怒りの風を巻き起こして
第134話目です。
ここにきてついにこの章の終わりが目前となってきました。
一方そのころ、たくさんのクレーターが出来た地面をシルバリーは睨んでいた
どうやら手ごたえがあると感じたらしい・・・
シルバリー「はぁ・・・はぁ・・・・・・・ザマァミロだ!!」
シルバリーはクロノアを倒した・・・そう感じただろう
だがしかしそれは完全に早計であった。
ーーーーーージャキン!!!!
シルバリー「!!!?」
シルバリーは突如として右足に激痛を伴った
何事かと思い見てみるとなんと右足が切断されてしまっていた・・・
そしてこれにより、左腕も千切れてしまったシルバリーは『聖なる巨人』を安定することが更にできなくなってしまった。
シルバリー「何故・・・!!何故私の右足が・・・あの時、手ごたえはあったはずだ!!!」
シルバリーは完全に冷や汗をだらだら流しながら思考をぐるぐるとさせた
そしてそれは直ぐに分かることになる・・・
クロノア「・・・ぬか喜びごくろうさん」(ハイライトオフ)
シルバリー「・・・!!!何故、お前が・・・!!!!!」
シルバリーは絶望に満ちた顔をした
何故ならラッシュしたであろうクロノアが気づけば上空でシルバリーの事を見下していたのだ。
これにはシルバリーも信じられないような顔で驚きを隠せないでいた・・・
クロノア「・・・特別に教えてあげる、フレイユのおかげだよ」
「お前が私を地面にたたきつけて馬鹿みたいにラッシュした・・・その直後、フレイユが力を何とか振り絞って『炎伸手』を発動させたんだ。」
「これにより、私は何とか危機一髪で危機回避は出来たんだ。フレイユのおかげでやられずに済んだよ・・・まぁ無理はさせちゃったけど・・・」
シルバリー「・・・そんな、馬鹿なことがあってたまるか・・・・・・!!!!」
シルバリーは吐血をしながら苦し紛れに『聖なる巨人』を何とか安定させようとしていた・・・
だがしかし、体中のいたるところに魔力やらが漏れ出してしまっている影響で徐々に崩れ始めてしまっていた。
シルバリー(あぁ、くそっ!!魔力が・・・!!!)
クロノア「フレイユには感謝しているよ、でも同時に無理させて申し訳ないとも思っている・・・だからね
責任とってお前を殺す」(ハイライトオフ)
クロノアが思いっきり剣を振りかぶろうとする
だがシルバリーはもう片方の腕が生きていることを知り、賭けに出ようとする・・・
シルバリー(もう片方の腕は生きている・・・!!これで『超成長』を・・・・・・・!!!)
シルバリーは千切れていない右腕をクロノアにぶつけようとした
その腕には『超成長』を促す緑色の炎が纏われている・・・
しかし
ーーーーーーズドンッ!!!!
シルバリー「・・・!!!」
シルバリーは右腕も切り落とされた
だがそれはクロノアによるものでもなかった・・・
フレイユ「はぁ・・・・・・・はぁ・・・」
「ざ、ざまぁみろ・・・!!!」
シルバリー「き、ぎざばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」(ガチギレ)
シルバリーは苦し紛れの叫びをした
だがそれは何の意味もなかった・・・
ーーーーグサァ!!!!
シルバリー「ぐぅ!!!!」
シルバリーは右肩から斜めに斬ろうとしたがシルバリーは苦し紛れの悪あがきからなのか筋肉を異様に膨張させて途中で止まった。
だがしかしそれは本当に苦し紛れでしかなかった・・・
『圧縮嵐』
シルバリー「んぐぉあああぁあ!!!」
クロノア「死ね!!!糞野郎が!!!!!」
『連射嵐』
ドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!
シルバリー「あ・・・がぁ・・・・・・・」
クロノアは『圧縮嵐』の応用技、『連射嵐』でシルバリーの頭をミンチにするまで殴り続けた。
そして・・・
クロノア「オラァ!!!!」
ジャキン!!!!
クロノアは途中で刺さったままの剣を持ってシルバリーを斜めに真っ二つに斬ると、そのまま剣を再度振りかぶり・・・
ズァン!!!!!
シルバリー「」
そしてシルバリーの首を斬首した。
その時点でシルバリーは絶命した・・・がクロノアは気が済まなかったのかそこに追い打ちをかけたのであった。
クロノア「・・・生まれ変わっても一生地べたを這いずり回っていろ、ドブカスが」(ハイライトオフ)
『闇暴風』!!!!
ーーーーーーズザザザザザッ!!!!!!
クロノアは思いっきり剣を振り下ろすと『闇暴風』を発動させてシルバリーの体を灰すらも残さずに消滅させたのであった。
そして地面に降りるクロノア・・・
その上空で何かが一つ落ちてきた・・・っシルバリーの心臓だ。
クロノアはそれを掴む・・・
ーーーーードチュ!!!!!!
クロノア「・・・バッチぃ」
そしてそれを思いっきり握りつぶしたのであった・・・
その瞬間・・・クロノアの勝利は確信したのであった。
それと同時に散々お騒がせをしていた『オーダー・ファミリア』との戦いに決着がついたのだった・・・・・・
(???side)
?「・・・うーん、なんか天井が崩れてきた・・・何がどうなってるの?」
「・・・あれは、お姉ちゃん?」
フレイユ「・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・え・・・私の・・・
妹?」
?「・・・お姉ちゃん何で・・・・・・
こんなところで、赤ちゃんなんて産んでるの?」
赤ちゃん「おぎゃあぁーーーおぎゃあぁーーーーーー・・・!!!」