応えた。
「勿論。礼はしっかりさせてもらう」
「かしこ参りました。私自身、かなり興味がそそられる話ですのでお引き受けさせて頂きましょう」
「ありがとう。ついでにコイツらみたいな恐竜の生き残りがいたら捕まえて欲しい。どれが恐竜なのか後でそのリストを持ってくるよ」
「ほう、それはあちらの世界のですか? それは楽しみですな」
カズとネイガルさんの2人がそんな話をしている中、俺達はただポケーっと立って聞いてる事しかやる事が無い。
だから俺達はその場から離れ、商会に集められた他のモンスターを見物する事にした。
「おい見ろよ憲明」
「ん?」
一樹が何か面白いモンスターを見つけたのか、俺を呼んだ。
「これって……アレだよな?」
「マジかよ……」
檻の中に入っているものを見て、俺達はショックを受けた。
「ほげ〜〜」
髪がバーコード頭にキノコを生やした、どっからどう見ても白い下着にボロボロのズボンを履いたホームレスのおっさんだったからだ。
「ほげ〜〜」
ホームレスのおっさんは、檻の中央で体育座りをしてぼけーっと座っている。
「「………」」
俺達2人はなんて言えば良いのか分からず、余りのショックに白目になって固まった。
「ほげ〜〜」
「え? なんでこんな所に?」
「し、知るかよ……」
俺は何故ここにこんな人がいるのか不思議で仕方なかった。一樹はその事に対し、あまり深く考えたく無いみたいだけど……。
「なあおっさん、アンタどうしてここにいるんだ?」
一樹が勇気を出して聞いてみると。
「ほげ? なんだか知らんがいつの間にか知らない土地に来ていてな。なんだか知らんがキノコのオバケに追いかけ回された挙句襲われてな。なんだか知らんが気がついたらこの頭にこんなキノコが生えててな。なんだか知らんが頭が寂しかったからまぁこれはこれで良いかと思って大事に育てていてな。なんだ知らんが変な仮装した連中がいる街に辿り着いたから歩いていたら捕まってな。なんだか知らんが新種だとか言われてここに連れてこられてな。なんだか知らんがこうしてこの中に放り込まれた次第でな。なんだか知らんがなんにもする事ないから昔別れた女房子供が今どうしてるのか考えながらぼけーっとしてる訳でな。なんだか知らんがまぁタダ飯食わせてくれてるからこんな生活も良いかと思ってたりしていてな」
「……おっさん」
もうなんて声を掛けてやれば良いのか、分からなかった。
そこへ、商会の店員がどこか裕福そうなドレスを着た女の人を連れ、ホームレスのおっさんの前で足を止めた。
「アナタ、このモンスターは?」
「はい、こちらは先日捕獲されたホームレスって種類の新種に御座います」
このおっさん新種なのかよ?!
興味を持ったマダム? が店員に説明を求め。店員はニコニコと笑顔で質問に応える。
「まあ! 新種ですの?!」
「はい、見た目通り無害なモンスターでして、モンスターの割にはよく働きますよ」
でしょうね!
「ん〜っま、ではモンスターなのに家事もこなせると言うのアナタ?」
「はい、実際このモンスターは意思疎通を取ることが可能でして、試しにここでやらせたらトイレはピカピカ、掃除もかなり綺麗にこなし。あの日本と同じ料理を作ることも確認しております。それにテイムをしなくてもこのモンスターはマダムを主人として仕えるでしょう」
「ん〜っま! 日本ですって?! じゃぁアナタ、このモンスターはあちらの世界、日本の料理を作れるって事?!」
やっぱ日本人じゃねーか!
