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『終焉を告げる常闇の歌』  作者: Yassie
第1章 終わりの始まり
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第25話 魔法


 ディラルボアってバカデカイ蛇を見て、俺達は驚愕した。


「お前……、アレを倒してその武器作ったのかよ?」


「それがどうした?」


 それがどうしたって問題じゃねーよ! なんだよあの怪物は?!


「んじゃ、そこで見てろ」


 カズはゼイラムを足に軽く絡ませ、ハイキックをする形で蹴ると、2本のゼイラムがピンと伸び、そのままディラルボアの体を切り裂く。そこから今度はもう片方の足で踵落としをする形でまた切り裂くと更に回転が増し、そのまま回転しながら蹴り放つと、ゼイラムは螺旋状のドリルの様にディラルボアの喉を貫通。

 ディラルボアは何の抵抗も出来ないまま、カズによってあっさりと倒された。


「マジかよ」


 その強さに俺はただ呆然としていた。


「つっよ……」


 一樹もその強さに圧倒されたからか、愕然とした表情になる。


「まぁざっとこんなもんだな」


 カズは特に何の問題も無いかの様に平然としている。


「なぁカズ、今の攻撃に何か技名とかってないのかよ?」


 俺はカズに、さっきの技名があるのか知りたくて駆け寄った。


「まぁ最初の攻撃は単純に"ダブル・スネーク・スライス"って呼んでる。あんまカッコよくねぇけど、不思議なことに技の名前を言いながら攻撃するのとしないのとでは威力が違ってくる。まぁさっきは全然言ってなかったけどな。んで、トドメの一撃が"スネーク・スパイラル"だ」


 中二くせぇけど、異世界にいるんだからそれくらいの技の名前があったほうが、より、現実感があって俺は良いと思う。


「どうやったらお前みたいにそんな技を使えるようになるんだ?!」


「俺のはオリジナルだ。技にも個人差があるからな。その人その人によって技を考え、他の人に伝授したりする。その為には魔力を上手く制御しなければならない」


「魔力って俺達にも使える様になれるのか?!」


「なれる。ただ、その為には自分で倒したモンスターから魔性石を取り出し、それを砕くことで魔力を手に入れる事が出来る。モンスターが強ければ強い程、良質の魔力を手に入れる事で強くなれる。つまり、どんな魔性石だろうと手に入れる事でそれを使えば使った分、ゲームで例えるなら経験値が貯まって強くなるって事だ」


 最後の説明で俺はようやく理解して、自分で倒したモンスターの魔性石をまじまじと見つめる。

 俺は躊躇(ちゅうちょ)すること無く、それを強く握りしめて割った。すると魔性石は粉末状に砕け、体を覆うと僅かに光ってから跡形もなく消え去る。


「ん? これで良いのか? 特に何も感じないが」


「いや、それで良い。それでお前は多少は魔力を手に入れたことにより、魔力で身体も強化される。試しに自分の中に巡る魔力に意識してみろ。それが出来りゃお前は今までより強くなれる」


 目を閉じ、俺の中に巡る魔力に意識を集中させる。すると自分の体の中に巡る、赤く光る何かを感じる事が出来た。


「赤い、光り? をなんだか知んねえけど感じる…。カズ、これが魔力なのか?」


「赤か、んじゃお前は基本的には炎属性の魔法と相性がいいって事だ。色ってのは人それぞれでな。憲明みたいに赤なら炎、青なら水、緑なら植物と色々ある。だがそれだけしか使えないってことは無い、赤で炎に適性があってでも、水の魔法とか植物の魔法を使う事が出来る」


「お前は何色だったんだ?」


「俺は黒と無色だ」


「2つの色なのか?」


「言ったはずだ、人それぞれだとな。黒、つまり闇系の魔法だな。無色はどの属性にも属さない魔法を意味する。ただ、無色よりも若干青みががっているのなら、それは風系統になるからその辺は注意して確認しないといけないからな」


