異世界と謎のカード
【前書き】
はじめまして。D+iamondと申します。大の音ゲ好きなんで、この小説を書きます。慣れないうちは自分でもゴミラノベだな、と思いますがゆっくり、まったりと頑張っていきます。
【主人公紹介】
主人公の名前:龍玄海闍/れくさす
年齢:17
ドンだー界に迷いこんでしまった。
【第1章】「誰だよ」
静かな朝。
「ふぁーあ...」俺は、眠そうな声を出した。
「おはよう」ーってか一人暮らしだし...
「おはようございますぅー」
「んっ?」まるで何が起きたか分からない小鹿のような声を漏らした。
「早く降りてきてくださいよー 今日はテストですよー」
「はっ?誰?わしは高校生なり...ハッ!!期末か!!」
「何言ってるんですかー 早く降りてきてください。」
ない。ない。スマホが...あれめっちゃ大事。それよりも、誰だよ...
と言いつつも俺はいっつも住んでいる部屋を出ようとした。ここからエレベーターに乗って...って、後ろに何か居るし!!誰だよ...
【第2章】「ここどこ」
「私の名前はフィネ!クウェルブのリーダーよ。」
「クウェルブて何すか」
「あなたは何を言っているんですかー?今日は選別テストですよー」
「あなたは初心者ドンだーのれくさすでしょうが」
「はっ?ただの高校生ですけど」
「警察に言いますよ...って、スマホ無ぇや」
「てか、ここ俺んちかよ」
「そうですよ♪」
「いや、ちげーだろ、どう見ても荒らされてるし、泥棒かよ」
「違いますよ!」
「...てか、スマホ返せよ」
「す...ま...ほ...?」
俺より年下の女の子が不思議そうに言った。
「...でも、お前この街に住んでないだろ」
「私が住んでるのはヴェスティエーテよ。」
「何言ってんだ、ここは東京だぞ」
「表出ろ」女の子の迫真の声。
「ここどこ」
【第3章】ドンだーデビュー
「まぁ、初心者だから、あまり分かってないことが多いみたいね。」
「お、おう...」
「分からないことがあったらそれに聞いてね♪」女の子はカード(ICカードっぽい)を俺に渡して消えた。
*ブゥン... 起動音。
*こんにちは。ドンだー広場へようこそ。 女性の声。恐らくAIだ。
*ドンだー登録をします。 ドンだー...? 太鼓の達人のプレイヤーのことか。
*あなたのSNはれくさすです。 えっ、てか、俺音ゲー苦手だし...
*まずは今日(数時間後)行われるドンだー試験に向けて、練習してみましょう。
*あなたはクウェルブ県のドンだーの中で現在最下(9630/9630)位です。
*ドンポイントを貯めるごとにランキングが上がっていきます。
*貴方が現世に帰るためにはドンだーの中で一位になるか、魔法帝に認可されることが必要です。
「異世界かよ...」
*早速練習場所に行きましょう。クウェルブ県の中には太鼓の達人の筐体が沢山あります。
*外を歩いて筐体に向かいましょう。
「一番近い場所...って5km先かい」
*遠いですね、魔法を使いましょう。
*画面に「魔法」の欄があります。そこから「ワープ」を選択してください。
カードから光が出た。ホログラムのようだ。
「魔法...か」
「ワープ」
*ワープします*
ンバッ