「はいその通りに御座いますマダム」
「ん〜っまぁまぁまぁ! 身なりは汚らしいけど、お風呂にでも入れてあげたらそれなりに綺麗になるかしら?!」
「はい、現在なかなか入れてやれる機会が御座いませんので汚らしいかと思いますが、このモンスターは大の風呂好きな様でして。服も着ますので身なりを整えたらそれなりかと」
「ん〜っまぁまぁまぁまぁまぁ! それは良いじゃない! あの日本の料理が作れて家事もこなすなんて、最高じゃないアナタ!」
「お気に召されましたか?」
「気に入ったわ! 即、買わせて頂戴な! 御値段はおいくらかしら?」
「見た目はアレですが、こちらのモンスターはかなりのレア種ですので……、ミスリル金貨1枚で如何でしょう?」
「ミスリル金貨1枚?!」
「はい、なにぶんこのモンスターはこの1体しか確認されていない未知の新種でもある為、希少価値があります。それにあの日本料理は作れますし、家事もこなせるんですよ? そんなモンスター、他ではそう見つけることは困難かと」
「ん〜っまぁまぁまぁまぁまぁ! 私が言いたいのはそんな事じゃないのよ! ミスリル金貨1枚じゃまだ安いと思ったからよ! 良いわ! 私がミスリル金貨3枚出してあげるわ!」
「有難うございます! では、こちらの方でお手続きの方を」
俺と一樹はその一部始終を真横で聞き、マジかと言いたくなる程のショックを受けていた。
「……おっさん」
俺はそれで良いのかと思った。
「ほげ? なんだか知らんが新しい家が決まった様だな」
「いや……、新しい家って……」
このおっさんには俺達が何を言っても、もう無駄なんだろうな……。
そこへ先程の2人が戻り、店員が檻の鍵を開けると中からおっさんを呼び、マダムは御満悦な顔でおっさんに声を掛けた。
「さっ行きますわよ。そう言えばテイムはしなくても良いんでしたのよね?」
「はい、ご安心下さいませ、その必要はない珍しいモンスターですので」
「あぁ、私はなんて運が良いんでしょう」
「ちなみに奥にはあの和也様が来ておられまして、先程超希少なモンスターを3匹買われました」
「ん〜っまぁ! 和也さんが来ているの?!」
「はい」
「ん〜っまぁまぁそれは大変、一度顔を出して御挨拶しなきゃだわ! あぁ、それにしても超希少なモンスターを3匹ですって? 流石だわぁ。あっ、でもその前にこの子に名前を付けないといけないわね。そぅねぇ……。今日からアナタの名前は"ポチ"よ!」
「「(ポチ?!!)」」
その名前に俺達は衝撃を受けた。
「さっ、行くわよポチ」
「ほげ? なんだか知らんがはいはい、わかりました、わかりましたよ、マダム。若いの、達者でな」
俺達は思った。
それで本当に良いのかおっさん!
でもまさかあのおっさんにミスリル金貨3枚も出すなんて……。
その頃、ヤッさんはロックタートルと遊び、沙耶は1人でモンスター達を見ていた。
「あっ。へぇ〜、結構可愛いじゃん〜」
沙耶は可愛いモンスターを見つけて気に入ったみたいだった。
その後、話を終えたカズは沙耶に頼まれ、沙耶が気に入ったモンスターを買ってやると、沙耶はその場でテイムした。
「よろしくね〜、"ピノ"」
〈キュウ〉
モンスターの種類は"カーバンクル"と呼ばれるウサギとリスを合わせた様な可愛らしいモンスターで、額には赤い宝石が一つ付いていて、体は黄緑色。
ネイガルさんの話だと、そのカーバンクルはまだ子供らしい。
「よろしくな、"クロ"」
俺もなんだかんだで気に入ったモンスターを見つけたから、カズに頼んで買ってもらった。
モンスターは"バーゲスト"。
バーゲストは頭にヤギの様な角があり、体の周りには2本の長い鎖がその体を巻き付けてる様にして漂う、全身真っ黒で尻尾がとても長い漆黒の狼型モンスター。
けど、今回俺が買ってもらったバーゲストはまだ産まれて数ヶ月程の子供で、頭に角はまだ生えて来ていない。
「ったく、カーバンクルは良いとしてまさかバーゲストかよ。まだ子供だから良かったものの、成体だったらお前死んでるぞ」
「……え?」
「え、じゃねえよ。バーゲストってのはそれなりに強いモンスターで今のお前じゃ普通に殺されるレベルだぞ」
「マジ……?」
「もういいや、ネイガル、鑑定してやってよ」
「かしこ参りました。ではまずはピノから。鑑定」
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ピノ 性別 (雌)
種族名、カーバンクル
Lv. 15 ランクE
体力100 魔力200
攻撃30 防御20
耐性20 敏捷150
運80
スキル
自然魔法 治癒魔法 索敵
ユニークスキル
加護
