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クロノアの決意

記念すべき60話目です。


次の次あたりでこの章を終わらせる予定です。


アックス「おぉぉぉらぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!」




どぉぉーーーーーーーん!!!





スカーレット「ぐぅぅぅーーーーー!!!!」




魔王城に潜入してきた闇落ちしたスカーレットはアックスにぶん殴られてふっ飛ばされる



スカーレットはすぐさまに穴をあけたところにまで吹っ飛ばされるが淵を掴み何とか粘る。




そこをヒョウガは見逃さない。





ヒョウガ「悪いが・・・眠ってもらうぞ!!」




ヒョウガは自分の剣を振り下ろした



だがしかし・・・





パキンッ!!!







ヒョウガ「!!?」





スカーレット「ぐぅぅぅぅぅ・・・!!!」




スカーレットはヒョウガの片手剣をへし折って弾き飛ばす



そしてヒョウガの腹に向かって腹パンをした





ヒョウガ「ぐぅ!?」




だが






スカーレット「!!?」





ガシッ!!





ヒョウガ「甘いんだよぉ・・・!!幹部を簡単に倒せると思ったら大間違いだ・・・!!」




ヒョウガは自分の氷結の能力を使ってスカーレットの拳を地震の腹に固定させた



彼は血反吐を吐いたが、それでも放すことはしなかった。




そこにカグヤからの追撃が入る。






ヒョウガ「更に固定しろ!!カグヤ!!!」




カグヤ「分かってるわ!」






カグヤはそう言うとスカーレットの上に3本の長剣を具現化させた



そしてそれをスカーレットのふくらはぎと固定されていない右腕にぶっさした。




しかしもう一本の方は避けられてしまい地面に刺さるだけとなった。






スカーレット「ぐぅぅ・・・・・・!!!!」





カグヤ「・・・っち!!一本だけを刺し逃したか。頭に刺そうと思ってたけど・・・」




アックス「いや、これでも十分だ!!!アリス!!今度は2倍だ!!!」



アリス「分かった!!」





カグヤが割と恐ろしい発想をしているのは置いといて、アックスが掛け声を合わせる



これにこたえるようにアリスが再度、式神召喚でくまさん人形を登場させるとアックスと共にスカーレットに向かって勢いよく殴りかかろうとした



だがその時であった。





ーーーーーーーバキッ!!!




ヒョウガ「何!?」





カグヤ「まさか・・・!?」




アックス「こいつ・・・!!」




アリス「!!?」





なんとスカーレットはヒョウガに固定されて動けない左腕を自ら切るようなまるでトカゲのしっぽ切りを思わせるようにして自ら切り離したのであった。





だがカグヤの固定された分は想像以上に固く開放することは出来なかった。





そして






アックス アリス「「『双方の砲台』(ダブル・キャノン)!!」」





ドォォォォォォォーーーーーーーーーーン!!!!





スカーレット「ぐあああぁぁあああああああーーーーーーーーー!!!!!」






スカーレットはアックスとアリスのくまさん人形のパンチによってかなりのダメージを負ったままふっ飛ばされてしまった。



その勢いはまた壁をぶち破り、城下町に落下してしまう・・・





だがしかしその時だった・・・






ドォォン!!!





「「「「!!!」」」」





スカーレット「ギャアアアァァァ!!!?」





飛ばされたと拍子に突如、下からの追撃がありスカーレットは真上に勢いよく吹っ飛んだ。




アリスは何が起きたのか下を見てみると、そこにはクロノアがいた。





だがそのクロノアの目を見るとまるで何か覚悟を決めたかのように決まっていた。




そしてクロノアはすぐさまにふっ飛ばされたスカーレットに何も言わずに追いかけたのであった




アリス「何事・・・!?」




すると、その後に魔王とイエローが魔王城の避難所に到着する



魔王「皆の物、無時か!?」




イエロー「ミルク!!クロム!!!無事!!?」





ミルク「イエローさま!!ご無事で何よりです!!!」




クロム「幹部の人たちが何とか退かせたんですが・・・スカーレットさんはどこに?」




すると魔王はしばらく沈黙した後にこう答えた





魔王「クロノアは・・・彼女はスカーレットと決着をつけるために腹をくくったのだ」





アリス「え・・・」





(一方そのころ・・・)




クロノアは闇落ちしたスカーレットをふっ飛ばしていた




その高度は結構高く・・・そして、魔王城の屋上にあるテラスが見えるとそのままバレーボールのアタックをするようにスカーレットをバシッと叩き落としたのであった。





スカーレットは受け身を執ることが出来ずにバウンドして反対側にある手すりの壁にぶつかる




スカーレット「がはっ!!!はーーーっはーーーーっ・・・・・・」





スカーレットの目には徐々に光が戻って言ってるのが分かる。あともう一押しでその闇落ちが解除されるような頃合いであった。




目の前には覚悟を決めたようなクロノアが立っていた。





そしてクロノアは自身の剣を取り出して構えたのであった。





クロノア「・・・ごめんなさい、けど貴方を止めれる手段というものが思いつかなかったからこうするしかなかったの。だから私が責任もってスカーレットを止めるから・・・」(ハイライトオフ)





そういうとクロノアはスカ-レットに対して剣を振ったのであった。



そしてそれはまるで自分の責任を果たすために動くようなものであった・・・・・・

カグヤ


魔王軍の幹部の一人で3番目に入ったとされる女幹部。和服でどこか日本人女性を思わせる風貌。


武器を具現化させたり幻術で相手を混乱させることが得意。

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