「そっかぁ、俺……炎系統に強いのかぁ……」


「あぁ、そう言うことだ」


「よっ……しゃー!! やっぱ炎系が1番カッコいいよな! だから火の魔法を使ってみたいと思ってたんだ!」


「じゃぁお前がそれなりに強くなったらこの魔法を教えてやるよ」


 するとカズは、とんでもない魔法を俺達に見せつけた。

 それはありとあらゆる物を破壊し、粉砕する程の高威力。


「今俺が魔法を放った所には他のディラルボアが2匹いたから、そいつ等を巻き込んでやった」


「いやいやいや……、なんだよ……それ……」


 俺は当然その光景に愕然し、他に言葉が出てこない。

 それは他の皆んなも同じだった。


「今のは3種類の属性を合わせることで創り出した、俺のオリジナルだ。下手にやったら自分自信が危険な目に合うからそれまで自分のレベルを上げるこった」


「オリジナルってお前……」


 お前どこまで凄いんだよ……。


 それは火、雷、風を合わせたカズオリジナルの魔法攻撃。


「魔法名は"豪雷爆炎龍(ごうらいばくえんりゅう)"。龍の形になる様に風魔法を利用し、そこに火と雷を混ぜ合わせて創り上げた技だ。雷で周囲一体を焼き尽くし、炎を爆発させる事で更に破壊、更に風の力で炎を強め、風の摩擦をも利用して雷の威力を高める。理解したか?」


 なんとなく理屈は分かるけど、それでもそんなとんでもない魔法を実際に創るお前はどうかしてる。


「ちなみに魔法以外に人それぞれスキルがある。例えば索敵能力、遠くの物を見る事ができる超視力、一定の範囲内の物音を聴くことが出来る超聴覚。他には錬金術、人によって色々なスキルがある。そしてそれは努力すれば色々なスキルを手に入れることも可能だ」


「お前も持ってんのか?」


「言ったろ? 努力すれば手に入れられるってよ。だが中には誰にも手に入れる事が出来ない、その人だけのスキルが存在している」


「マジかスゲー!」


「俺も、誰も手に入れる事が出来ないスキルを幾つか持ってる。まっ、それは誰にも教えることは無いがな」


「なんでだよ?!」


「いいか? その人にしか持っていないスキルってのは言わばその人の切り札でもあるんだ。無闇矢鱈と教えるのはマズイことになる。だからお前等自信のスキルを把握する事ができたらまず、それがどれだけ貴重なスキルなのか調べろ。信頼できる仲間にだけ教えるなら教えろ。俺のは例えお前等でもそう簡単に教えられないスキルで誰一人として知らないスキル。まっ、その内お前等だけには教えてやるけど、その前に自分達のスキルを磨き、魔法も磨け」


「ケチくせえなぁ」


 俺は口を尖らせ、カズのケチ臭さに目を細めた。


「そう言うなよ。まっ、一つだけなら教えてやってもいいか。一つは"創造"。つまり、その創造を使えばある程度の事を可能にしちまうんだ」


「なんだよそれ、なんかスッゲー卑怯でチートじゃねえかよ!」


 つまり、何でもできちまうとんでもないスキル、って事だよな?!


「クククッ、だろ? だからあんまし言いたく無いスキルでもあるんだが、お前らだからな」


「んじゃさっきの豪雷爆炎龍もそれで造ったのか?」


「そうだ」


 もうどんな顔をしていいのやら……。


 俺達はこの時、カズの底知れ無さを感じた。


「だから俺はその力で自分自信の装備を作った。ゼイラムとデュアルをな」


「ねぇ、それだけじゃ無いよね?」


 美羽は何かを核心した様に、カズにその2つ以外にもあるのではないかと聞く。


「そのゼイラムとデュアル以外にさ、カズが着ているその蛇柄のシャツ。それもそうなんじゃない?」


 ん?


「なぜそう思うんだ?」


 カズは美羽の質問に若干驚いた様子だけど、直ぐにいつもの不敵な笑みに戻す。


「柄が一緒な様に見えるの。部屋に行けばまだ何着か同じなのあるよね? でも、それは他のとは違う。黒みと柄が違う」


 どゆこと?


「……ふっ。あぁ、美羽の言う通りだ。確かに俺が今着ているシャツもディラルボアの素材から作った物だ。ディラルボアを俺はさっき簡単に倒した。だが、この装備を作る時に倒したディラルボアは他のとはレベルが段違いに違う強い奴ので作った。奴は成長すればする程その防御力と俊敏(しゅんびん)差が跳ね上がり、より討伐が困難になる。この間俺達が倒した特殊ワームを覚えてるか? 俺が着てる奴はその特殊ワームの比じゃねえ程の強さだった。正にこの大湿原の(ヌシ)と言ってもいい程のな。特殊ワームは推定ランクAに対し、そのディラルボアのランクはS。Sランクって事は、一つの国を滅ぼせる奴に与えられるランクで、大災害級のモンスターって事になる」


