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嫉妬深い堕天使と純粋なハイブリッド

記念すべき70話です!


今でも妹とかに嫉妬する姉とかいるのかな?

(場面は再度変わり・・・)




「・・・よし、バルファルク王国の地下水道に出たな?おい、ちゃんと国境警備や魔王にもバレていないだろうな?」




「問題はありません、この【『隠密』(ハイドアンドシーク)】は第三者からは見ることが完全にできなくなります。・・・まぁデメリットは隠れているという自覚はないという事ですが・・・」




「絶妙だなぁ・・・まぁいい、それでここからはどうするのだ?リーダー」




「ここからは4方向に分かれて魔王 カグヤ クロノア ホワイトの4人を捜索することとする。魔王とカグヤは3・3で・・・クロノアとホワイトの二人は2・2の割合で行くぞ。俺は魔王をやる・・・他は好きに決めろ」




「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」






そういうと黒の騎士団たちは東西南北それぞれの方向に向かって行ったのであった。




(また場面は変わり、今度はバルファルク王国の地上にて・・・・・・)





クロノア「・・・・・・・」(じーーーーーーーっ)




   (魔王を寝取ろうだなんて許さないんですけど?そもそもスタイルとか完全に私の下位互換なんですけど?そもそも私の方が魔王のことを深く理解しているし?あまり図に乗るなよ?あーーーーーーもーーーーーーーームカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつく)(ハイライトオフ)




ホワイト「ひえ・・・す、すいませんが何故、おねぇさんはこうも眼の光を失わせているんですか?」




カグヤ「・・・あまり気にするな。大人げない事じゃろうし・・・・・・」





魔王城にてクロノアとカグヤとホワイトの3人は広場を歩いていた



基本新人には先輩の一人にバルファルク王国がどんなものか案内することが主な恒例行事となっていたが、今回に立っては先輩であるクロノアとカグヤ・・・その二人がホワイトと一緒に街を案内することとなっていた。




理由は至極単純で今のクロノアをホワイトと一緒に行動させることが危険であるとカグヤは判断したまでであった。





カグヤ「・・・分かっていると思うが、大人げない真似事は出来るだけするなよ?」




クロノア「・・・分かってます」しゅん




ホワイト「シュンってなった・・・」





クロノアはカグヤに釘を刺されてシュンっとする。



前回の話に登場したスカーレットと比べると態度は天と地ほどの差であった・・・





クロノア「・・・・・・」(ハイライトオフ)




するとクロノアはホワイトの方に耳打ちするようにぼそっと呟く



それはホワイトからしてみれば少しだけ恐怖心と言うものを覚えるものであった・・・





クロノア「・・・余り私を不機嫌にさせないでよ?」(ハイライトオフ)




ホワイト「そんなつもりないんですけど・・・」





その時だった



クロノアの頭の中で何者かの声が響き渡った




だがそれは何よりも聞き覚えがあり、クロノアからしてみれば危機馴染が深い声であった。




魔王『今いいか?クロノア?』




クロノア『は、はい・・・なんでしょうか?』




魔王『いや、大したことではない・・・今回からあることをお前に銘じようと思ってな・・・・・・』





クロノア『な、なんでしょう・・・?』どきどき・・・





魔王『今日からだが、お前にはホワイトの世話係をしてもらおうと思ってな・・・頼んだぞ』





クロノア「・・・・・・・・・え???」(困惑)





クロノアは思わず素っ頓狂な声を出した



今まで嫉妬していた相手のお世話係をしないといけないのだからクロノアからしてみればそれはそれはどんな任務よりも難易度が高いものであった。




『隠密』(ハイドアンドシーク)


隠密行動に使うスキルで使うと自信や他対称の仲間たちをも透明化させることができるもの。


気配や匂いすらも完全に消えて第三者からは認識されなくなる。



デメリットはかけた自分はともかくとして仲間などにはかけられたと言う自覚がないことである。

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