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バカを待つと苦労する

第81話目です!


今回はちょっとグロいかも?

(数分前・・・)




ヒョウガ「・・・ちくしょう!!黒の騎士団め・・・!!巧妙に姿を隠してやがる・・・!!『探知』でも反応しないし・・・どうなっていやがるってんだ?これは」




アックス「・・・」







一方バルファルク王国城下町にて、ヒョウガとアックスは逃げ出した黒の騎士団3名を捕縛するため、町に繰り出していた。



ヒョウガはそう遠くにはいっていないと判断しているので町内を部下総動員で探したが見つかる気配は一切なかった・・・そんななかアックスはというとどこか微妙そうな顔をしていた。



一応アックスもヒョウガに続いて探しているようだがあの時の光景がまだ引っかかっているらしい・・・





アックス「・・・おい、ヒョウガ」



ヒョウガ「なんだ!こっちは忙しい・・・」




アックス「すごい言いにくい話だが・・・もしかしたらあいつらはそのまま魔王城の下まで行ったんじゃないか?」




ヒョウガ「?・・・どういうことだ?」





アックス「そのままの意味だ。要するに奴らはまだ魔王城の中にいるのかもしれないっていう話だ・・・」




ヒョウガ「・・・・・・」





数秒ほど沈黙したのちに、ヒョウガは突然笑いだす。





ヒョウガ「・・・くははははははははははは!!!!!そんなわけないだろう!?そんな灯台下暗しかのごとく見つからないなんてことは・・・それに聞いた話では奴らは一流の騎士たちで構成されているとも聞く・・・もしまだ魔王城にいるというのであればそれはただの馬鹿がやることだ」




アックス「・・・だがなぁ」





ヒョウガ「ならばお前だけでも城に帰るがいい!!俺はそのまま探索する」




ヒョウガはそう言うとアックスを置いて探索を再開した・・・だがやはりアックスはどこか不安を覚えていたのであった。


アックスはヒョウガについていこうと思ったがその足を止めた・・・





アックス「・・・いや、ここで無理にヒョウガの後を付けなくてもいいだろうな。少なくとも・・・それよりもアリスとカグヤの二人と合流しなければ・・・・・・」




アックスは踵を返して魔王城へと歩みを進めた。すると目の前に一人の犬の頭をした人型の魔族の子供がアックスの前に現れたのであった・・・


その少年は少しおどおどしているようであった。





アックス「?・・・どうかしたのか?」




アックスはそんなおどおどしている少年に対して身長を合わせるようにしてしゃがんだ。



そして魔族の子供はおどおどしながらこう言った。





魔族の子供「あ・・・あの・・・・・・・幹部さんであってますよね?」




アックス「あぁそうだが・・・どうかしたのか?」






魔族の子供「そ・・・その・・・・・・なんか魔王城から大きな音がしたんですけど向かわれないんですか?」





アックス「え」






アックスは魔王城を見た。



一件何も無いように見えるが・・・






ドォォォォォォオーーーーーーーーン!!!!!






魔族の子供「あぁ・・・また・・・・・・」





アックス「」





アックスはこの時点でやらかしたと感じてしまったのだ。


そう、自分は否が応でもカグヤの方に行くべきだったと・・・





そして今更気付いたことがある・・・




それはヒョウガは一見すると賢い存在に見えるが実際は天然な方の馬鹿であるということを・・・






真に賢いのはカグヤだ、あいつはどこまでも冷静であった。




アックス「・・・ありがとう、少年。行ってくる。」




魔族の子供「え、えっと・・・ヒョウガさまは・・・」




アックス「あいつは置いてく、少しお灸は据えさせる方がいい・・・」



アックスはそう少年に感謝すると大ジャンプで魔王城まで人っ飛びした。



アックス「・・・さてと、流石に壁を壊せば怒られるだろうから・・・・・・あれを使うか」




アックスはそう言うと体を透明化させた。



一見するとこれはただの透明化にも思えるが、ただの透明化とはわけが違った・・・




アックス「『壁抜け(ノークリップ)』!!」





この『壁抜け(ノークリップ)』は使うと透明になれるほか壁すらもすり抜けることができる。


欠点を挙げるならば地面さえも貫通してしまうため、下手すれば地の中でスタックしてしまう可能性があるという事・・・




だがアックスはこの能力を使い慣れているので、特に欠点など気にも留めずに魔王城の壁をノークリップしたのであった。





そして






コガネ「」(焼死)




クロエ「よ、よくもコガネをーーーーー!!!!!」





カグヤ「・・・あ、来た」




魔王城の玉座にてカグヤに向かって突き攻撃をお見舞いしようとするクロエ・・・



しかし、その刃はカグヤに届くことはかなわなかった。






ドグシャアァァ!!!!






マシュ―「ひっ・・・!?」




オルーガー「馬鹿な・・・!?クロエまで・・・」






アックス「・・・時間的に大丈夫か?」



魔王「・・・ちょうどぴったりと言ったところだ」




カグヤ「ヒョウガは?一緒に行動していなかったかしら?」





アックス「あいつは馬鹿だから解釈違いな場所探してる・・・でこんなところにいたわけと・・・・・・」





アックスは持ち前の質量だけでクロエを完全に押し潰して圧殺した。あたりにはクロエらしきものが飛び散って血も飛び散っている。


だが当の本人はというといつもの光景なのかは知らないがけろっとしていた。




アックス「・・・ところでアリスは?」




カグヤ「あぁ、あやつならもうそろそろ帰ってもいい頃合いのはずじゃ」




オルーガー「・・・何?」





オルーガーは嫌な予感というものを感じ取ってしまっていた・・・そしてそれは残念なことに当たることとなる。





(時は同じくして、地下では・・・)




アリス「・・・いやぁまさか君と出会う事になるなんて思いもしなかったよ。しかも瞬殺するんだから、ヒョウガ君もビックリするんじゃないかなぁ~w」




ホワイト「いやぁ、それほどにもないですよ・・・///」






魔王城の地下では黒の騎士団2人を殺して返り血まみれになっているアリスがいた・・・


だがその隣にはホワイトがいたのであった・・・・・・





後ろに幼女化している魔王様の分身を抱えたまま・・・

『壁抜け(ノークリップ)』


アックスが使うスキルで壁や障害物をすり抜けて移動することができる技。


欠点としては地面もすり抜けてしまうため下手すればマントルの中でスタックする危険性がある。


なのでアックスは自分で飛びながら使う。



無論、人もすり抜けることができる。

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