幸せな夢?
第90話です。
一応、もうちょっとだけありますがこれにて黒の騎士団は全滅です。
・・・・・・
マシュ―「・・・あれ?」
マシューは気が付けば自分が馬の上に乗っているのに気が付いた。周りには死んだはずの仲間がいる・・・
時間帯にして夕方・・・・・・状況的に考えると自国に帰る道中であることが分かる・・・
先頭の方を見るとこれまた死んだはずのオルーガーがいたことを確認する。
オルーガー「あ、目覚めたか・・・まぁ眠ってしまうのも無理はない。皆へとへとだからな・・・お前だけではない。」
マシュ―「だんちょう・・・?し、死んだはずでは・・・」
オルーガー「おいおい、勝手に殺すなよ・・・それともあれか?夢の中で俺が死んだ夢でも見たのか?」
マシュ―「・・・」
オルーガー「まぁ、どうせ自国までまだまだだからな・・・しばらく休むがいいさ。生憎魔王もカグヤもクロノアもホワイトも皆、富裕層の所に行ったところだしな・・・これでしばらくは資金に困る心配はないというわけだ・・・」
どうやら魔王たちはオルーガーたちの手によって捕らえられてしまい富裕層に売りつけられているところだという・・・
これによりオルーガーたちは富裕層とはいかないまでも裕福な暮らしができるという。
そこでマシューはこれが夢ではないのかと頬をつねった。
痛みが出る・・・どうやらこれが現実?であると確信する・・・
マシュ―「は、はぁぁぁぁーーーーーー・・・ゆ、夢ではない・・・?よ、良かった・・・」
すると後ろの方から仲間の声がするのが聞こえた。
これも死んだはずではあるがマシューはクロエ コガネ オルーガーの死体しか見ていなかったのでここら辺は正直分からなかった
仲間たちはそんなマシューをからかう・・・
「おいおい・・・マシュー、お前怖い夢でも見ていたのか?目に涙を浮かべていたぞw」
「情けないなぁ・・・wお前、男なんだからこれぐらいでへこたれたらダメだぜw」
マシュ―「う、うるさいなぁ!!?ぼ、僕はへこたれてなんかなーい!!」
クロエ「・・・普通にうるさいわね」
コガネ「そ、それがいいと思いますが・・・ははっ・・・・・・」
更に後ろには死んだはずのクロエとコガネがいた・・・
これにはマシューは眼にぽろぽろと涙をこぼしたが、とりあえず腕でそれをぬぐって前を向いた・・・
その視線のさきにはリーダー・オルーガーが当然いる。
そしてある決意を固めた・・・
マシュ―「・・・リーダー」
オルーガー「なんだ?」
マシュ―「・・・ぼ、僕決めたことがあったんです」
オルーガー「いってみろ」
マシュ―「ぼ、僕・・・オルーガーさんの役に立って右腕として誇れるように頑張っていきますから・・・それまで見ていてください」
オルーガー「・・・ふ、中々関心深いことをいうものだ・・・・・・そうか、修行に励むことだな。お前なら出来るさ」
マシュ―「・・・はい!!」
マシュ―は夕日をそう返事すると、夕日を眺めたまま馬を走らせたのであった・・・・・・
マシュ―(あぁ・・・やはり私は・・・・・・幸せ者だったのか・・・・・・・・)
・・・
カグヤ「・・・この技はかけられた対象を覚めることのない都合のいい夢を見させ、脳を完膚なきまでに焼き尽くす一撃必殺技・・・かけられた対象は現実世界で死んだことすら気づかずに幸せな夢を見て、それが現実であると完全誤認する。この技の最大の欠点は対象を一人にしかかけられないことと完全に動けない状態にするという手間が必要じゃが、クロノアとホワイトは良くやってくれたものじゃ・・・賞賛に値する。さて・・・お前さんはどんな夢を見たのか?果たしてその夢は本当に幸せであったか・・・・・・」
「・・・あ、そっか」
「もう既に死んでいる状態のお前さんに行っても意味無いか」
カグヤは『幸せな夢心地』(ハッピー・ドリーム・フィーリング)を受けて、死んでしまったマシューを見下ろした。彼女・・・いや、彼の体は既に冷たくなっている。
そしてカグヤは周りに生命体がいるのを確認すると大事にならないうちに瞬間移動を使うのであった・・・
カグヤ「・・・おっと、どうやらこの星は先人たちがいるようじゃ・・・下手に騒ぎになる前にさっさと退散するかのぅ・・・・・・」
ビュン!!
「aenviaevfibaevfinievieuh?」
「fvaievfiuaevibeiviuaehviueahviuaenbvfiea?」
「・・・turetekaeruka」
こうしてカグヤはバルファルク王国に帰った
そうして黒の騎士団たちとの闘いはバルファルク王国側の勝利で幕引きするのであった・・・・・・
先人たち
飛ばされた先にいた異星人で謎の言語を喋る。
だが一部わかる原文もあるため高度な生命体がいるのではないかという話がある。




