グラント王国探索(クロノア視点)
第25話目です。
ここだけの話、セクハラシーン書くとなんか視聴数多くなるのなんでだろうね?
(クロノアside・・・)
クロノア「・・・さて、『ミナミドオリ』に来たわけだけども・・・・・・」
クロノアは今、ヒョウガとは反対方向の『ミナミドオリ』に来ていた
『ミナミドオリ』はヒョウガが通った『キタドオリ』とはうって変わってごろつきはそんなにいなかった
どうやらごろつきと言ったガラが悪い連中らは『キタドオリ』に集まる傾向があるみたいだ
その代わりと言っては何だが、冒険者や旅人などが観光や休暇を楽しむべく集まっていた
『ミナミドオリ』はどうやら海辺に隣接しているらしく、そういった娯楽施設が併設されていたのであった
・・・だがクロノアは少々胃が痛い思いをしていた
クロノア「・・・う、なんか前世の記憶の時のやつが・・・・・・」
前世・・・青介だった時の事、DQNな後輩な事、御曹司が社長である父のつてでバカンスをしに有給休暇をとっていたことがあったのだ。
無論、青介は有給休暇というものも何度かは出したものも、何故か受理されずずっと無窮な日々を過ごしていた。
そんな苦い記憶を持っているクロノアからしてみれば胃が痛くなるのは必然的なことであった
クロノア「・・・とりあえず、情報を集めないと・・・・・・ヒョウガさんだっけ?あっちはもう既に情報は集めている可能性もあるし」
クロノアは情報を集めるべくビーチの道路部分を歩いていた
クロノア「・・・」
「きゃー!!つめたーい!!!」
「まだまだーーー!!!」
「あははははは・・・」
クロノア「・・・・・・はぁ、前世もこんな感じで休みをもらって遊べたらなぁ・・・・・・何かが変わっていたんだろうか」
クロノアは気を取り直してはいるものの目の前の光景に辟易する
クロノアは決して過去なんぞに縛られたくはない性格ではあったものの、似ている光景が目の前に現れると変に過去のことがフラッシュバックされる
そう言ったことがクロノアを苦しめる
クロノア「・・・とりあえず、そこにある酒場に入っていこう」
クロノアはそう言うと、まるで目の前の光景に逃げるかのように酒場に入っていった
(酒場・・・)
クロノア「失礼しまーす・・・っと。うっわ・・・」
クロノアは入ってすぐに目の前の光景にビビってしまう
それはビーチとは打って変わって、たくさんのいかついメンズらたちでいっぱいであったからだ。
彼らはビールといったお酒を飲みながら談笑したりしている
クロノア「・・・とりあえず、酒場の店主さんに話を聞こう」
クロノアはそう言い、店主のいるバーに近づいた
だがその時であった
バーの客「やぁやぁ、そこのお嬢ちゃん。良ければ僕と一緒に・・・飲まないかい???」(エコーがかかった風に)
クロノア「・・・きっしょ」
あるバーの客がクロノアと接触した
その客はまぁイケメンであったがどこかナルシストっぽいのでクロノアはどこか生理的に受け付けなかった
クロノア「私は奴隷商という場所を探しているんですけど・・・」
バーの客「それなら知ってるぜ?詳しい場所とかではないが・・・大体、『ニシドオリ』で見たかもね?」
クロノア「・・・!!そうですか!!詳しく教えてほしいんですが・・・」
クロノアは有意義な情報を得たと思い、更に情報を詳しく聞こうと思っていた
だがそんな淡い希望は直ぐに打ち砕かれる
バーの客「・・・おーけーおーけーーー・・・だが条件はあるさ」
クロノア「条件?・・・それは?」
するとバーのナルシストイックな客はクロノアの胸を指差す
・・・いや、厳密に言えばそれはびーちくを指していた
クロノア「・・・は???」
するとバーの客はいきなりクロノアの胸をツンと触ったのであった
ぽゆんっ❤
クロノア「んぅっ・・・!?」
バーの客「わぁ、一発であたりをひいちゃったよ!!まぁ言いたいことは分かるよね?」
「この僕と乳首当てげーm・・・」
クロノア「・・・死ね!!!!クズが!!!!!」(ガチギレ)
バゴッ!!!
バーの客「ごっふあぁ!?」
クロノアはガチギレするとバーのナルシストな客をアッパーカットで吹っ飛ばしたのであった
だがそれの勢いは余りにも強すぎて空を突き抜けてどっかに飛んでいったのであった
これには他のバーの客もビビって逃げてしまった
クロノア「・・・まぁ『ニシドオリ』にあるという情報をゲットしただけでも良しとしよう」
クロノアはとりあえず、ポジティブに物事をとらえるとそのまま『ニシドオリ』に向かったのであった。
バーの逆
クロノアにびーちく当てゲームを提案してきたやべー奴。
ルックスはイケメンだが他の客曰く『どこかナルシストでうざいチャラ男』ってな感じらしい。
ちなみにクロノアに思いっきりアッパーカットを決められた結果、太陽にまで吹っ飛ばされた。
(比喩でも例えでもなく)




