新たなる任務の発注
第20話目です。
ここからは新章となります。
クロノア「・・・は!!?」
クロノアは悪夢から目を覚ます
自分が汗まみれになっていることに気付いた
クロノア「・・・うーわ、自分久しぶりに悪夢なんかを見ちゃったよ・・・とほほ」
「・・・それにしても嫌な夢を見ちゃったなぁ・・・・・・まさか生まれ変わる前の自分を見てしまうだなんて・・・」
クロノアは自分の前世の悪夢をごくまれにだが見てしまうときがある
基本、悪夢というのは精神的に大分参ってるときに見ることが多い印象だが、彼女の場合は精神が参ってるかはどうか関係なく見てしまう。
・・・だがそれらはあくまで、ごくまれでしかないのでそこまで気にすることではない
クロノア「・・・まぁマジで多くないペースで見ることが多いし、余り気にしないでおこうかな」
クロノアはそういうと目覚めのシャワーを浴びるべく服を脱いで自室にある浴室に行ったのであった
(シャワー室にて・・・)
クロノア「・・・」
シャワーを浴びている状態のクロノアは自分のたわわな胸を持ち上げて観察している
どうやら少し思うところがあるようであった
クロノア(・・・魔王様ってあの時女体化してて母乳出てたんだったよね・・・?)
(・・・)
(もしかしたら、今だったら私・・・母乳出たりして?)
クロノアは温泉旅館での出来事を思い出す
女体化した魔王様が母乳が出る体質を利用して赤ちゃんにミルクを上げていた
あの時はクロノアは自分の能力で何とか母乳に近いものを作れないかと思っていたが、魔王様だけは違う
そもそもな話、自分からミルクを出すなんてことは出来ないからだ。
赤ちゃん『・・・ちゅうちゅう』
魔王『・・・ん///結構吸っているようで』
クロノア「・・・」(ハイライトオフ)
クロノアは何を思ったか自分が魔王の母乳を吸っているところを妄想してしまっていた
(妄想内・・・)
クロノア「ちゅう・・・ちゅう・・・・・・♪」
魔王「・・・ふふ、一杯飲んで偉いものだね・・・♬」
「残したらダメだよ?そういうのは駄目なんだから・・・」
クロノア「・・・ママぁ❤」
魔王「あらま・・・ママだなんて、今更なこというものね?もう既になっているというのに・・・」
(妄想終了)
クロノア「ふふふ・・・ふへへへへへへへへ・・・!!赤ちゃんプレイ・・・!!!!」
クロノアはそう言った現場を妄想してしまい鼻から大量に鼻血を流してしまう
するとその時であった
ガイコツ型のモンスター族「クロノア様~?幹部4人から招集がありましたので報告しに来ましたよ~?」
「いないんですか~?入りますね~?」
クロノア「・・・あ」
扉の外から聞こえたのはガイコツ型のモンスター族であった
どうやら魔王様の幹部型4人から招集があったとのことで集まるように言われているらしい
だがこのガイコツ型のモンスターは基本中の基本・・・ドアをノックすると言ったことをしなかったためにそのまま入ってしまい・・・
ガイコツ型のモンスター族「・・・あ」
クロノア「・・・ねぇ?ノックぐらいはしてほしかったんですけど?」
裸状態のクロノアとばったり出くわしてしまったのである
ガイコツ型のモンスター族「・・・ひ、ひえぇぇぇえ!!!?何をやっておるのですかぁ!?クロノア様!!?服を着てください!!!」
クロノア「あんたがノックしないのが悪いんでしょうが!!はぁ全く・・・」
一応言うとクロノアは前世が男であったため、恥ずかしいという思い自体はあったもののそこまでわーきゃー騒ぐ程度の物でもなんでもなかった
だが魔王様以外に裸を見られるのが少し屈辱的だった彼女はガイコツ型のモンスター族を八つ当たりかの如く、風の能力で吹き飛ばした
ガイコツ型のモンスター族は壁に激突してばらばらになる
ガイコツ型のモンスター族「ぎゃ!?」
クロノア「全く・・・次からは気を付けてくださいよ、ほんとに・・・」
ガイコツ型のモンスター族「す、すんませーーーん・・・」
そういうとガイコツ型のモンスター族はすぐさまに自己再生を初めて直ぐさまに元に戻った
このガイコツは強い衝撃でバラバラに崩れやすくなる代わりに自己再生能力がずば抜けて高く、例え木端微塵の灰状態になったとしてもすぐさまに1分も経たずに自己再生することが出来る。
自己再生自体はクロノアでもできることだが、重傷となってくると自己完治までには5分以上かかることはあるため、この瞬時な自己再生はガイコツ型のモンスター族唯一の強みと言っても過言ではない。
