ねぇ・・もう一度・・・啓二。
更新が遅くなりました。
今回はハード目なアダルトの内容となっております。
15歳未満・又はこのようの名が表現が嫌いな方は、他の作品にお移り下さい。
今度の更新は4月になる予定です。
「ねぇ・・もう一度・・・・啓二。」
繁華街の外れにある一角。
そこだけ別世界のように見える。
原色の看板が淫靡な街並みを形成していた。
建物の看板には、休憩時間や宿泊の場合の料金が掲示され軒を連ねている。
その中の一軒に薫の腕を引いた啓二がいた。
「薫、本当に良いの。」
啓二が薫の覚悟を確認するかのように見つめる。
薫は顔を赤くして俯いている。
「うん。」
薫のか細い返事が返って来た。
啓二は建物を見上げると、思い切って建物の中に入った。
「いらっしゃいませ。」
機械的な音声が二人を出迎えてくれる。
入口を入るとすぐに、各部屋の写真が貼られた掲示板のようなものが目に入る。
部屋の写真の横にはボタンがあり、その中の幾つかは写真の明かりが消えていた。
啓二は初めての入る場所ではあったが、何となく想像ができた。
二人で暫くその前に佇む。
啓二は薫の手を引くと、その中の一つのボタンを押した。
ボタンを押した二人に、受付の小さな窓からか声を掛けられ、部屋のカギを渡される。
二人はカギにつけられている部屋番号を確認してエレベーターのボタンを押した。
薫と繋いでいる手が、恥ずかしい程汗ばんでいる。
目的の階につくと扉が開く、もう一度部屋番号確認して廊下を見渡した。
部屋はすぐに見つかった、扉の上に掲げられている部屋番号が点滅し、場所を教えてくれていた。
部屋に入ると、大きなベッドと小ぶりなソファが目に入る。
TVと冷蔵庫が置かれ、部屋の中は薄暗かった。
二人はお互いに見つめあう。
啓二が薫を掻き抱く。
「薫。」
長い、長い口づけを交わす。
「・・啓二さん、シャワー使う・・ね。」
その言葉に我に返る。
「ごめん・・・」
薫は荷物をソファーに置き、着ていたダウンジャケットをハンガーに掛ける。
そして、お風呂場へと続く入り口へと向かう。
脱衣所には着替えを入れる籠と、バスローブとタオルが整えられていた。
鏡に映る自分を見つめる薫。
これからしようとしていることは、一生に一回だけの出来事。
啓二先輩とはペッティングまで経験しているが少し不安が残る、セックスがどういうものなのかは理解しているつもりだ。
経験済の同級生からも色々な話を聞いている、しかし自分がその場に立つと何も考えられなくなった。
セーターを脱ぎ、スカートを下す、ストッキングを脱ぎながら自分の下着姿を確認する。
私の体、変じゃないわよね、そんな考えが浮かぶのを薫は可笑しく思った。
ブラのホックを外し、丁寧に畳んで衣服の上に重ねる。
自分では結構大きい方だと思っている胸を優しく手で包む。
体を鏡に映しながら、後ろ姿も確認してみる。
ショーツに手を伸ばす。右足、左足、ショーツも畳んで丁寧に置く。
薄いアンダーヘアーが見える。
全身を鏡で見た薫は頷くと、バスルームに入ってった。
空調の音と、薫と啓二の息使いだけが部屋に籠る。
薫に口づけをした後、そのまま啓二の顔が首筋から乳房に向かう、啓二の濡れた髪が触れる。
「はぁっ・・・・」
体を這うように啓二の唇と舌が蠢き、くすぐったいような感覚を薫に与える。
徐々に乳房に降りて来た唇が、優しく乳首を含み舌が絡みつき吸い上げる。
「うっ・・・あぁ。」
余りの刺激に両手でベットカバーを掴む、必要に舌で刺激を与えられ声が漏れる。
啓二の手が、反対の乳房に触れ敏感になった乳首を摘まむように刺激する。
啓二の舌と指に与えられる刺激に喘ぎ声が漏れる。
「はぁあ・・・・けい・・じぃ。」
「かおる・・・」
