脱走
第74話目です。
おねショタかと思ったらおねロリだった・・・
予定変更して申し訳ない・・・
ホワイト「か・・・可愛い・・・・・・抱きしめていたい・・・❤」
むぎゅぅ~~~・・・❤
クロノア「あーーーー・・・癒される・・・・・・」(ハイライトオフ)
ぎゅむ❤ぎゅむ❤
幼女魔王「お、お姉ちゃんたち・・・ちょっと苦しい・・・・・・」
分身とはいえ幼女化した魔王様はクロノアとホワイトの二人に抱きしめられていた。
他所からしてみれば羨ましいとも思える光景だが、それと同時に混ざってはいけない空間であるという事にも理解した・・・
実際それらを覗き見ていたモンスターたちはというと・・・
「・・・なぁ、なんかいい匂いしねぇか?なんかこう・・・女の子特有ないいにおいというか・・・・・・」
「止めとけ止めとけ、こういうのに混ざったら殺されちまうぞ!!」
「百合はこう見守るのがちょうどいいのさ・・・」
・・・と言ったようにモンスターたちは空気を読むかの如くその光景を見守りながら、その場を後にするものが多かった。
そしてクロノアの方だがさっきまでギクシャクしていたのだが、幼女化した魔王様が訪れてきたことによってめちゃくちゃ笑顔になっていったのであった。
クロノア「あーーー・・・やばい、さっきまでギクシャクしていたのが、なんかドウデモ良くなってきたわ・・・・・・」
ホワイト「・・・あ、じゃあ認めてくれるんですね?」
クロノア「あれとそれは別ですが?」(ハイライトオフ)
ホワイト「えぇ・・・?」(汗)
幼女魔王「あんまり意地悪しないでね?」
クロノア「はい!!!!」
幼女魔王に私的されたことによりクロノアは急にハイテンションになった
これにはホワイトはまたドン引きしてしまう。
クロノア「ぼ・・・母乳飲みますか?」はぁはぁ
幼女魔王「いや、いらないかな・・・」
クロノア「・・・え?」がーん・・・
ホワイト「そりゃそうですよ」
クロノアとホワイトは幼女魔王を可愛がっていた・・・
だがここでホワイトはあることを思い出した。
そうそれはバルファルク王国の案内であった・・・
最初そうしようと思っていたがどうやら魔王様の命令によって魔王城にしばらくいることとなったらしい・・・
それに違和感を覚えつつクロノアにこう質問した。
ホワイト「・・・そういえばバルファルク王国を案内しなくていいんですか?」
クロノア「そんなことはいいの!!今は可愛がらなくちゃ・・・❤」
ホワイト「えぇ・・・」(ドン引き)
そんな時間を3人は過ごしていた・・・
一方そのころ・・・・・・
カグヤ「やれやれじゃのう・・・最初はホワイトにバルファルク王国を案内するはずがまさかのこうなってしまうとはのぅ・・・」
ヒョウガ「それで例の黒の騎士団は・・・?」(ハイライトオフ)
アリス「眼の光無いなってるんだけど・・・」
アックス「それほどまでに苛立っているんじゃろ、ホワイトの件もあるわけだし・・・」
カグヤ率いる幹部たち4人は魔王城にある囚人たちを収監するエリアを歩いていた
目的はカグヤの幻が捕まえた黒の騎士団3名に事情を聞くためであった。
要するに取り調べである。
カグヤは取り押さえた3名を捕縛した牢屋に案内するべく先頭を切っていた。
だがヒョウガがどこか内心穏やかではないのである・・・まぁこれは先ほどにも言った通りホワイトに立場が揺らがれているとのこともあるので彼は気が気では無かった。
そして・・・・・・
カグヤ「ここが黒の騎士団3名を捕縛している牢屋じゃ。」
黒の騎士団3名が捕縛されている、牢屋に到着した。
一般的な牢と比べると結構丈夫なつくりになっている・・・
アックス「こんだけ丈夫じゃないと逃げてしまうものなのか?黒の騎士団と言うものは・・・」
アリス「そういえば、アックスは黒の騎士団と対峙したことなかったんだっけ・・・教えると黒の騎士団はそれぞれが高い技術のスキルや武器を使ったりする・・・・・・爆弾なんかも造作もないことだから丈夫な牢屋に入れないと簡単に逃げられてしまうの」
アックス「なるほど・・・」
そうアックスは納得していると後ろにいたヒョウガはアックスを押しのけて中に入ろうとする・・・
ヒョウガ「どけ、俺が先に入る・・・」
カグヤ「・・・一応捕縛はされているから大丈夫だとは思うが油断はするなよ?」
ヒョウガ「分かってる・・・」
ヒョウガがカグヤの言ってることに納得して中に入ろうとした。
だがその時であった
どぉぉーーーーん!!!!!
カグヤ「!?」
ヒョウガ「なんだ!?爆発か!!?」
アックス「とりあえず開けるんだ!!」
アックスの言う通り牢への扉を開けた。
だがそこには・・・
カグヤ「・・・なん・・・じゃと」
カグヤが捕らえた三人がいなかった
だがそこには床に大きな爆破されたかのような穴が空いていたのであった・・・
黒の騎士団 その2
様々な武器や魔法武具といったものを裏ルートからこっそり仕入れる。
無論爆弾も違法に仕入れており爆弾を使って国に大打撃を負うこともできる。




