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転生病みサラリーマンはTSして魔王に一目惚れして無双する  作者: チーズケーキうさぎ
ブラック・エクスプレス・シティからの脱出編
130/150

『急成長』

第130話目です。


皆さんは妊娠とかさせたら責任は取りましょう。

時は現在・・・





『エターナル・サンダー(神の制裁)』によって地面が陥没・・・『オーダー・ファミリア』どころかそこらへん一帯が完全に沈没してしまった。





それに巻き込まれたクロノア フレイユ メヘラの3人は地下に落ちてしまい崩落事故に巻き込まれた。





クロノア「・・・よっと、ここは?」





    「ぱっと見、何かの市場に見えるけども・・・」





フレイユ「メヘラ、しっかりして!!!」





メヘラ「う、うーーーん・・・・・・」





フレイユは少し失神しているメヘラを叩き起こす・・・



彼女はしばらくして目が覚めることとなった。






メヘラ「・・・こ、ここは・・・・・・」





フレイユ「あ、目が覚めたみたい・・・!!」」




    「ここは・・・うーん?なんか暗い市場みたいなものだけど・・・檻がいっぱいで・・・・・・」





クロノア「・・・うわ」





フレイユ「どうかした?」





クロノアは何かを見つけたようだがそれを見た瞬間、一気にドンびいた。



フレイユはなんだなんだと思ったが、それを見た瞬間血の気が引いた・・・







フレイユ「・・・これは!!奴隷?」





クロノア「・・・しかもこれ・・・瓦礫の下敷きになって圧死している奴らが多い・・・これは手遅れでしょうね、うん」




どうやら『オーダー・ファミリア』の地下にはグラント王国と同じように奴隷市場というものがあり、そこで奴隷の売買を行っていたという・・・




それは『オーダー・ファミリア』の中でも秘密事項ともされていたが、『エターナル・サンダー(神の制裁)』で地価が崩落。





明るみになった途端、そこにいた奴隷たちは瓦礫に巻き込まれてしまい死亡。





その死体をクロノアたちは見たというわけである・・・






メヘラ「・・・うーん・・・・・・・なんか走馬灯みたいなのを見た気がするんだけど・・・」





フレイユ「ちょ、あまり不吉なことを言わないで?」





メヘラ「・・・ところで?あいつは?姿が見えないんだけど・・・」





そう、シルバリーがいない



この崩落に巻き込まれたとは思うが、それでも戦ってはいたわけだ。姿が見えないのはおかしい話だ。






クロノア「・・・『探知』・・・は、反応なし」





    「逃げたか?あるいは・・・」





そう思った、次の瞬間だった。





シルバリー「隙ありだ!!!」





フレイユ「!?」





メヘラ「何っ!?」






フレイユの後ろからシルバリーがあらわれた。



どうやら自身の姿を透明化していたことにより『探知』に引っかかっらなかったというわけである・・・






そしてシルバリーは自身の右手を怪しい緑色の炎で包むと、それを避けることが出来なかったフレイユのお腹に強くタッチした。




『急成長』






フレイユ「っち!!!」






『豪炎の灼砲フレイム・キャノン






たまらずフレイユは『豪炎の灼砲フレイム・キャノン』を放った。




威力は凄まじく、30キロメートル以上先も貫く、そのビームは壁も何もかもも溶ける・・・







だがしかしその時フレイユは体が急に重くなる感じがした。





なお、シルバリーは直前に避けていたため、かすってもいなかった・・・







フレイユ「な、なんで・・・」





フレイユはそれを瞬時に理解した瞬間、絶望した




なんせ、自分の当てられてしまったお腹の方を見ると・・・・・・妊娠していたからだ。





しかもかなりお腹は出ていてそれを見るに妊娠38週ぐらいはしていた。





フレイユ「う・・・ま、まだ・・・戦える・・・・・・」





フレイユは戦おうとするが、まともに歩くことができない・・・




それをクロノアが支えた。






クロノア「・・・一体、何をした・・・?」





クロノアはシルバリーにそう問いかけると、奴は笑った。





シルバリー「・・・私が彼女に施したのは『急成長』と言うスキルだ!!本来ならば、身体の腕、筋肉を急速に背う調査せるバフだったりデバフだったりするスキルだが・・・お前たちは抱かれたんだろう?受精していたらこうはならなかったがこれを見るに受精していると見た・・・」




     「そして、今!!私がこの『急成長』を彼女の腹に施したことでお腹の中にいる子供は急激に成長したというわけだ!!!どうする?例え女戦士であったとしても・・・こうなってしまえば子供の事を考えて引退して産むわけだ・・・もちろん、戦えば流産する危険性がある・・・まぁどっちにしろ俺には関係のない話だが・・・」






     「さぁ・・・!!どうする!!!」







フレイユ「・・・ふぅーーー・・・ふぅーーーーーー・・・・!!!」






フレイユは初めて目に涙を浮かべた。




それは屈辱の目なのか・・・あるいは別か・・・彼女にしかわからなかったことであった。







『急成長』





シルバリーが使う、バフスキルの一種。




これを自分につかったり、相手にかけることで対象を成長させる、主な相手は子供であり本来であれば制限時間を設定して使うものであるが、シルバリーのは制限時間と言うものが定まっていない。



手に怪しい炎を出して対象に触ることで『急成長』させることができる。




だがしかし、長時間対象か自分に触れると老化してしまうデメリットがある・・・






なお、本編では胎内にいた赤ちゃんを急成長させることに使い、相手を無理やり戦えないような状態にさせた。





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