ひとしきり乳房を弄んだ、啓二の唇がその下に流れていく。
お腹、脇腹、お臍、に舌が這いずり回る。
「あっ・・・はぁ・・・あ・・・」
薫は声を押さえようとするが、快楽に体が反応して悶えるように動いてしまう。
ゆっくりと啓二の舌が太ももの上を這い、そして太ももの内側に舌を這わせる。
啓二の熱い吐息が、太もものその先に届く。
啓二の瞳が自分の性器を見ているのを感じる、誰にも見せたことが無い、自分の性器を見られている恥ずかしさに首を振り懇願する。
「い・・や、・・そん・・なに・・みないでぇ・・おね・・がい。」
薫の言葉など聞こえなかったかのように、啓二の舌が性器に触れた。
強い刺激が薫を襲った、指で触れられた時も切なくなる程の刺激だったが、それ以上に生々しく動く舌が薫の性器を弄ぶように舐めあげる。
「あぁっ・・・いっ・・やぁ・・けい・・じぃ・・そこっは・・だぁ・・め・・はぁ。」
自分の下半身にある啓二の頭を掴み、そこから離そうとするが舌が這うたびに力が抜ける。
薫の性器から湿った音が何度も繰り返され、今まで感じたことのない快感が押し寄せる。
「あっ・・あぁ・・はっ・・いぃ・・あっ・・あっ・・はぁ・・」
自分の性器からどんどん愛液が溢れ出してくる、頭は羞恥心で一杯なのに体がそれを否定している。
あふれ出る愛液を啓二の舌が、唇が、優しく吸いそして乱暴舌をねじ込まれる。
性器の中で蠢く舌に薫の理性が飛ぶ。
「あ・・・いっ・・はぁ・・はぁ・・けいじ・・はぁ・・・あぁ・・それ・・おかしく・・・なっちゃう・・・はぁあ・・」
自分の体から離そうとしていた啓二の頭を、自分の性器に押し付けるように両手で抑えた。
「はぁぁ・・・けいじ・・けいじ・・はぁあ、おかしく、なっちゃう・・おかしく・・なっちゃう・・」
薫の性器を舐めあげる音が、びちゃびちゃとまるで水分を多く含む果物を食べているように、部屋に響く。
薫は膝を少し立て、太ももと両手で啓二の頭を押さえる、そして腰を浮かし啓二に自分の性器を押し付けるようにする。
「はぁ・・は・・はぁ・けいじ・・おねがい・・もっと・・・して、・・あいしてる・・けいじぃ。」
快楽に恭順になり喘ぐ薫の痴態に、自分が薫を変えたのだと喜びを感じこれからすることに興奮が隠せない。
啓二自身も自分の性器が、はち切れんばかりになっているのを感じている。
「ああぁ!いやっ・・・はぁ、あ、あ、いやぁ・・けい・・じ・・おねがい・・もっと・・あぁつんん・・・つよく・・しっ・・・て。」
薫の言葉が啓二の脳を痺れさす、啓二は今まで焦らして触れなかった場所に、音を立てて唇で吸いつく。クチュクチュと態と聞こえるように音を立て、舌先で小さく隠れているクリトリスを舌先で弾く様に舐めあげた。
「いっっっ・・!あぁ・・はぁ!あ・いぃ・・あっ・・」
薫は一瞬何が起きたのか分からなかった、ただ啓二の口が性器を含むようにした事だけは感じていた。
そして今まで触れて欲しくてたまらなかった場所に柔らかく意地悪な舌が這った。
頭が真っ白になり快感が押し寄せた、ビクッビクッと薫が弓なりになり、声にならない喘ぎ声が大きく部屋に響く、自分でも止められない嬌声を上げる薫。
「・・・あ、はぁ、けい・・じ・・いっちゃうよぉ・・そこ・・ぃ、・・きもち・・いいの・・アッアッ・くっ・・・はぁ・・もっと・・・おねが・・い・・はずか・・しいのにぃ・・いっちゃ・・う・・いっちゃう・・はぁああああ!いっくっ・・・・!」
薫の腕と太ももが啓二を逃がさないように強く、自分の体に押し付け体を震わせる。
はぁ、はぁ、・・・薫の荒い息遣いが聞こえている。
啓二を解放した薫は、啓二を見つめて恥ずかしそうに布団で顔を隠している。
