記憶の交錯と予兆
m(__)m
第22話【反逆の企て】 場所:クウェルブ県 すたじあ家(?)
「まぁ、6柱を倒せるだけの力があるってことは、それなりに相手に反抗出来るって事だろ?」
*そうですね...でも、柱の中で6柱は最弱です...上層部が何を使ってくるか...
「まぁ、反抗出来ないって訳でもないな。」
「そういや...すたじあ、さっき"反抗出来るって事だろ?"って言ってたけど何か知ってるか?」
「あぁ、フィネってやつが言ってたけど、柱にはそれぞれ"弱点"があるらしい。」
「フィネ...」
*あぁー、マスターが言ってた架空記憶魔法「ヴィーチュラー」で出てきた人の名前ですね。でも、ヴィーチュラーの記憶で実在する人物の名前が出るのはそれほど珍しくないですよ。
「ほーん...」
「だから、その"弱点"を突いて、相手を倒せばいい。」
「まぁ、弱点なんて知らないがな。」 みかんばこが呆れたように言った。
第23話【フィネ】 場所:クウェルブ県南の都市
「すたじあ、ここでその"フィネ"って奴に会ったんだな。」
「おう、ここで会った。」
そこは酒場だった。
「そういや、俺は未成年だから...」
「いや、ここお酒ない」
「マジか」
*フィネさんはマスターの記憶の中では、私とほぼ同じ位の大きさ、歳だったようです。
「誰なんだ...フィネって...」
「どうかしたか?れくさす。」
「いや、架空記憶であれ、フィネが"現世"に来てた。 気付いたら異世界(ドンだー界)に着いてたんだよ。 そいつ、俺は...界王だと思う。」
「バカな、それは無いだろ。」 みかんばこが言った。
「ナキア、変身魔法ってあるか?」
*未確認...です...
「急ぐ必要はない。今すぐ反逆を起こす必要は無さそうだ。」
第23.5話【一方その頃】 場所:クウェルブ県ヴェスティエーテ
???「第6柱の仇...絶対に取る...」
次回。「仇打ちに誰かが...」