何故人は歳で判断するの 1
大手警備会社に入社して15年後、関連会社に移籍した。そこで警備課長を約8年間勤めたが、その時エクセルを覚えた。と言っても多少関数が理解出来る程度だったが、65歳でまた警備会社に就職した時はその知識が役に立った。小さな警備隊で隊長が勤務シフトを作成していたのを見ていた時、手作業、手入力だったので、それでは非効率だと指摘し自動入力システムに変更した、爾来隊長は使ってくれている。
でも、1ヶ所だけ手入力が有り、それが納得いかなくて更に勉強した。幸いネットは何でも教えてくれる、それに相応しい関数を見つけ解決することが出来た。そして何気なくネットを見ていると、これからはvbaが必要だと、そしてそれは事務処理に変革をもたらすと。
警備課長時代、現任教育始め警備員名簿の整理等警備業法上適切かつ迅速な処理が求められるが、まだエクセル知識が脆弱では思うように仕事は捗らなかった。で、一念発起して70歳からvbaの勉強を始めた。
最初は何のことかさっぱりわからない、大体が変数の意味が理解できない。Dim,For,If,Then,え、これ何の世界、やはりこの歳では無理か、心が折れそうだ、放り出してしまった。だが、集計シフトを作成する際、関数だけでは限界があることが分かった。確かに、その途中に、手入力すれば集計可能だが何か釈然としない。
そのジレンマを抱えながら、ユーチューブを見ていたらある先生のvbaの動画があった、とても分かりやすい、これだと思った。もう73歳になっていたが夢中で勉強した。登録、作成、集計のプログラム、しかも変数が分かりやすく解説されている、やっと巡り合った、喜びで震えた。
警備課長時代に抱えていた問題はこれで解決した。警備隊のパソコンには、業務改善フォルダを作成し、警備隊に必要な各種ファイルを収納し、いつでも隊員が使えるようにした。
皆使ってくれている、些か鼻が高い。そして偉そうに皆にこう言っている、エクセルはどのような表も作成可能だ、作成出来ないのは自分の知識不足、分からないのは自分の勉強不足。
そして、この知識を支社でも活用して貰いたいと、ある日支社長に思いを告げた。が、意外な結果となった。