「じゃぁ、カズはそんなとんでもないモンスターを……」


「あぁ、討伐した。つっても、その時は流石に死にそうになったな。その時は親父がいてくれたからなんとか討伐する事に成功した」


「お、おじさんもいたの?!」


 まさかあの親父さんと組んで討伐したと知るや否や、俺達は白目を剥いて恐怖した。


「勿論。俺、親父、そして骸の3人で倒した。まっ、ほとんど骸が倒してくれたも同然だけどな」


「骸ってやっぱりそれだけ強いんだ……」


 美羽は改めて骸の強さを知り、軽く体が強張る。


「普段の骸は推定ランクSってところか? まぁ、アイツが本気になったらSどころじゃ無いんだけどな」


「それって……」


「ベヘモスが気にしてたろ? なんで(きみ)がここにいるんだってよ」


「あっ……」


 確かに会話が不自然だったな。


「つまりベヘモスは知ってるのさ、骸のことを。そして骸も知っているからいきなりベヘモスに飛び掛かった。昔何かあったんだろ」


「昔、ベヘモスと骸は戦った事があるってことか?」


 俺は知らず知らずに額に汗を流し、会話に入った。


「恐らくな。まっ、あんな怪獣じみた骸が暴れたらベヘモスもタダでは済まなかったろうな。ましてやベヘモス自信、骸に勝てるとは思ってないって言ってたしな」


 俺達は骸を絶対に敵に回したく無いと思った。同時に、そんな骸が言う事を聞いているカズとは、何がなんでも本気で敵にしたくない。

 そこで美羽はあることを思い出し、カズにある頼み事をする。


「ねぇ、そう言えばギルはどうしてるの?」


 ギル? ギルって確か、カズがテイムした特殊ワームの子供だよな?


「アイツなら近くにいると思うぞ?」


 ギルがどうしたんだと、カズは首を傾げて応えた。


「え? 近くに?」


「あぁ、一緒に来たの気づかなかったのか?」


「えぇぇ……」


 近くにいたのかよ……。


 美羽は勿論、俺達すらギルが一緒に来ている事に気が付かなかった。


「ギルがどうかしたのか?」


「うん、実はカズに頼みたい事があって」



 それから暫くした後、自分達の拠点にしている野営地に戻り、カズは美羽に頼まれた事を聞くことにした。

 それは。


「やった! 宜しくねギル!」


〈ギウ〉


 美羽はギルを自分のパートナーにしたいと頼み、カズからギルを譲渡(じょうと)してもらったんだ。


「ギルはそのなりでまだ子供だ。でも成長すればお前等が見た超大型の特殊ワームの様に成長するだろうな。だが……、なんでギルなんだ?」


「ん? だってこの間、カズがギルになんかしてたでしょ? もしかしたらさっき言ってた"創造"ってスキルでギルに力か何かを与えたと思って」


「……お前、よく気づいたな」


 美羽のその観察眼に俺達は勿論、流石のカズも驚いた。


「マジかカズ?! えっ?! 美羽メッチャ良いじゃねえか! うわ〜全然気づかなかったあ!」


 俺はその情報を聞き、美羽が譲渡(じょうと)してもらったのを羨ましくもあり、悔しかった。


 ってことは俺もそれに気が付いていたら、ギルを貰えたかもしんねえんだよな?


「ギルには力を与えたって言うより、()()()()()()


「進化?」


「あぁ、ただこのままワームの姿をしてるより、蝶見たいな綺麗なモンスターに羽化できる様に力を与えたんだ」


 は? マジで言ってんのかコイツ?!


「え?! そんな事出来るの?!」


「可能だ。ただそのかわりめちゃくちゃ大変だけどな。ようはギルの脳にそういう事が出来るように電気信号を流し、それに耐えられる様にそれなりに俺の力でギルを強化した」


 いや普通に考えればそんな事出来る訳が無い。

 それは、カズだから出来る芸当とも言えるし、創造の力よりもっと特別な力を持ってない限り出来ない気がする。

 その事を、俺達はなんとなく勘付いていた。

 カズが誰にも教えていない他のスキルで、ギルを進化させる為の力を与えたってことだよな?


「それでカズ、ギルはいつになったら(さなぎ)になって羽化するの?」


 でもそんなことより、美羽はギルが早く羽化し、綺麗なモンスターになるのを早く見たい気持ちが強い。


「そりゃお前、ちゃんと育ててそれなりの飯を食わせたり、戦ってお前と一緒に成長とかしないとそこまでにはならないだろ。まっ、ゲーム感覚で育てると良いさ」


「いやゲームと育成を一緒にしたらマズイでしょ」


 その通りだぜ。


 カズは時折ズレた事を言う為、俺達を混乱させたり驚かせたりする事がある。


「でもさ〜、まさか美羽がギルを貰うなんて思ってなかったな〜」


 ホントそれな?


