始まりは[宿題
その時だった、私は目の前にいる怪物をけ落とそうとして、その足を失った、されどその限りない苦しみの中、私はあるものを手に入れた。それは幸せなんて都合のいいものじゃない、しかし私にしてみれば十二分に幸せといって過言ではなかったのだ。
この物語というには明らかにお門違いな記録であるが
しかしどうしても私は言いたい
誰が何と言おうと、この話は明らかに私のには重過ぎた
けれどこれが誰かの目に触れることなどないだろう
そう、この話は、いえ物語は、私の胸にあり
決して漏れることはできないのだ
さあ、始めよう懺悔には重すぎて
話では軽すぎる、そんな話を
この話に登場する人物をまず二人紹介しなくてはならないだろう
それに、こういう物語の書き出しに数多くかかれる
詳しくは前の○○を見てね、などないから心配しないでほしい
悪魔で、いやもう語ることなど、無い、嫌、語ることすらできなくなったのだから
まず私から紹介させてもらう
私の名前は「木島 零個」
実に、実に、よく解らない名前の由来を感じるが
自分は結構気に入っている、何と言っても自分自身のことだ
今更後悔しても始まらないだろう
さて手短すぎるくらい簡素に書いたが
私に正体不明に謎の青少年ぶりは追々暴かれるとして
この物語の、探偵について話さねばなるまい
さてその名は、金田一何某でも、ユメミズとも違う
そのいい加減さ相まって99人が聞くだけで怪しみ
残りの一人が、警察に通報する
その名は「時麦 最悪」と言った
覚えておいてほしい、少なくとも最悪ではなく
私の名前、「零個、是非とも覚えておいてほしい
零個をよろしくお願いいたしまーす。」




