依存
初投稿です。
とある企画の小説です。
同性愛、過激な表現が含まれるので
苦手な方は戻ってください。
『眠り鼠、名前をつけようね。』
気づいたらそこには割れたカップがあって。
気づいたら手と足があって、僕という者が
存在していて。
『貴女はなんばんめだったかしら。』
綺麗な金色の髪を揺らしてニコニコしながら
...きみはだれ?そういえば僕も誰だろう。
『名前をつけてあげるわ、貴方、ほんとうは
兎さんだったのよ。三日兎だったのよ、』
何を言ってるのか分からないけど、その人が
何処か懐かしく感じたのはよく、よく覚えてる。
『ラビィ。ラビィにしましょう!ね?ラビィ!』
楽しそうに笑ってる。
人の名前をつけるのってそんなに嬉しいこと
なんだろうか。...人、なのかな僕って。
『私はアリス!アリスっていうのよ!ね、
これから宜しくね!ラビィ!!』
...うん。うん、いいよ、僕、ラビィって言うんだね。
*
たくさんの人(??)に会った。真っ赤な女王様、ユニコーン。変なお花。シマシマ猫さん。いつもお茶会してる変な人たちだって。
もっと沢山いるけれど流石に名前までは覚えられなかった。
...ここは、夢の世界?
『僕らのアリス。』
アリスが僕を作った。っていうこと?
...すごいや。凄いねアリス。
「僕らのアリス。すごいやアリス。」
なんばんめでもいい。なんばんめでもいい。
だから僕のこと、もっと愛して、愛でて。
ずっとアリスの僕であってほしい。
アリスがいないなんて。
誰もが悲しむだろうに。それさえも楽しんでいるのだろうか。




