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綺麗な魔王様

第71話です。


次回はおねショタあるかもね


(一方そのころ・・・)





カグヤ(本物)「・・・うむ、引っかかったか」



魔王城の中央広場にてカグヤが額に指をあてて何かを確認していた


それを見て近くにいた犬の兵士が不思議に思う。




どうやら他所からしてみればただ単に頭がおかしいようなことをしているだけに見える・・・




犬の兵士「・・・どうかされましたか?」






カグヤ「地下に微弱な生体反応を『探知』してのう・・・それで妾のスキルの一つ、【『幻分身』(イリュージョン)】で魔王城の外・・・人気のないところまで誘導させといたんじゃ、そしたら引っかかってくれてのぅ・・・それで今は捕まえて牢屋に連行されている。」




犬の兵士「・・・それはどんな奴なんですか?」




カグヤ「黒いローブに見に纏った・・・男3人組じゃな、全員黒紫な鎧を着ている」



犬の兵士「く、黒の鎧・・・まさか『黒の騎士団』では!!」




犬の兵士が何かを知っているように驚いたリアクションをとる



どうやら黒の騎士団は結構名が通った組織であるらしく、国をまたいだ殺人や窃盗を行い国際問題と化しているらしい。」




犬の兵士「やつらの目的は有益そうな奴隷を富裕層に売りさばいて飼ってもらい利益を貰う事・・・カグヤ様がいう幻が狙われたのであれば・・・・・・」




カグヤ「狙いは妾・・・と言うわけか、ずいぶんと舐められたことをするのう・・・」





カグヤは眼を鋭くさせる



どうやら舐められたと思い憤怒に身を震わせているらしい・・・





カグヤ「・・・すぐさまに地下水路全域を調べるように部下たちに報告せよ!!魔王には一歩も近寄らせるな!!!」



  「黒の騎士団・・・・・・やつらは10人で行動すると聞いている・・・妾の幻が捕まえた奴等を除けば残りはあと7人!すぐさま行動を移せ!!!」





犬の兵士「はっ!!!」





犬の兵士が他の部下たちに報告するべくして走り出す




それと同時に何やら料理長らしき人物が入ってくる。





料理長「・・・おや?もしかして侵入者ですかな?」



カグヤ「なんじゃ料理長か・・・今から忙しくなるから要件は後に・・・・・・」





料理長「あぁいえ、クロノア嬢とホワイト嬢はいますかな?ちょうどクッキーが焼きあがったきて、それで二方にプレゼントしようとしまして・・・」




料理長はそう言うと懐からクッキーの入った一袋を取り出したのであった。




するとカグヤは少々気まずそうにこう答えたのだ





カグヤ「あーーーー・・・あの二人なら・・・・・・






今はクロノアの自室にいてホワイトのお世話を行っている」





料理長「・・・なんと」





料理長が驚くのは無理はなかった




なんせ、料理長がクッキーを焼いたという理由があの二人が少々気難しい関係であることから、クッキーを通じて仲を少しでも良くさせてもらおうという魂胆であったからだ。


だが今の状態だと魔王からの命令があれど仲を良くするのは時間のかかることであったからだ・・・



料理長はそこのところを心配したのであった。





(クロノアの自室・・・)




クロノア「・・・魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の魔王は私の・・・・・・・・」(ハイライトオフ)




ホワイト「・・・何故におねぇさんは寝ながら呪詛なんてものを・・・・・・」




クロノアは所有する自室にて少し眠いから仮眠をとっていたが、その間にも無意識的なのか定かではないが呪詛?を寝言のように呟いていた。



これにはホワイトも再度恐怖を覚える・・・





すると・・・





クロノア「・・・は!?」




クロノアは起きてしまった



特にこれと言ったことは無かったはずだがクロノアはホワイトを睨みつけた・・・





ホワイト「い、いや!?そんな睨みつけないでくださいよ!?」




クロノア「・・・分かってるわそんなことは・・・・・・」




   (はぁ・・・魔王様ならこういう時どうするんだろうか・・・・・・)





クロノアはホワイトと仲良くするように命じられたが、腹黒い思いが隠しきれずに苦難していた。



するとそこに誰かが現れる・・・




  「え、えっと・・・おねえちゃんこんにちは?」





そこに現れたのは、どこか見たことあるようなフォルムでありながら、愛い愛いしい姿をしている男の子であった




ホワイトは少々びっくりするが、この場において一番驚いたのはクロノアなのだった・・・





クロノア「え・・・?魔王様?」





そうそれはいつものかっこよくクールなショタな姿をしている魔王とは真反対などこか可愛い姿であった・・・・・・

幻分身(イリュージョン)


カグヤが使うスキルの一つで蜃気楼な分身を作り出すことができる。


99%本物そっくりであり触れようものなら透けてしまいからぶってしまう


本物が使うスキルも使用可能だが肉体系のスキルは使用できないと言う欠点がある。

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