邪魔されたものの怒り
第76話目です。
徐々に可愛い子を増やしたい。
クロノアはこれまで以上に腹が立った日というものを知らなかった。
細かく言えばスカーレットが何者かによって闇落ちした際には混乱と怒りで感情がぐちゃぐちゃになっていた時と同じぐらいであった・・・
ようするにそれ同等かそれ以上の怒りなのかもしれない・・・
クロノアはそこの所はっきりとしなかった。
だがこれだけはわかったことがある・・・
クロノア「よくも魔王様との時間を奪ったな?これは万事に値する・・・折角の貴重で卑しい時間を邪魔するとは、これは労働基準法以上に罰則は重い方だ。この罰はお前らの罪で償ってもらうからなユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ・・・・・・・」(ハイライトオフ)
クロノアは完全に怒っているということを・・・
マシュ―「ひぃ!?」
これには先ほどまでに別件で怒っていたマシューもビビってしまう・・・
クロノアのエネルギーが完全に抑えきれずに漏れ出してしまう・・・がそれはさして問題では無かった
マシュー「・・・っち、ごめんなさいお二人さん。」
マシューは敵前逃亡を図ろうとした。
だがその時であった。
ドォン!!!
クロノア「!!」
ホワイト「な、何事!?」
幼女魔王「これは・・・」
マシュ―「み・・・みなさん!!!」
「全く・・・何をやっているのだ。」
「仲間を捨てて逃げるなんぞ言語道断・・・」
「まさか魔王城に集まっていたとはな・・・おかげで探すのに苦労したぜ」
「・・・」
クロノア「・・・そこにいる倒れている二人を除けば、5人と言う事か・・・」
ホワイト「・・・勝てますか?おねぇさん」
ホワイトは心配そうにクロノアを見る
だがそれは彼女からしてみれば余計なおせっかいであった。
クロノア「余計なおせっかいですよ、それよりも・・・」
クロノアはホワイトの方を見た
だがそれは嫉妬や見下しの目と言うよりも、仲間を見るような目つきであった。
クロノア「・・・ちょっと気に食わないんだけど、協力してくれる?」
「背中・・・お願いね」
ホワイト「・・・!!はい!!!」
ホワイトはそう元気よく返事すると、クロノアと共闘するべく全身をオーラで纏った。
ホワイト「さてと・・・容赦はしませんよ?7人まとめて始末します」(ハイライトオフ)
クロノア「私のセリフを盗らないでよ」(ハイライトオフ)
ホワイト「・・・失敬」
(一方そのころ・・・)
魔王「・・・」
玉座に座りながら分厚い本を読んでいた魔王は何者かの気配を感じ取り本を閉じた
唯一の出入り口である扉を見つめる。
魔王「・・・出てこい、そこにいるのは分かっている。闇討ちしようたってそうはいかないぞ」
「・・・気づいていたか」
すると近くにある柱の影から三人の黒の騎士団たちが出てきたのであった。
そしてそのうちの一人は、黒の騎士団をまとめていたリーダーだ・・・
「・・・悪いがこれも任務なのでな・・・・・・捕えさせてもらうぞ」
魔王「随分と自意識過剰に見えるな?・・・まぁいい、かかってくるがいいさ・・・オルーガー」
闇の騎士団3人は剣を構えて魔王に突撃したのであった。
マシュー・クリーム その2
彼はある時のこと、複数人のガキに夜這いを誘われるもそれを断り、怒ったガキ達が無理やりさせようとする。
だがマシューは怒ってしまい魔法を発動。ガキ達を火炙りにした後にオルーガーに拾われ黒の騎士団に入る。




