恐怖という名の自己険悪
他人が怖い。
何を考えているのか分からない他人が怖い。
こんな事を言うと、もっと自分の肩身が狭くなるのも分かってる。
でも、嘘をつくなら死んだほうがマシだ。
いつか廃れていく物が怖い。
自分が関わっている物なら更に怖い。
輝いている頃を知っている物が廃れてゆくのは心が人に押し潰されるくらい辛い。
でも、いつか僕も廃れてゆく。
明日が怖い。
夜を待つ夜もそう少なくない。
頼むから3時で止まってくれと。
でも願いは叶わず残酷な時に押し流されてゆく。
そしていつか朝になる。
人生が怖い。
自分の視点と他人の視点が違うことに気づいて、妙に不安になる。
生きているということに不安がある。
いっそ、もういっそ、
殺してくれ。と、
でも生きたがりで死にたがりな僕は
明日も生きてゆくんだろう。