啓二はその姿を確認すると、薫の顔を覗き込みキスをする。
「うぁ・・ん・・はぁ・・・」
ゆっくりと唇を離す。
そして、啓二は真剣な顔をして薫を見つめた。
「薫・・・僕のも・・・いい。」
啓二は薫の右手を自分の性器に導き触らせた。
薫の瞳が啓二を見つめキスをする・・・そして、舌を絡める。
「啓二さん、愛してる。」
「僕も愛してる。」
その言葉に背中を押されたかのように、薫は啓二の熱くなったものにゆっくりと手を這わす。
何度目だろう・・・啓二のペニスを焦らす様に前後に滑らせる。
舌を絡めながら、啓二の手が薫の乳房に伸びる。
「けいじ・・・」
薫は啓二を仰向きにさせると、啓二の胸板に自分の舌を這わせる。
「・・・・おかえし・・」
薫は微笑むと、体にキスをする。
右手は啓二のペニスを愛撫つづけてしている。
「っ・・・かおる。」
ペニスの先端を刺激され啓二が声を上げる。
「けいじ・・・はじめて・・・だけど・・してあげる・・ね。」
薫の唇と舌が、啓二の下半身へと向かって行く。
その姿を目で追いながら、下半身への刺激に体を委ねる。
薫の舌がお臍の辺りで離れた。
啓二の下半身にいきり立つペニスを見ながら、柔らかく右手で刺激を与えている薫。
薫はゆっくりと熱くなったそれに顔を近づけた。
ペニスを斜め上から見つめたか薫は、顔に垂れて来た髪の毛を、左手で耳の後ろに流した。
「けいじ・・・・」
薫は名前を呼ぶと、ゆっくりと啓二のペニスを口に含んだ。
初めての刺激が啓二を襲う。
情報や話では知ってはいるが、自分の想像を遙かに超える快感が背中を走る。
薫の右手がペニスを包み込み、口が啓二のペニスをくわえ頭を上下に動かし始める。
「か・・・お・・る。」
その声に、濡れた瞳をに啓二向ける薫。
薫の体に触れ、我慢の限界を迎えていた啓二のペニスが、薫の口と舌と手で刺激され、すぐに我慢の限界が近づいていた。
「かお・・るもう、でそう・・だ・・。」
薫はその言葉に答えるように、さらに早く頭を動かす。
くっゆくちゅと上下させ唾液で光るペニスを口からは離し、啓二に見えるように亀頭を舐める。
「けいじ・・・いって・・わたしもしてもらったから・・いいよ、いって・・・」
亀頭をしゃぶりながら啓二を見つめる。
そしてまた深く口中に含み、くちゅくちゅと音を立てたながら愛おしそうに上下させる。
熱いものがせり上がってくる、さらに薫が含んだペニスに舌をからませた。
「もう・・・で・・るっ、かおるっ!」
ペニスから熱いものが噴出した、何度かに分けて吹きし、その度に快感が啓二を襲う。
薫の頭を掴み、自分のペニスを深く押し付けるようにして、なんども、なんども薫の口の中に放つ。
薫の妖艶に濡れた瞳が、啓二のその姿を見つめていた。
啓二と薫が見つめ合っている。
薫がベットの下から啓二を見つめている。
啓二は、薫の両足の間に体を入れて上から薫を見つめている。
「薫・・・いい?後悔・・・しない?」
薫に言い聞かせるように囁きキスをする。
「きて・・・けいじ・・。」
薫が熱ぽい瞳で見つめ答える。
啓二は避妊具を付けたペニスをゆっくりと、熱く愛液が溢れる泥濘に沈み込ませた。
「かおるっ・・・うっ」
「けいじっ!・・はぁ・・あぁっっ!」
ベッドに横たわる二人。
啓二の右腕を枕にして、薫が軽く寝息を立てている。
その寝姿を見つめる・・・
「愛してる。」
そう呟くと薫のおでこに軽くキスをする。
すこし啓二が動いたことで、薫が目を覚ましゆっくりと瞳を開ける。
薫が啓二にキスをせがむ・・・
舌が絡み合い・・・薫の腕が啓二の首に抱き着く。
啓二の上に体ごと乗り、形を変えた乳房が押し付けられる。
「ねぇ・・もう一度・・・・啓二。」
二人の時間がゆっくりと過ぎて行った。