可哀想な受付と奴隷の救出
だい32話目です
主人公だけ無双はアレだから仲間も無双するとスッキリするものがあるよね。
(時はさかのぼり・・・30分ほど前・・・・・・)
ヒョウガ「・・・ここが、奴隷商本部か・・・やけに時間がかかってしまった」
魔王軍幹部ことヒョウガ(女)はついに『ニシドオリ』の9番街にあるとされている奴隷商本部にたどり着いた
ヒョウガはどうやら『ニシドオリ』まではなんとか行けたようだが9番街へと向かう道を聞くのを忘れてしまったらしくかれこ数分ぐらいは迷ってしまっていたそうで、ついに目的地に到着したと知るとヒョウガは謎の達成感に感動した。
これは決してヒョウガが道音痴ってなわけではなく、ただ単に場所を聞くのを忘れているだけだから余り気にしてはいけない
とりあえず、身分証明書を持っているヒョウガは受付にそれを見せるように入ろうと考えていた
だがしかしであった
受付「・・・へぇ~~~・・・バルファルク王国からか・・・・・・」
ヒョウガ「知っているのか?」
受付「あぁ、知ってるさ。あそこは有名な魔族がいる国だからな」
「あぁ、でも違うんだ。ただあれなんだ。もうこのグラント国王はオワコンになってきているんだ・・・だから今日を乗り越えればグラント王国を抜けてそこに行こうと思っているんだ」
ヒョウガ「辞表とかは出さないのか?」
受付「過去に一度出した・・・だが、それは破棄されて脅しをかけられたんだ。『ここを辞めればお前は惨めな職に就くことになるだろうなぁ?』って・・・だから私は無断で出ることにしたんだ。こんな仕事をするぐらいなら私は細々とした田舎で静かに暮らした方がマシだと・・・」
ヒョウガ「・・そうか、バルファルク王国は歓迎するだろう。待ってるからな」
受付「あぁ、どうぞ」
ヒョウガは何かやるせないような気持ちになりながらも奴隷商本部の方に入っていった
(奴隷商内部・・・)
ヒョウガは物々しい雰囲気に少し違和感を感じながらも用心して進んでいった。
しかしこの警戒と言うものは結果論だけで言えばそんなに必要のないものであった。
というのもあくまでヒョウガは奴隷商にやってきた客という立ち場であるため、ヒョウガのやっていることは現代で例えるところの敵なんていないのにわざわざペットショップに来て警戒する間抜けみたいな構図みたいになっていた。
ヒョウガはそこのところに気付かずに気づけば例の二手の道にまでやってきていた。
ヒョウガ「・・・奴隷エリアと性奴隷エリアか・・・・・・どちらに向かうべきか」
ヒョウガは迷っていると、後ろから声をかけられた
例の受付の人であった
受付「おっと失礼・・・」
ヒョウガ「なんだ?今は構っている暇なんて・・・」
受付「そういえばの話・・・伝え忘れていたことがあったんだ。数分前ぐらいにここで働いている奴隷商の職員がある奴隷を捕まえたと話題にしていたんだ」
ヒョウガ「・・・その奴隷とは?」
受付「名前は知らないがうっきうきで本部を後にしたもんだから覚えているさ、確か・・・堕天使を捕まえたと意気揚々に話していたが・・・・・・私が考えるにお前の仲間か?聞いたところ魔族っぽいが・・・」
ヒョウガ「・・・!!」
ヒョウガはそれを聞いて確信した
ここにクロノアがいるということを・・・そして何らかの方法で眠らされた今は奴隷となってしまっているということを・・・
それを聞いた瞬間、ヒョウガは悪寒というものを感じた
もし、それが魔王様に知られでもなれば・・・考えたくもない光景であった。
ヒョウガは急いで受付の人に詰め寄った
ヒョウガ「そいつは俺の尊敬しているま・・・上司の娘だ!!どこにいるんだ!!?」
受付「あ、あぁ・・・そこまでは聞いてないがあそこの可能性が高い・・・右に曲がった先にある性奴隷部門に」
ヒョウガ「分かった!!感謝する!!!」
ヒョウガは受付の人に感謝する
クロノアと合流してからここを一気に潰そうと思っていたらしいがどうやら下手したらここをノータイムで潰すかもしれない
ヒョウガは急いで性奴隷部門に向かったのであった
(性奴隷部門・・・)
バイヤー(・・・はぁ、そう言った財力があるのでしたら国の為に払えばいいのに)
「・・・確認しました、それでは他の手続きの方を」
グランツ国王「・・・っち、、メンドクサイ手続きなんているのか?本当に・・・」
バイヤー「貴方のお父様が決めたことなんですから・・・・・・」
グランツ国王「・・・あとであの老いぼれに文句でも言ってやろっと」
ヒョウガ「・・・いた、あそこか」
ヒョウガは道中、嫌なにおいを嗅ぐもそれを我慢しながらクロノアがいるであろうその場所に向かったのであった
今は牢の上におり、クロノアがいるであろう牢を探していた
すると下の方で何やら怪しい取引をしている二人の男がいるのを目撃した。
ヒョウガはその二人とは反対方向にいたので、その牢の中を見ることが出来た
ヒョウガ「・・・あいつ、何をやっているんだか」
ヒョウガは囚われの身となってしまったクロノアを見て呆れながらも助け出そうと武器のレイピアを構えた
だがその時であった
グランツ国王「ん~~~~・・・」
クロノア「・・・zzZ」
ヒョウガ「・・・!!まずい!!?」
ヒョウガはクロノアがキスをされそうになる現場を目撃した
それを見て、もはや咄嗟的にヒョウガは前に出たのであった
ドッ!!!!
グランツ国王「な、何者だ!?」
バイヤー「・・・」
クロノア「・・・zzZ」
ヒョウガは急降下攻撃で地面にレイピアを突き刺すようにした
するとその衝撃波で国王は吹っ飛ぶ
ヒョウガ(・・・全力は出してないが、どうせやられたら部下でも要請するだろうな)
グランツ国王「えぇい!!ボディガードの奴らは何をやっているのだ!?ちゃんと守っているのか!?」
ヒョウガ「ボディガード?あぁ、それなら既に全員は倒したぞ」
グランツ国王「なにぃ!?」
ヒョウガ「・・・生意気そうだが魔王様の娘・・・不埒な行為をするのはやめるんだな」(ハイライトオフ)
グランツ国王「えぇい!!余計なことを・・・ぐあぁ!?」
ドンッ!!!
ヒョウガはグランツ国王が何かする前にハイキックで思いっきりグランツ国王の腹を蹴とばしたのであった
本気は出してないわけで本来の力の0・2%であったが、これだけでも十分だったらしく壁にクレーターが出来るほどにぶつかった王様は気絶した
グランツ国王「ぐあぁ・・・!?」ばたっ
それを見たヒョウガはくるりと方向転換して、クロノアの方へと向いた。
ヒョウガ「・・・さてと、ひとまずは」
「起きろ!!!クロノア!!!」
ヒョウガは起きるように命じた
それは今でもなお、催眠ガスにかかってしまい眠ってしまっているクロノアに向けての怒号であった。
クロノア「・・・zzZ」
奴隷商の受付
奴隷商で働いている受付人だが今の職場どころか国自体にも不満を持っているらしく今日を乗り越えれば勝手でも出国するらしい。
だけど今はなんか嫌な予感と言うものを感じたから早めに避難している。




