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ロリ魔王様、宴会からの誘拐

14話目です。


意外にも温泉回は長かったような気が・・・

(食堂にて・・・)




魔王ロリ「・・それじゃ、イエロー王国との会議がうまく成功することを願って・・・・・・」



「「「「「「「「「乾杯!!」」」」」」」」」」





レストランでは魔王ロリたちにおける食事会が開催された



今回は会議を成功させるために開かれたようなものなので酒はほどほどに入れていた




ただ魔王ロリは酒豪であったため、既にスピリタス3杯分を飲んでいた



ちなみにスピリタスはお酒の中でもトップクラスにアルコール度数が高いとして知られているお酒として知られている。





そんなお酒を魔王ロリは全く酔わずにずっと素の状態で呑み続けていた






クロノアはというとそんな魔王様ロリを監視するべく近くにいたのであった





余談だがメヘラは片付け担当、フレイユは食事担当である




メヘラは過去に一度だけ魔王様が喰う予定の定食に自分の鮮血を入れようとした未遂をしたがために館長からは厨房出禁措置を食らっていた




それ以降はこうやってできるだけ被害が少なくなりがちな、皿洗いにシフトさせたという・・・





メヘラは一応は料理自体は出来る筋であるが先ほどにも言った通り鮮血のせいで台無しになるのでそこのところを館長は危惧したと思われる。





メヘラ「・・・クロノアはいいな~・・・・・・魔王様のそばにいられて」




館員「貴方が近くにいたら大変なことになるのは眼に見えてるからね」




メヘラ「はぁ?」(ハイライトオフ)






フレイユ「・・・これはこう盛り付けて・・・・・・」




館員「おぉ!!焼きから盛り付けまで丁重にやるんですね!!!過去に何かしてたんですか?」





フレイユ「・・・まぁ、そうですね・・・・・・過去に敵国の兵士を見せしめとして生きたまま貼り付けにしたり※百舌鳥のはやにえにしたまま燃やしたぐらいですよ」





館員「・・・え?」ぞわっ






※百舌鳥が餌を一時的に保管するために枝や有刺鉄線などにエサなどを刺して長期保存をする習性のこと。




(一方のクロノアside・・・)




サラマンダー部長「・・・・・・魔王様、呑みすぎっすよ?そんだけ飲んだら明日に響くんじゃないっすか?」




魔王ロリ「うん?いや大丈夫だ。これ一度も酔ったことが無いんだから」




そういうが魔王様ロリの頬を見ると少し酔っているのか、紅潮しているのが分かる。



どうやら、お酒には強いというのは事実のようだが余り飲みすぎると少し酔ってしまうらしい




魔王ロリ「う~む・・・なんか熱い・・・・・・」




クロノア「あ、冷房・・・じゃなかった氷魔法でひやしますか?」





クロノアはつ、現代基準で話を進めそうになる


そう、この異世界には冷房などが置かれていないどころか存在すらしていないのだ。




じゃあどうやって涼んでいるかと言う話だが、どうやらそもそもの話・・・転生前の地球と比べて実は夏はそこまであつくない





暑くなる現象の一つとしてあげられるヒートアイランド現象(主にアスファルトやコンクリートなどが原因)だがこちらの異世界は都市部と言えどもコンクリとかではないのでそこまで暑くはならない。むしろ氷魔法を使えるやつでやればいいじゃんという話であるため、皆は冷房にそこまで執着していない。





話をもとに戻すが酔って暑いと感じた魔王ロリ。そんな彼女を冷ましてあげようと考えていたクロノアであったが・・・





魔王ロリ「いや、いい・・・わざわざ気を遣わせてごめんね。」



クロノア「い、いえ・・・そんなことはありません!!?」






クロノアは気を遣わせてしまったと思いすぐさまに謝罪する



だが魔王ロリは気さくになりながらも夕食を食っていたのであった





(その日の深夜・・・)




魔王ロリ「・・・zzZ」




魔王ロリ達ご一行は食事を済ませ就寝をしていた



ちなみに魔王ロリの他にモブと言ってもいいほどの女性部下たちがいた。





そこに一人の怪しい影がやってくる





それはメヘラであった






メヘラ「ふふふ・・・魔王様は今幼女だけどこれもありっちゃありかも・・・♬」(ハイライトオフ)





そういうとメヘラは魔王ロリにまたがろうとした



だが





べしっ!!





メヘラ「いてっ!!!」





フレイユ「全くもう・・・気を抜いたらすぐこうなるんだから・・・・・・」





フレイユの手によって強制的に退出させられる




(そして旅館の廊下側にて・・・)





そこではクロノアが一人歩いていた



どうやらトイレから出た後のようであった





するとそこでフレイユとメヘラに出くわした




クロノア「・・・どうかしました?」




フレイユ「あぁいえちょっと・・・メヘラちゃんがまたしでかしそうになっていたんで無理やり引っぺがしてました」





メヘラ「ぐぬぬ・・・」





クロノア「・・・また、謹慎処分受けられますよ?」





メヘラ「う、うるさいわね!?バレなきゃ犯罪じゃないんですよ!?」





あーいえばこういう・・・




クロノアはこういった事実にもはや呆れてしまっていた





クロノア「何やってるんだか・・・」





その時であった





フレイユ「・・・あれは」




クロノア「どうしました?」





フレイユは魔王ロリがいる部屋から誰かが出てくるのを見た


それはサラマンダー部長であった





サラマンダー部長「・・・げ」




魔王ロリ「・・・zzZ」





だがその肩には魔王ロリを抱えているのが見えた




サラマンダー部長「・・・逃げろ!」




するとサラマンダー部長は魔王ロリを抱えて逃げていった



それをクロノアは見逃すわけもなく追いかけていった






クロノア「まてぇ!!!!」




フレイユ「待ちなさい!!!」




メヘラ「ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ・・・・・・・・・・・!!!!!」(ハイライトオフ)





こうしてクロノアたちは魔王ロリを連れ去っていったサラマンダー部長を追いかけていったのであった。

サラマンダー部長


文字通りサラマンダーのモンスター族であるが正体はある国に金を要件として寝返った裏切り者。


魔王様が今ロリ化しているのを気に誘拐した。

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