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クロノア 立場が揺らぐ

第68話目です。


これは間違いなく戦国時代の兄弟みたいな感じ



(魔王城・・・)




クロノア「さてと・・・・・・到着到着っと・・・・・・」



クロノアは自分の立場が何かと危うくなるということを知らぬまま自身の根城こと魔王城に到着する


礼儀良く門から通り抜けて大広場を抜けると、ある一人のモンスター族が話しかけてきた。




そのモンスターは大型の頭が犬のような二足歩行のごつい兵士であった・・・




犬の兵士「あ、クロノア様ももうすぐ生まれるモンスター族お見えに?」




クロノア「えぇ・・・それで養育室ってどこかな?」




犬の兵士「それなら・・・」「ちょっと待ちなさい」





クロノア「その声は・・・」





犬の兵士が場所について言おうとした時に横から割り込むように誰かが乱入してきた



いかにも平安の姫様が羽織るような十二単に長い黒髪を降ろしたその姿・・・前にも遭遇したヒョウガとアリスとアックスと同じ幹部の一人・・・カグヤであった。





犬の兵士「あ、カグヤ様・・・どうかされました?」




カグヤ「それはわらわの方から説明させてもらう・・・お主は引き続き警備を頼むぞ?」




犬の兵士「は、はぁ・・・分かりました」





犬の兵士はカグヤの言う通り、警備の仕事に戻る



そしてカグヤはクロノアの方に向く。





クロノア「・・・私に何か用なのですか?」




カグヤ「・・・まぁ、そう慌てなさんな。道案内するついでに面白い話を言ってやろうと思ってのぅ・・・」




クロノア「面白い話・・・?」




カグヤ「まぁともかく妾についてきなされ、道中でじゃが話してやろう」




カグヤはついてこいとジェスチャーするように手招きして歩き出す



クロノアは少し胡散臭いと感じ取りつつもカグヤの後について行かなければマジでわからないのでついていくことにしたのであった・・・





(一方そのころ・・・)




バルコニーでは同じく幹部である、ヒョウガとアリスとアックスの三人が座ってお茶会を開いていた。



ヒョウガはハーブティーを、アリスはレモンティーを、そしてアックスにはジャスミンティーをたしなんでいた・・・





そしてこの三人はある話題を口にしたのであった




それはクロノアも気にしているあの養育室にある赤ん坊たちの事である・・・





ヒョウガ「・・・ふむそれであの養育室にいる赤ん坊たちのことだが・・・・・・」ぷるぷる・・・




ヒョウガは開始早々に額のこめかみに青筋を立てている。



だがそれをアリスが宥める




アリス「・・・落ち着いてよヒョウガ、大人げないよ」




ヒョウガ「分かっている・・・だがどうしても私としては抑えることが出来るかどうか・・・・・・!!」(ハイライトオフ)




アックス「・・・それにしてもそんなに厄介なのか?



その最近生まれたホワイトと言われている奴は」





アックスは養育室にて一人のモンスター族・・・ホワイトと言われる少女のことを話した



繁殖の季節ともなればたくさんの卵が生まれ落ち、そこから更に数週間が経つと徐々に負荷が始まる仕組みとなっている・・・




その際に生まれるモンスターの種族はバラバラで基本はゴーレムやスライムといった順当なモンスターが生まれることが圧倒的におおい



※クロノアも順当な方ではある。




だが極まれに順当とは別にハイブリッドなモンスターが生まれる場合があるのだ・・・



そのモンスターを別名『ハイブリッド種』とも呼び、例えばゴーレムとスライムを組み合わさった者が生まれたり、サキュバスとデーモンが混ざったものが生まれてしまうことがあったりする。




アックスのいうホワイトと言う少女もそのハイブリッド種であった。





アックス「ホワイト・ローガン・・・あの少女はごくまれに生まれたハイブリッド種・・・・・・そしてその種族が・・・」




ヒョウガ「・・・天使と堕天使のハーフだ・・・・・・」




ヒョウガは天使はともかくとして堕天使の本当の強さというのをクロノアの件で深々と知ってしまっていた。



天使族と堕天使族の主な違いは光の属性を仕えるか闇の属性を仕えるかどうかの違いでしかないが、そのハイブリッド種が生まれたことによってそれは強いでしかないとヒョウガは思ってしまっていた。




ヒョウガ「・・・くそ、クロノアだけでも私の地位が危ないというのにホワイトと言う新しく生まれたハイブリッド種が現れたら・・・・・・私の立場が危うくなるじゃないか!!!」




アリス「いいんじゃないかなぁ、別に」





ヒョウガ「何だと!?」(ハイライトオフ)




アックス「まぁまぁ・・・」(汗)





アックスはそうヒョウガを宥める



するとバルコニーのドアが何者かによってノックされた。





こんこんっ





アックス「あ、どーぞ」





   「あ・・・えっとこんにちは。幹部の人たちに挨拶しに来ました・・・・・・」






ヒョウガ「!?」




アリス「あらら・・・」





アックス「お前は・・・」





(一方そのころ・・・)





クロノアとカグヤの二人は養育室の前に現れていた



だがカグヤはともかくとしてクロノアの方はどこか目の光を失わせていた・・・





クロノア「・・・それって本当なんですか?」(ハイライトオフ)




カグヤ「本当の事じゃ・・・





天使と堕天使のハイブリッド種が生まれたのじゃ、今後の話じゃとお主のたちばは危うくなるぞ?クロノア」





クロノアからしてみればそれは残酷な現実の押し付けでもあった。

カグヤ


ヒョウガ アリス アックスに並ぶ幹部の一人で平安時代のお姫様みたいな十二単を着ている。


幻術や天候操作などと言ったことが得意。

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