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「カーバンクルは滅多に見つける事が出来ない希少なモンスターです。アビリティは低いですが、この子にはユニークスキル、加護が御座います、その為この子はランクEに位置付けられております。また、その加護は自分だけでなく、パートナーであるアナタを護ってくれるかなりレアなスキルです」
「へ〜、ふっふっふ〜、私の目に狂いは無かったって事だね〜」
沙耶はピノを選んで正解だったと目を輝かせて喜んでいる。
「続きまして。鑑定」
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クロ 性別 (雄)
種族名、バーゲスト
Lv. 15 ランクE
体力150 魔力80
攻撃100 防御100
耐性30 敏捷80
運20
スキル
索敵 危険察知
ユニークスキル
反撃
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「この子はまだ子供と言う事もあり、アビリティは平均ですが、バーゲストと言うモンスター特有のユニークスキル、"反撃"が御座います。"反撃"とはつまりカウンター攻撃の事です。攻撃されても、操っている鎖で防御出来れば、もう片方の鎖で反撃攻撃をします。大事に育てれば育てる程強く逞しくなり、そして勇敢なモンスターに成長致します」
「成る程な、今の俺にはピッタリだぜ!」
俺は歯を剥き出しにして喜んだ。
「ただし、バーゲストと言うのはその育て方によって、パートナーの力量で大きく関わって参ります。つまり、パートナーであるアナタが問われると言う事です」
「どゆこと?」
ネイガルさんの説明に、俺はまったくついていけずに首を傾げた。
「つまりだ、良くも悪くもお前の育て方次第でそのクロはとても良いバーゲストになるか、悪いバーゲストになるかが決まるって事だ」
カズがネイガルさんの代わりにそう説明するけど。
「ん? ん〜……」
よく解らないままだ。
「コイツ理解してねえ……」
理解する事が出来ない俺に、カズは頭を抱えて俯く。
す、すまねぇ……。
「つまりですね、使い物になるかどうかアナタ次第と言う事です」
ネイガルさんはちょっと強めの言葉でそう言うと、なんとなくだけど少しわかった。
「え? んじゃ……なにか? 間違った育て方したら……、クロは全然俺の言う事は聞かないってことか?」
「それもそうだがよ、つまりお前のパートナーとして失格ってことであり、お前自身の周りからの評価が悪いって事になる」
カズは目を瞑り、めんど臭そうな表情でそう伝えた。
「ま、マジか……」
俺は目を大きく開き、ようやく理解した。
「だからバーゲストみたいなモンスターは俺やお前なんかを評価する為に見られる。バーゲストが駄目ならそのパートナーであるお前も全然駄目ってことであり。ギルドなんかで仕事を探そうと思っても、底辺の仕事しか貰えなくなるくらいだ」
カズは眉を八の字にして、更にそう教えてくれる。
「え、えーーっ?!」
でもまさかそこまでとは思っていなかったから、口を大きく広げて驚いた。
「それだけバーゲストを育てるって事は重大ってことでもあるんだ。今は弱くても、きちんと育てられたバーゲストは簡単にランクAに成る程だ」
簡単にランクA?!
「ま、マジかよ、だったら先に言えよ!」
「アホか、なんで先に言わなきゃ駄目なんだ? この先どんな出会いがあるか分からねえんだぞ? だからバーゲストを気に入ったのならこれから先に出会ってテイムするモンスターを大事にする事が出来るか? クロだけをパートナーにする事が出来るか? バーゲストってのは言わば狩猟犬で言うと最高峰に挙げられる程だ。確かに他にも最高峰の奴はいるさ。つまりその最高峰の一角であるバーゲストをきちんと育てる事ができればお前もそれなりに周りから自然と厚い信頼を勝ち取れる。それだけ難易度が高いって事だ。お前、強くなりてえんだろ? だったらグダグダ言ってねえでお前が選んだのなら責任持って育てろ。それが選ぶって事だ、忘れんなよ?」
た、確かに……。
「……っし、わかった。俺はクロを立派に育ててみせるぜ! だから改めて宜しくなクロ!」
〈クゥン?〉
俺は改めて決意を固める。自分が気に入り、カズに我儘を言って手に入れた初めての、自分だけのモンスターを責任持ってきちんと育てる。
「あっ、あと今日お前等に出した金。あれ貸しだからな? ちなみトイチだからな?」
俺達は笑顔で泣きながら、同じことを口にした。
「「この悪魔め!」」
そこは流石ヤクザの息子なだけあって非情だけど、念願の自分だけのモンスターを手に入れ、俺達は嬉しくて嬉しくて、軽く興奮状態だった。
次回
憲明、一樹、玲司の3人は、また残酷な光景を目の当たりすることになります。
恐竜、マジでどっかにいませんかね?
どうもYassieです。
今回は如何だったでしょうか? 宜しければ、⭐、ブックマーク、いいね、感想、宜しくお願いいたします!!




