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転生病みサラリーマンはTSして魔王に一目惚れして無双する  作者: チーズケーキうさぎ
ブラック・エクスプレス・シティからの脱出編
131/148

予測不能なアクシデント

第131話目です。


フレイユの子供はフレイユ似なんだろうか?

フレイユは完全に動くことができない状態となっていた



正確に言えば歩くことぐらいは出来るが、それでも先頭に参加することが出来なくなってしまっていた。






魔力を使い、放つことは出来ると思われるがそうなると流産・死産・・・あるいは母親の方が死亡する危険性がある・・・





この状況を打開するには二つある・・・






クロノア「・・・なるほど、大人しく子供を産むか・・・こいつを死なない程度にいたぶらせて無理やり退化させる必要性がある・・・」





フレイユ「・・・できるの?」





クロノア「ちょっと聞いたことあるぐらいだけど、『超強化』の反対には『超退化』というスキルがあったっていう話がある、それをアイツが持ってればの話だけど・・・」





クロノアはそう勘ぐった・・・



どうやらそれの勘は当たったらしい。





シルバリー「ほぉ・・・そこの堕天使は物知りのようだ。お礼としてお前にもその腹に『超成長』を・・・」




クロノア「いらんわ!!愚か者が!!!」





そうクロノアは激昂する・・・



だがこれで情報は分かった・・・






1 フレイユを助けたければ、シルバリーをみねうち状態にさせて『超退化』の魔法をフレイユにかける。



2 それが出来なかったとしてもシルバリーを倒してフレイユの子供を出産させる。



3 そして、シルバリーの『超成長』を食らったらアウト。





特に3番の方は全員がくらってしまえば真面に戦えなくなるので必然的に敗北になる。



即ち、『超成長』を食らえばゲームオーバー





この技は本来デメリット付きのバフ技であるが事実上の一撃必殺技となってしまっていた。





シルバリー「・・・さぁ武器を構えろ、おしゃべりはおしまいだ」





シルバリーはそう言うと再びレイピアを構えた




クロノアも同じく武器を構える・・・メヘラもナイフを持ったりと戦闘態勢に入った。






フレイユ「・・・っち!!」





フレイユもなんとかして戦闘態勢に入る




だがしかし







メヘラ「あんたは座ってなさい・・・参加したとしても足手まといになるだけよ。」




フレイユ「メヘラ・・・貴方、そういうキャラでは無かったでしょうに・・・」






メヘラ「あんたは一言余計なのよ。」







その時、シルバリーは地面にレイピアを指した・・・



降参の意かと思いきや、それは大型魔法の合図であった。





『氷山落とし(アイス・メテオ)』






メヘラ「こいつ・・・疲れている気配を見せないわね!!」




クロノア「っち!!!余計な真似を・・・するなぁ!!!!」






『熱界雷』




シルバリー「!!」






シルバリーはクロノアの『熱界雷』を食らった



その時、身体が徐々にドロドロにとけていくのが分かった・・・





どうやら結構な熱で体が徐々に溶けてしまうらしい・・・






そこをクロノアは見逃さない。






『暴風上昇』(ストーム・アッパー)






一瞬のスキを見逃さずクロノアはシルバリーを天高く上昇させた



上にはシルバリー自身が発動させた『氷山落とし(アイス・メテオ)』がある・・・






ーーードォン!!!





シルバリー「ぐおぉ!!」




クレーターが出来るほど激突する



するとそこにクロノアが天高く飛んで追い打ちをかける。




クロノア「死ね!!」





圧縮嵐コンパクト・ストーム




その刹那、『氷山落とし(アイス・ストーム)』が真っ二つに割れてメヘラ達がいる着地点から大きくそれた。





空高く待ったシルバリーは空中で相対するクロノアを睨む。





シルバリー「図に乗るなよ!!!クソガキ!!!!お前らなんてこの『超成長』を当てれば勝ち確なんだぞ!!!」





クロノア「じゃあ、その勝ち確をやって見せなさいよ」(ハイライトオフ)





シルバリー「・・・っち!!!」





シルバリーはそう舌打ちすると、レイピアを四方八方に振りまくった。




クロノアはそれを全部ガードする・・・






だがシルバリーはそれが目的では無かった。






ーーーードォォォーーーーン!!!!




メヘラ フレイユ「「!!!」」




そう、『氷山落とし(アイス・メテオ)』を細かくして足場兼隠れ場所にするためだ。





シルバリー「・・・覚悟!!!」





シルバリーはそういうと細かく砕いた『氷山落とし(アイス・メテオ)』を足場にしてクロノアに飛んでいった。




右手には『超成長』を意味する黄緑色な炎を纏っていた・・・





だがしかし・・・






『銀剣のナイフ・レイン







シルバリー「こいつ・・・!!」





シルバリーはそれがトラップだとは気づかなかった。






一方そのころ・・・




メヘラ「よし・・・このまま・・・・・・行け!!!」





フレイユ「・・・う、うぅ・・・・・・!!」





メヘラ「・・・動かないでとあれほd」






フレイユ「・・・違う」





メヘラ「え、何が・・・」







フレイユ「う、産まれそう・・・」






メヘラ「・・・は???」





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