成長 そして任務
第3話です。
そういえば、なろう系の作品ってなんで二次創作そんなないんだろうね?
(そうして時を過ごせば・・・気づけば10年ほど経ってた時の事・・・・・・)
クロノア「ふんふんふーん・・・」
クロノアはすっかり成長して、大人顔負けの魅力的な身体になっていた
人間とは違い、堕天使なため体の成長的にはまだ子供ではあったが胸はグラマラスにデカく、ケツもでかい・・・いわば安産型なロリ巨乳になったわけである
元々は男であったため女性特有の破廉恥心というものはそんなになかった
・・・なのでこういった芸当が出来るわけである
クロノア「・・・うーん、魔王様にプレゼントする予定の品物が割と高額・・・・・・」
店主「なんだい嬢ちゃん?これが欲しいって言うのか?悪いけどこのチョコレートは数が少ないと言われ余りとることが出来ないとされている・・・「黄金のチョコレート」なのだよ。」
「言っとくが、魔王様に捧げるものだとしてもこっちは商売なのでな?そう安く手に入れてもらうわけにはいかないのよ」
クロノア「残金は・・・そんななしか・・・・・・」
店主「おやおや?財布が軽かったらこのチョコレートを譲るわけにはいかねぇな?悪いが引き返して・・・」
するとクロノアは自身の豊満な胸を店主の腹に押し付けた
ぽゆんっ❤
クロノア「ねぇ~~~❤私、残金ないんだけど・・・負けてくれない?」(ハート目)
店主「な・・・///しょ、しょうがないなぁ~~~!!?半額ほどに負けてやるよ!!」
店主の鼻の下は伸びていた
だがクロノアはそれだけでは止まらなかった
クロノア「それだけでは足りないなぁ~~~???」
クロノアは自分の胸の谷間をちらちらと店主に見せびらかす
クロノア「今なら・・・もっといいことしてあげるというのに・・・♬」
むにゅ❤むにゅ❤
店主は誘惑に負けてしまいタダで「黄金のはちみつ」を譲ることにした
クロノア「ありがと~~~、店主さん❤」(ハート目)
クロノアは店主に誘惑をかけたのちに高級なチョコレートを譲ってもらいそのまま店を後にしたのであった
店主「はぁ~~~・・・いつ聞いてもクロノアちゃんエロすぎ・・・///」
(魔王城・・・)
クロノア「ただいま~」
魔王部下1「おぉ!!クロノアちゃんが帰ってきたぞ!!」
魔王部下2「まさしく魔族のアイドルだ!!」
魔王部下3「いつみてもスタイルいいよな~・・・」
魔王が統括するこのバルファルク王国においてはすっかり、クロノアは有名人になっていた
町を下りれば黄色い声援を送られるのは当たり前で、彼女はすっかり人気者になっていたのであった
だがそれにより一つの不安が魔族たちを心配にさせていたのであった
トカゲ風な魔族「・・・魔王に育てられた堕天使・・・これをあのグランド王国が知れば狙ってくるかもしれないぞ?」
ゴーレム風な魔族「そういえば風の噂で聞いたんだが・・・グランド王国の国王は珍しい者好きだったと聞く・・・・・・確か一部の魔族を奴隷にしているとの情報が出回っていると聞く・・・」
お化け風な魔族「今は大丈夫かもしれないが・・・もし、一斉攻勢にでもなれば流石に厳しいだろう・・・・・・」
だがクロノアはめげない
クロノア「大丈夫!!心配はしないで!!!どんな奴が来ようとも蹴散らして二度とこの土地に来させないようにするから!!!」
トカゲ風な魔族「おぉ・・・!!それは頼もしい・・・!!!」
スライム風な魔族「力になることがあれば全力を尽くそう・・・!!」
オーが風な魔族「そういえば魔王様が呼んでたぞ」
クロノア「あ!!そういえばそうだった!!!じゃあね!!!」
そうしてクロノアは魔王がいるであろう玉座に向かったのであった
(魔王の玉座・・・)
クロノア「魔王様~❤」
魔王「おぉ、来たか・・・我が娘よ」
クロノア「もう・・・クロノアでいいのに・・・・・・はい、魔王様が好きそうなチョコレートです」
魔王「ふむ・・・あとでいただくとしよう。」
まるでほっこりとするこの現場に皆、一同が温かい雰囲気になる
だが、そうは長くは続かない
魔王「・・・あ、そうだった。忘れるところであった」
クロノア「え?」
魔王「我が城にまたもや勇者ご一行が来ておっての・・・迎え撃ってはくれぬか?」
魔王のこの一言で一気に緊迫感が伝わる
だがこの空気をぶち壊す輩がいた
それがクロノアであった
クロノア「任せてくださいよ!!魔王様!!!私がその勇者ご一行を迎え撃ってやりますよ!!!」
(ここで良いところ見せてやるぞ~・・・)
ぶち壊したのはまだ良かった
だが、ここで良い雰囲気にならなければ意味が無いのである
ゴーレム風な魔族「・・・任せていいのか?レベルがまだわからないというのに・・・」
ドラゴン風な魔族「そもそも、魔王様は許可してくださるのか?不安でしょうがないが・・・」
魔王「静粛に」
一同「!!!!????」
クロノアが出動することにざわめきを隠せない魔族たち・・・だが魔王の冷酷な一言で鶴の一声のように静かになる
魔王「・・・お前たちの言い分も分からなくはない。我が娘はまだ戦場に立ったことない・・・」
「だが私は我が娘を信じている・・・部下たちよ、娘を信じるがいい」
(まぁもしなにかあったら、私の魔法で勇者たちを捻りつぶすがな。)
クロノア「魔王様かっこいいです!!」(ぱちぱちぱち)
クロノアの拍手につられるように他の魔族も拍手喝采を送った
クロノア「それでは・・・行ってまいります!!!」
魔王「あぁ、行ってくるがいい」
クロノアはそう言うと黒い翼を生やして飛んでいったのであった
ちなみに念のため、魔王は監視するかの如く・・・水晶を眺めていた
魔王「ふっふっふ・・・念には念を入れなくてはな」
魔族たち(・・・親ばかってやつ?)
