第二章No.END
第二章
No.END 「校長室」「雲は暗く私は黒く、そして三毛猫は麦焼酎を夢にこぼしたとさ完」
僕たちは今校長室の中に入っていた
こういう部屋は何処もこんな感じなのだろうか
僕は、赤いカーペットいや絨毯を踏みながら中に入る
まるでその感覚が血の中にはまっているようで
どうも気に入らない
しかしそれ以上に気にくわないのは
「やあ時麦君」
その校長が座るべき場所に
おじさん、すなわちここの教頭をしている
「時麦 街夜 (トキムギ ガイヤ)」が座っていた
全くこの名前のカッコよさの格の違いは何なのだろう
全く内の一族は馬鹿ばっかのようだ
「おじさんずいぶんなことしましたねー」
声が笑っていないことに気付く
「ははは、喜んでくれたなら結構」
僕の横で彼女が今にも飛び出しそうであるが
彼女一人くらいなら何とかなる
「その前におじさん、ちょっと話を」
そう言うと彼は何気なく私達も見て
どうぞ、と手で示す
「おい君死ぬつもりかい」
「なんでよ」
「落ち着く必要性はあるがしかし、」
と手に着いている爆弾を見せると
「それでも相打ち」
「無理だ」
「なんでよ」
「君のはたぶん爆弾ではなく毒だ」
「何でそんなこと」
自分たちはどうも爆弾という意識を刷り込まれ手放しに信じすぎてきたがしかし、これが爆弾ならは足して叔父はここに私達を招いただろうか
少なくともあいつは違う
潔さはない
ただ自分それだけを切り詰めた
究極の芸術ともとれる「自己中」
それは自分が世界を動かせると信じ
自分のみが人だと考えている
そんな奴が人間以外に殺されたいなどと思わない
そしていつでも殺せるような用意をする
たぶんこれは間違いなく奴の手口からすればお気に入りの
「エクスタシーwx」だ
「とにかく黙っていろ」
「おじさん、これでゲームは終了だよね」
この人は遊びではやってはいない
自分の思いつきを現実にしたいだけだ
遊びじゃない、だからやっかいだ。
「ふふふ、そうはいかないよ
答え合わせがまだじゃないか
偶然ココに来たかも知れない、、、そうだろ最悪くん」
「できればその悪魔くんみたいな減らず口で言うのをやめていただけませんか、街夜サン」
「ふふふ、君は僕がその名前嫌いなの知ってたよね」
「えーと答え合わせですが」
「まー良い聞こうじゃないかへっぽこ」
「あなたのがガキさ加減には付き合い切れませんが
まず、第一の死体があったのが
国語室、で次が
「ちょっとっと待って」
「うん何かなお嬢」
僕は鳩尾を殴られてから聞かれる
「この犯人目の前にいるんだから」
「これだから最近の若い物は夢がないなー」
それはぼくじゃない、目の前にいる教頭だった
「どう言うことですか、こんな時に夢が」
「夢は人それぞれだ世お嬢ちゃん」
「私はお嬢ちゃんなんて名」
「助手君、こういうのはルールがある」
「無いでしょ、こんな時に」
「いやあるんだよ、問題がある限り答えが無くてはいけない」
「どういう意味そんな単純な」
「嫌だめなんだ裏表は絶対にある、見えないだけでこれだけは人でも無理だ」
「・・・・・そんなこと」
「・・・そんなこと絶対にありえない」
「さて、言い終わったようなので、続きを
えーとどこからでしたっけ」
「国語室の次よ」
「ありがとう助手君
さて、つづきですが、まず国語室の殺人次に海水プールのような海水プールで最終的に、標本みたいに殺された蝶男と」
「で答えは」
「そう世それがどうしたっていうのよ
だいたいあの謎々は」
「嘘だ」教頭が言った
「えっ」助手が驚く
無理もない、信じたのを嘘だと犯人自ら言われたのだから
「でっ、だったら何であんな物」
「おいおい信じろなんて言ってないよ、木島しゃん」
「うるさい」
「えーでは、私が言っても良いのですが、前途有望な助手君、キミに答えてもらおう。」
「無理ですしつまらないし」
「今すぐ息を詰まらして上げようか」
教頭が言った、その腕には赤いボタンが一つ
果たして本物かどうか実に疑わしい
「えーと降参」
彼女は死にたがりらしい
「もうちょっと考えて見ろよ」
僕は彼女の腕を後ろ手にクロスさせて握る
そうしないと今にもボタンを取りそうだ
「えーとヒントだ」
「インパクトだ」
「ナニソレ」
「棒読みになるのは良い事じゃないがしかし、良いのかソレで」
「うーんちょっとっと待って」
「分からない」
静寂を返せと言いたいがまあ良い
「もうよろしいでしょうか」
「いいんじゃない」
だめなようだ
「ではヒントだ」
「イヤ要らない」
「頭文字」
私ー転換
そこで私はあることに気づく
私の脳はノーベル賞をも遙かに越えた次元の論理を展開させたがソレは
違った、大人という概念に惑わさされ、こんな大人がそんな
そんな幼稚なガキの発想だった
「分かったわ、クソ探偵とガキクズが」
「はしたない」
そう言うそいつを地面に寝かせつけてから奴に言う
「頭文字ですね、ガイヤさん」と
さてこの問題の肝は
(インパクト)それと(頭文字)
それから考えると
国語室 首無し死体
海みたいなプール 内蔵鍋人間 ビキニの遺体
理科室 蝶人間の遺体
そんな簡単なことに気づか無いとは
始め教室や問題用紙がヒントだと思った
しかしソレばかりに重点を置きすぐてこの異様な物に目を向けなかった
いや、背けていたのだ
そしていざそれは実にいい加減でひょっとしたらひょっとしなくても
やらないと思う、国語室聞いたことがない
砂のある教育用プール、豪華すぎる、異様だ
そして、蝶の血、間違いなく奇っ怪だ
人の死を前に目を背けそれを理解しない
灯台もと暗しとはこの事なのか
国語教室の「こ」
海のようなプール「う」
蝶のような死体「ちょう」
実にバカらしい 本当に
と言う事よ」
私は一通り話すと奴は教頭はにニヒニヒ笑い
それでは試験終了だ
「木島 零個君」これでキミの精神異常は解決されたことにする
プログラム終了




