ダブルクロス 復讐者たちの鎮魂歌 ep1-3 偽りの記憶
そこは、なんというか、森ではなかった。
いや、森ではあるのだろう、森の一部を完全に伐採して、平地が出来ていた。外からは見えないようにする為に、幻惑系統のエフェクトを使っているのだろう、今の世の中不思議なことは、「そういう能力を使った」の一言で片付く、きっとさっき感じた、違和感もここに展開されている、エフェクトが原因だろう。
「ここで起きてる事は現実、それは偽物でも何でもない、ホンモノなんだよ、自分を見失わねいで、梵」
「あぁ、わかってる」
「きっとここで見るものは、あなたが予想できるものではないわ。」「行くわよ」
その時、桜の目は、いつもとは違う、仕事の時の残酷で冷酷な目をしていた。
その中は境界を超えるとそこには、周りには森として認識されている場所には、大きな、施設があった。
少し歩くと看板が見えてきた、そこには
{複製体精神安定実験施設}と書かれていた。
「!?」
確かに知識としてはあったUGNにもそうゆう、非人道的な施設があり、実験が行われて居たという。ことに対しての知識はしかし実際に見るのは初めてだった。
桜は説明してくれた。
「ここでは複製体精神安定実験施設なんて看板はあるけどそんな実験はしていない」
ここまで聞いて俺は不覚のも安心してしまった。さっきの桜の顔を思い出せばそんな生易しいところではない、などとすぐに分かったはずなのに、、
「じゃあここでは何の実験をしているんだ。」
「ごめん、確かに精神の安定の実験しては、居るはでも不思議じゃない?今までに完成された複製体には、精神が不安定になるどころか、風邪などによる身体的な不調は報告されていないのよ、じゃなんでこの施設があると思う?」
「、、新たに報告されたから、もしくは何かしらの外的干渉によるイレギュラーが発生することが報告されたかのどれかか?」
「二つともはずれ、正解はまだ人格の設定されていない複製体にもうすでに居る人格データをインプットしてその人の体を複数人居ると誤解させ何かしらの方法で、その人物たちをコントロールする能力の研究施設」
「でもこの実験には問題があったの記憶、得た情報を共有しているの、だから痛覚などが複製体にも伝わったの、しかも情報としてだから継続ではなく一瞬にしてその複製体が感じた痛みをだから、例えば私が腕の骨を粉々にされたとしましょう、直すまでに2分かかったその間の120秒間の痛みが一瞬に凝縮されるのその痛みは複製体だけではなくそのオリジナルにも反映されるの、その痛みに耐えられずに殆どの実験体たちは自殺したわ」
「そこで次に科学者達が考えたのはなんだと思う?」
「痛覚、考える思考能力の遮断」と俺は迷うことなく答えた
「そう、言葉だけなら簡単そうだけど、それには新たに薬品投与、脳を直接いじる実験を行われたは、その結果できた実験体は殆ど人形らしかったけどちゃんと機能したらしいわよ、」
「その子はどうなったの?」
「つい先日よ、ある組織に裏切ったらしいは、理由は簡単その子は導き手が必要だったしかし科学者たちはそれに気づかなかった。そのことに気付いた敵組織のリーダーにいいように唆されたと言ってたは、」
「ここからは私の妹が受けてる実験だわ、そのことを踏まえて次に科学者たちは何をしたと思う?」
「、、、、、、」
「科学者たちはオリジナルの脳に別人格の人間のデータを組み込んだのよ、その人格は痛覚の遮断、裏切りなどのつながる事に対しての強制的の思考の放棄のさせ方の技術を作り出してもう実用段階まで行ってるらしいは、私に面会許可が下りてるのはきっとそのテストね、機能してるかの、、」
「さぁついた、この扉の先には私の妹リーナが居るわ」
何があっても目をそらさないでリーナを見てあげて
今回はヒロインの桜のセリフが多かったです。
でもこんなことが可能な世界に生きる希望があるのでしょうか?
TRPGはいろんなことを学びます。
ここでは書くと長くなるので活動報告のほうで、、