魔王「・・・何を見ている?早く持ち場に戻れ」
魔族たち「・・・は、はい!!」
だが魔王の陰では何者かがその水晶を見ていた
「・・・ずるい、あいつだけ魔王様に注目されて・・・・・・」
「・・・私も行く」さっ
(クロノアside)
クロノア「・・・これって自分のステータスを見るのってどうやるんだっけ?」
事前に指定された場所まで飛んで向かうクロノア
魔王が言っていた別の勇者ご一行がいるポイントはバルファルク王国から約15キロメートル離れた先にある、国境越えの渓谷である。
そこではとてつもないほど強いモンスターがうじゃうじゃいるとされており、もし生半可な実力を持って突撃しようものなら骨すら残らないとされている恐ろしい場所であった
だがクロノアは冷静になって自分のステータスを見る
クロノア(えーっと・・・基本的には体力 物理攻撃 魔法攻撃 防御力 素早さ・・・と分けられているのか。うん?)
クロノアはあるステータスを見つけた
だがそれは普通のステータスではありえないものであった
クロノア(・・・え?
魔王様への忠誠心に性欲・・・?は?エロさ?????)
(忠誠心はまだわかるよ?たしか赤ちゃんの時に訪れた勇者たちご一行も一応は王?に忠誠心はありそう?だったわけだし・・・)
(いや、それ以前に性欲とエロさって何!!?無駄だよね!!?余り飾る要素ではないよね!?これ!!?)
(・・・そういえばステータスからメニューが見れるんだったね。確か・・・このステータス確認っていうやつか)
クロノアはメニューにある『ステータス確認』を開いた
だがそれを見てやばい事実に気が付いたのであった
クロノア「・・・え???
攻撃 魔法 体力 防御 素早さ 忠誠心・・・・・・ともにカンストしている!!?っては?
エロさ 性欲もカンストしているんですけど!!??どういうこと???)
どうやらクロノアは生まれつき能力というものがカンストしていたらしい
だが性欲だとかエロさとかそう言うものがカンストしていることについては完全に予想外であった
まぁ確かに今のクロノアの服装はギリシャの黒バージョン女神風のひらひらとしたもので胸もとはポロリとしそうなものであり・・・
脚は生脚が見えるもので靴下は履いてるもののパンツが見えそうであった
クロノア「・・・へぇ、能力は風林火山闇光とあるけど・・・主に風と闇が得意で・・・・・・他の種類も強く使えると・・・・・・え、私ぶっこわれ??????」
「・・・」
クロノアは少し考えたのちにあることを思いつく
クロノア「・・・そうだ、勇者ご一行に遭う前に自分の力がどこまで通じるか少し試してみよう!!」
クロノアはそう思いついたのちにとある岩山に目を付ける
規模的には最高峰にデカいエベレストよりかは小さいものの富士山よりかはデカいため試すには充分であった
クロノア「よぉーーーっし・・・風・・・・・・闇・・・・・・・・・放出するイメージで・・・」
クロノアは右手人差し指に魔力を込める
風と闇の魔力が交わり膨大な魔力エネルギーとなる
余りの力に貯めるだけで周りの岩がが暴風で舞い上がる
ごごごごごごごごごごご・・・・・・!!!
そして
クロノア「ダークネス・キャノン!!!」
ドォォォォォォーーーーーーーーーーン!!!!!
クロノアが咄嗟に思いついた『ダークネス・キャノン』・・・
その勢いは先ほどの岩山だけでなく曇天だった曇り空にぽっかりと穴をあけた
そこに青空が広がる・・・
クロノア「・・・ぽかーん」
クロノアは余りの勢いにぽかんとなる
そこに魔王からの連絡が入る
魔王『・・・我が娘よ』
クロノア「・・・はい」
魔王『・・・大変すばらしい力だとは思うが・・・もう少し場所は考えてほしかったぞ。この場を見ているのが私だけで良かったな』
クロノア「・・・すいません」
クロノアは少しやりすぎたと反省するのであった。
魔王
バルファルク王国の玉座に佇む魔王
本名はアニメンテンツ・レーヴェスでどこかショタみたいな風貌をしているがれっきとした長寿さん。
強力な魔法や体術を使える一方で娘や部下には優しく接することから魔王様の城はホワイト企業だとか言われてる。