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勇者は暴走する

第35話目です


序盤に出てきた勇者がこんな形で再度戦うことになろうとは誰が予想したのだろうか?


(数10分程前・・・)




勇者「ふん・・・他の奴らが俺のことを人望が無いというのであれば強引だが手段はとらせてもらうぜ?」



バーの客に散々に言われえしまった勇者は自分には人望が無いことに気付き、ある種の強硬策を出すことにした


それは奴隷を飼って無理やりにでも働かせようという魂胆であった



奴隷であれば、たとえ無茶な命令であったとしてもある程度は言う事は聞いてくれるので、性格が下劣な勇者からしてみればこのうえないものであった




だがしかし、この勇者は頭が悪いようで今となってある誤算を思い出した。





勇者「・・・あ、金がねぇ・・・・・・」




言う事をちゃんと聞く奴隷であったとしても向こうは商売でやっている



今の勇者の所持金は1000もいってないので、自分は奴隷を飼うことが出来ないことに今更気付く




ちなみに最低でも奴隷商に置いてある奴の一番安い奴でも一万はくだらない





だからこの勇者は奴隷商にやってきたとしても誰一人も飼うことは出来ないのだ




横暴な態度をふるまう勇者であっても国家ともつながっている奴隷商相手だと流石どころかめっちゃ不利である





勇者「・・・っち!!こうなりゃ意地でも他の奴等から片っ端にお金を分捕るしか・・・・・・」




勇者はレベルの低い奴から片っ端にカツアゲでもしようか考えていた



その時であった





ドオオオォォォォォォォォォォォン!!!!!






勇者「・・・!!?」




突如として轟音が響き渡る


そしてそれと同時に勇者に強風が襲い掛かる




勇者「ぐ、ぐわぁ!?なんだ!!?」




しばらくすると強風は止み、辺りは静かになる




勇者「・・・確かあの方角って・・・・・・奴隷商本部があった場所か?」




そういうと勇者は奴隷商本部があるであろう9番街へと向かった



だがその時にはもう奴隷商本部は崩壊されてしまっており、あるのは瓦礫の山だけとなってしまっていた





勇者「・・・あ、あぁぁぁ・・・・・・俺の奴隷ハーレム生活がぁあ・・・」(落胆)




どうせ来たとしても一文無しだからどっちみち追い出される事には変わりなかった



だがこれを機に、この勇者はどんな手段をとったとしても仲間どころか何もかもを入手することが不可能となってしまったのであった





勇者「・・・・・・あぁ?」




グランツ国王「う・・・ぐぅ・・・・・・くそったれがぁ・・・!!」




しかしとて、運命と言うものは気まぐれであり味方をすることもある。



勇者は崩壊した瓦礫の下に大けがを負っているグランツ国王を発見した。



国王はふたたびトランシーバーみたいなものを手に取って高らかに叫ぶ






グランツ国王「勇者ご一行ー!!緊急クエストを出す!!!奴隷商本部は突如として崩壊してしまった!そしてその崩壊を引き起こした無礼者が魔族3人!!!黒い堕天使と白髪のクールな美女と裏切り者の紳士的だがドラキュラなやつだ!!!見つけてとらえれば孫の代まで遊べるほどの額の金をお前らにプレゼントしてやる!!!見つけたのなら、問答無用にやってしまえ!!!!」




勇者「・・・」




グランツ国王はそう高らかに叫ぶと、再び倒れこんだ


・・・かに思えたがグランツ国王は目の前に勇者が立っているのを見ると息を吹き返したかのように助けを求める




だが助けを求めるにしては、どこか傲慢そうであった





グランツ国王「おい!!何をしている!!!早くおれを助け出せ!!!お前ら勇者にどれほどのお金を払っていると思っている!!!早くしろ!!!さっさとここから出せ!!!!」




そう偉そうに助けを呼ぶグランツ国王



だが、勇者の目線はグランツ国王よりちょい下にあった、ポーションであった




そのポーションは毒々しい色をしていたが勇者は何を思ったのかそれを手に取った。




グランツ国王「あ、あーーー!?お前何をしている!!!それは俺が最後の手段に取っておいた超強化ポーションだ!!!勝手なことをするなぁ!!」



勇者「強化ポーションねぇ・・・」にやり




勇者は自分が正義側であるということを忘れているような悪人顔をした。



そしてポーションの蓋をとり、自分の口に流し込んだ。




ごぽごぽ・・・





グランツ国王「ば、ばか!?よせぇぇぇ!!!」




勇者「・・・」





  「おおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーー!!!!!!」





超強化ポーションを飲んだ勇者は体がまるでゴリラのようにビルドアップされていくのを感じ取った



肌は紫色になり体格は2メートルを優に超えて、顔はオーガのようにごつくなる




それはもう勇者の面影を残さない程であった




勇者「・・・コレハスバラシイパワーダァ!!!今ナラアノ堕天使ダッテ敵デハナイ!!!」




グランツ国王「き、貴様ぁ・・・!!こんなことをしてタダで済むと・・・」




勇者「・・・貴様ニハモウ用ハナイ!!死ネェ!!!」




グランツ国王「まっ・・・!?」





グシャアァ!!!




そう叫ぶと暴走した勇者は既に瀕死なグランツ国王にトドメをさすように大きくなった足で思いっきり踏み潰したのであった




勇者「俺ハモウ敵無シダァ!!仲間ナンゾイラネェ!!!圧倒的ナパワーデネジ伏セテヤル!!!!」




そう高らかに叫ぶと暴走した勇者は大ジャンプで中央広場に向かったのであった。




勇者(暴走)


グランツ国王が密かに持っていた超強化ポーションを飲んで筋骨隆々な化け物はへと姿を変えた。


レベルもパワーも驚くほど高くなったが理性が崩壊して完全に暴走状態になった。


グランツ国王を踏み潰して殺したあと、クロノアがいるであろう中央広場へと向かった。

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