表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
115/117

警備業界はもっと現状を認識を 1

 76歳の高齢者になると、警備歴40年の肩書は何の役にも立たない。怒りっぽい、惚け。とても通常の職場に迎え入れるにはリスクが伴うとして、面接にすら至らない。書類選考で没、ハローワークの紹介でも駄目。私は運転手10年、その後警備業務40年、確かに下積みの仕事ばかり、だが地道に努力し、まだ体力、気力にも自信があるが、世間には世間の常識がある。でも長年勤めた警備業界、そこはそれなりのニュアンスがと思っていたが、これまた同じ。

 施設警備の求人応募に6社挑戦しましたが、ことごとく年齢の壁に跳ね返されました、それも面接すらなく。他業種4社の内2社は面接となりましたが、これも同様、理由はともあれ結果は年齢。

 妻はクリーニング店で働いていますが、頻繫にコインランドリーを利用する老人からしょっちゅう嫌がらせを受けています。洗濯機から洗濯物を取り出すのはお前の仕事だろうとか、何で両替しないのだとか、と。

 年寄りは怒りっぽく我儘ばかり、又は認知症、ある意味それが世間の認識。故に、高齢者を受け入れる側は、そのリスクがあるため躊躇するのかもしれません。

 S警備会社で11年間働いた私は、これまでも書きましたが、業務におけるエクセルファイルの作成、警備室の清掃及び環境整備等地道に取り組み、遅刻、欠勤などなく、臨時警備も積極的にこなしました。

 しかし、1年前他県から異動となった営業所長により、大きくその環境が変わりました。前にも書きましたが、懇意にしている隊長が激高しながら、会社は私を首にしたいと考えている、と。何でも46歳の人が入るから、お前の所の老人は辞めさせろと。既に75歳となっていた私は、その営業所長にとっては単なる老人としか認識出来なかったのでしょう。

 警備歴40年、大手警備会社の警備課長の経歴、機械警備に従事していた時は犯人逮捕4人、内警察感謝状3回授与、大手警備会社主催の全国柔道大会には何度も支社代表として参加。

 70歳の高齢から始めたエクセルvbaも習得、今尚アクセスの業務システムにトライ中。トラック運転手の26歳の時に、中央大学通信教育学部に入学、卒業するまでの8年間に、結婚、息子3人、32歳で警備会社に転職、34歳で卒業と自分でも努力を重ねてきたつもりですが、高齢という二文字だけで世間と同じボケ老人扱い。

 この50代の営業所長にとっては、その実務経験から年寄りは何とも遺憾し難い存在なのかもしれません。

 ある時こんなこともありました、同僚が昇任試験の二次面接で営業所長が来た際、同僚が私からエクセルを習っているとフォローしてくれましたが、全く無視。またある時は、65歳の定年退職で辞める社員を説得に赴いた所長は、その帰り道のこの警備隊には立ち寄ることもなく、これまた無視。現任教育で話す機会もあるのに無視、最後は私から退職のご挨拶に営業所に伺うと言っても無視。

 退職の慰労の電話もなし。以前勤めていたビューホテルアネックスでは、同僚の賀田ちゃんと突然の退職したときは、わざわざK部長が駐車場に来て労いの言葉を掛けて頂き、この6年間何かと大変だったが報われたな、と。しかるに大手警備会社の傘下となったこのS警備会社の営業所長は人の上に立つものとして、その一言すらない。

 思えば、社長に支社長に断りもなく手紙を出したことが尾を引いているかもしれない、何故ならその手紙を出した直後、本社から巡察に来た幹部が、既に噂になっていると。その後支社長は本社から何かと指導を受けたようで、私のことはこの営業所長にも引き継がれたかもしれない、要注意人物として。

 また隊長が、現場から管理部門への異動で面接を受けた時、面接官の取締役から、君の警備隊だってね、社長に手紙を書いたのは、と設問され、他3人から一斉に振り向かれ赤面した、と怒りを私にぶつけたこともあった。

 私は、中堅幹部の素養として十分なエクセル知識は不可欠、また事務処理を円滑に進めるにはvbaが必須と書いただけ、会社に対する誹謗中傷は一言も述べていない、所謂意見具申、その何がいけないのかさっぱり分からない。


 十分に働いたからと家族が労ってくれるのは何よりの幸せ。そう、特別何をしたわけでもないが、かと言って社会に迷惑を掛けた訳でもなし。18から働き58年間働いた、それで十分、良しとしなくては。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