・・・まぁ直接的に攻撃する手段は少なくて結局は弱いガイコツ型のモンスター族ではあるが
クロノア「・・・それで、話って?」
そう言うとクロノアは瞬時に濡れた身体を拭いて、すぐにいつも通りの服に着替えたのであった。
ガイコツ型のモンスター族「・・・さきほども言いましたが魔王様に仕える幹部様方がクロノア様をお呼びになっていると・・・・・・」
クロノア「あぁ、はいはい・・・そういうことね・・・・・・」
クロノアは、はいはいと返事すると自分の部屋を出るのであった
クロノア「とりあえず、行ってくるから・・・次はちゃんとノックぐらいはしてね」
ガイコツ型のモンスター族「わ、わかってますよぉ・・・」
(幹部たちがいる部屋・・・)
こんこんっ
「入れ・・・」
クロノア「失礼しまーす・・・」
クロノアは幹部たちのいる部屋に入っていった
そこには大小様々な机といすが置いてあり、少し物々しい雰囲気が漂っていた
一番デカいのは三階建ての学校校舎ぐらいの大きさであり、小さいのは・・・なんか普通?で小学一年生ぐらいの子が使うような机と椅子が置いてあった。
そこに4人の幹部たちが姿を現す
幹部Aはアメリカ人の平均並みにデカいクール系イケメン、ヒョウガ
幹部Bは大人の女性っぽいが黒髪の和服美人、カグヤ
幹部Cは一件幼女っぽいがお転婆で金髪な人形っぽい子、アリス
幹部Dは一番デカくいかにも老戦士っぽいパワー担当、アックス
この四人がクロノアを囲むようにして会議をしていた
ヒョウガ「・・・遅かったようだが何かあったのか?」
クロノア「ちょっとトラブってただけです」
カグヤ「・・・ふん、まぁ別に遅刻とは言えないですし大目に見ましょうか」
カグヤは扇子を広げると仰ぎ始める
その姿はまるで優雅であった
クロノア「・・・それで話って何ですか?」
アリス「それなんだけどねー・・・サラマンダー部長の件、お疲れ様ー!話は聞いてあるよー!!」
クロノア「あ、どうもどうも・・・」
アックス「せっかくなら生きたまま捕らえてもうちょっと情報は欲しかったがなぁ・・・」
クロノア「・・・なんかすいません」
クロノアは確信した
どうやらサラマンダー部長の件で呼ばれたのだということを
だがクロノア自体は幹部4人のことについてはそこまで詳しくなかった
なんせ、この四人は魔王様以外のモンスターたちとそこまで積極的に接することをしなかったからだ
魔王様以外の連中らは興味がないという忠誠心が高いことの証拠なのだろう
だがそこは問題では無かった
ヒョウガ「まぁ、サラマンダー部長についてはどちらにせよ市による償いがふさわしいからな、よくやったとも言える」(ハイライトオフ)
「・・・だが問題があるのもまた事実だ。」
クロノア「問題?」
ヒョウガ「他のモンスター族に調査してもらったところ、サラマンダー部長はグラント王国から大量の資金報酬を約束されて裏切ったと聞いた・・・それは本当か?」(ハイライトオフ)
クロノア「・・・あ、はい。そうですね」
カグヤ「・・・やはりそうでしたか、報酬に目がくらむとは・・・欲深いやつこと・・・・・・」(ハイライトオフ)
アリス「・・・グラント王国なんて滅べばいいのにねー」(ハイライトオフ)
アックス「・・・・・・お前たち一回落ち着け」汗
どうやら幹部のアックス以外は結構魔王様に対する愛情が重いようで、3人の目に光が無いのが分かる。
・・・まぁこのクロノアという少女も魔王様に対しての愛情は重いというわけだが・・・
ヒョウガ「・・・それでだが、クロノア・・・・・・早速だが貴様に任務を与える」
クロノア「任務ですか?」
クロノアは眼を丸くする
なにせ、魔王様以外でだと誰かに命令される事なんて無かったはずだからだ
まぁこうしてみると決して悪い人とかではなさそうなので、別にいいかと思った
そうして任務を与えられる
ヒョウガ「・・・グラント王国に潜入して・・・・・・元凶の可能性がある奴隷商を潰せ。」
カグヤ「無論、やってくれますよねぇ?」
アリス「最低限奴隷商を潰せばいいよ~・・・」
アックス「国を潰すのは出来ればでいいさ。」
クロノア「・・・奴隷商を潰す・・・・・・」
クロノアはまたもや厄介ごとになるとそう感じていたのであった。
幹部達
ヒョウガ カグヤ アリス アックスの四人で構成されている幹部達。
だがアックス以外の三人は魔王様に対しての愛情が重く、他のモンスター族達はあまり近づかないとされている。