 沙耶の言う通り、本来イモムシだけで無く昆虫を好きになる奴なんて少ない。ましてや女子がだ。

 けど美羽はギルを気に入っていた。


「なんで? 可愛いじゃん」


「「…………」」


 ……最早何も言うまい。


 でもギルの強さは確かだ。それは俺達全員がその目で見て確信している。

 組員や自衛隊の人達が苦戦する程、厄介な存在だよ。

 ましてや逆にギルに興味が無いと言えば嘘になる。それはカズが言った進化した時の姿だ。


「羽化した時の姿を想像してみなよ。カズのことだからきっと、メッチャ綺麗なんだと思うんだぁ…」


 確かにそれな。


「まぁ、あながち外れてはいないな」


 外れてないからなのか、カズはなんでわかったんだと言いたげな顔をしている。


「やっぱり!」


「今はちょいグロのイモムシみたいなモンスターではあるが、だからこそのギャップってやつになれる様に俺が力を与えた」


「ちなみにどんな風に?」


 おい美羽、食らいつくな。


「それはその時のお楽しみってやつだ」


 すると意地悪そうな顔でカズは内緒にした。


「確かにね、それになんとなくだけど想像できる」


「ん?」


 何故だとカズは首をかしげる。


「だってカズは黒と青が好きじゃん。だから黒をベースに所々青く光ってる感じにしたんじゃないかと私は思うの」


「……お前、よく分かるな」


「正解?」


「正解だよ、ちくしょうが」


 正解を言い当てられ、カズはかなりショックを受けつつも驚いている。

 それもその筈だ、美羽はカズが好きなんだ。好きな男の好みや行動とかを観察し、それを把握するなんて事は当たり前のことなんだろうよ。


「ところでカズ、俺達でもモンスターをテイムする事は出来るのか?」


 俺の質問にカズは頷いた。


「ただし、今のお前らだとそこまでまだ魔力が無いからそれに見合ったモンスターじゃないと無理だ。ちなみに本来ギル位のモンスターでもテイムは出来ないが、元々俺がテイムした奴だからな。だからギル自身が納得した相手か気に入った相手じゃなきゃ譲渡じょうとする事が出来なかったが、どうやら美羽の事を気に入っていた様だから美羽のパートナーになる事ができた訳だ」


「そっかぁ……、んじゃ今の俺達がテイム出来るモンスターって?」


「そうだな……」


 するとカズは目を瞑って考える。

 頭の中ではきっと、知っているモンスターの情報をどんどん引き出して、俺達に合いそうなモンスターを考え出してくれてるんだろ。


「"ゴブリン"や"ゴブリナ"。本来、亜人種ではなくモンスターに分類するからな。他にお前等が1人で倒せる様になったペルトフログ。その他にはゲームやアニメでも有名な"スライム"。"ロックタートル"。ロックタートルってのは名前の通り岩みたいな外見のカメ型モンスターで、性格が大人しいからお前らでもテイム出来る。ガタイが良いし力もあるから荷物運びなんかによく利用されてるな。他に"ブラックスコルピオ"。コイツは幼体の時は体が小さくて知能も低いサソリ型のモンスターだけどが、成長したらとんでもないモンスターになる。後はキノコみたいな小さいモンスターで、"マッシュピンキー"ってモンスターだな。マッシュピンキーはキノコの下にプロペラみたいな足があり、それを高速で回すことで宙を飛ぶ事が出来る。その原理は今だに解明されてないけどな。んで、個体によって赤色、青色、黄色、緑色と光ってたりしてるから夜にそれを見たらある意味幻想的だぞ。またマッシュピンキーは数匹から十数匹の群れで行動してる。まぁ、こんなとこだな」


「なんか、そのマッシュピンキーっての私的には良いかも〜」


「ボクはロックタートルかな」


「んじゃ俺はブラックスコルピオ」


 沙耶、ヤッさん、一樹の3人は今現在テイム可能なモンスターを手に入れたいみたいだ。

 けど俺は違った。


「俺はもっと強くなってより強いモンスターをテイムしてやるぜ!」


 その言葉にカズはまあ頑張れと言いたげな顔をした。


ギルを譲渡してもらった美羽。果たしてギルをどのように育て、どのように進化させようとするのでしょうか。


次回

憲明達は和也に借金し、遂に自分達のパートナーを手に入れます。


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