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第2話 夢に飽きた天才

 化学の発展により、バーチャル空間なんてあって当たり前。体育館でもパルクールだってできるわけだが……


「あんなもんのどこが楽しいんだよ」


 確かに便利だし計算されてるから初心者だろうが上級者だろうが安全にできるさ。

 けどな……そうじゃねえだろ。パルクールってのは、


「安全なんて程遠いから、スリルを感じるから楽しんだつうんだよ」


 まあ、俺のいる位置も安全とは程遠いよな。

 ビル10階建て、落ちれば死。足場はぐらつくような細い道。隣のビルとの間隔も遠い。それが最ッッッッッコウにいいんだよ!!!


「さてと、今日もやるか!目指せ!再生回数せんまんか……『ピピピンヨロピン』んだよせっかくやる気出たのに」


 それが今日までのこだった。別に悪くなるわけではなかった。直感さ。ここから楽しくなるんだって思ったんだ!


『人類諸君、君たちは今どうかな?

どうかなとは、まあそれぞれでとらえていいことだけど

笑って楽しんで悔しんで泣いて挫けて進んで行く君たちに細やかな、そうだなご褒美だろうか?

フフフッ、これからも君たちの姿を見せてくれ』


 そんな、短絡的なメールが送られてきた。

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