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復讐者たちの鎮魂歌  作者: Quri
見るはずの未来もう手に入らぬ未来
3/9

ダブルクロス 復讐者達の鎮魂歌 エピローグ守られていた者

 観月リーナ


 小さい子から外の世界を見たことがない、生まれた時からUGNと言う組織の観察下で育てられられた。

 まぁこう言えば聞こえは良いが実際のところ実験体だった、私の世界は一つの部屋の中で完結していた。

 それでも私は疑問を持たなかった、なぜなら外の世界のことを元々知らないのだから外の世界の知識は確かにあった

 しかしそれは決して正しいものではなかった。大人たちが作った絵本などには外の世界に行くと、

 死ぬと書かれていて周りからも外は怖いものだと教えられた。

 そんな生活が続いていくうちに変わった。

 確かあれは10歳の誕生日だったと思う、なぜか施設の大人たちに、君の姉と紹介された

 まぁこの頃には完全に心を閉ざしていた分けでしてハイ、まぁ仕方のないことですよ。

 毎日薬品投与とオーヴァードとしての訓練の繰り返し自由時間は時間がたつにつれて少なくなっていて、

 誕生日すらもういつか分からなくなっていたわけですから。

 話がそれましたがここからが本題です。

 連れてこられた姉というのが「観月桜」と言う。頭が残念な方でして、

 心を閉ざしてるつもりがこの方のせいですぐに打ち解けたんですよ。

 まぁここからは楽しかったですよ最初のうちは姉が外の世界の話をしてくれてその話はどんな話よりも新鮮で面白い話でした。

 そこから二~三年たった頃からでしたっけ、お姉ちゃんから、梵舞桜という名前の人の話を聞くようになった。

 そこでデリカシーがあるわけもない私は確かこう言ったんですよ、お姉ちゃんは梵舞桜のこと好きなのと、言ったら、

 顔を真っ赤にして違う違うと言っていたけど本当はぁ~と、言って答えてくれましてなんと、

 そん部屋にいっぱいに響くレベルの大声で、好きですよ、悪いでございますかと逆切れされてましたね。


その時は私は忘れていた私には幸福な時間が続かないと、、

今週で最後の背景来週から本格的に物語が動き始めます

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