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転生病みサラリーマンはTSして魔王に一目惚れして無双する  作者: チーズケーキうさぎ
ブラック・エクスプレス・シティからの脱出編
124/150

一瞬の隙は命取り

第124話目です。


ここからはついにボス戦です。


シルバリー「・・・それでは・・・まずは・・・・・・お手並み拝見!!」





フレイユ「・・・!!」





クロノア「フレイユ!!」





レイピアを咄嗟に構え戦闘準備をするシルバリーに同じくも戦闘準備をするフレイユ



だがその刹那にはシルバリーは咄嗟にまずはフレイユとの距離を一瞬にして詰めた。




そして一気に詰めたと思いきや今度はフレイユの後ろに現れる・・・





メヘラ「は、早い・・・!!?」





シルバリー「まずは・・・一人!!!」





フレイユ「!!!」






その瞬間、シルバリーは突き攻撃をした




間一髪のところでフレイユは避けたがその威力は凄いものであった・・・






クロノア「こいつ・・・前にある建物たちを貫通している・・・・・・」





そう、『オーダー・ファミリア』の前にあるとされる様々な建物、10棟以上がいともたやすく貫通されたことであったからだ・・・




フレイユ(今の動きは見えなかった・・・!!あともうちょっと遅かったら・・・この貫通の餌食になっていただなんて・・・!!!)





シルバリー「・・・やっぱり、全盛期とまではいかないなぁ?あれは結構離れた山でさえも余裕で貫通できる程度ではあったはずだが・・・運動不足といったところか・・・・・・」





     「だがまぁ・・・戦闘の際の勘はしばらくしたらもとに戻ると思うがな・・・・・・・それまでに楽しませてもらうとするか」





シルバリーはそういうと今度は横一文字にレイピアを振った




距離的には3人共、届かない距離にいた・・・






だが当たらないという考えは甘かったようだ。








ズンッ!!!!!







「「「!!?」」」






シルバリー「・・・流石に避けたか」





なんとシルバリーは剣で横に一振りしただけで前にあった建物などがのきなみ一刀両断されてしまい倒れてしまった。





なお、飛距離にして219,993ヘクタール・・・これは現在で言うところの東京都と同じ面積に匹敵する・・・




なお、ブラック・エクスプレス・シティは東京都の二倍以上はあるので全部の建物が切れたわけではないのだがそれでも結構な被害は出した・・・





そしてそれは建物だけではない・・・




「お、おい!!?し、しっかりしろ!!?」




「ど、胴体が真っ二つに・・・」





「誰か助けてーーー!!!」






シルバリー「・・・っち、やっぱり実践から遠く離れたんじゃ結局はこれか・・・」





フレイユ「ねぇ!!!」






余りのシルバリーの他所に対する命の無頓着っぷりにフレイユは怒りをあらわにする・・・!!




そしてそれを見たクロノアとメヘラは助太刀しようかと言うように前に出る。






クロノア「・・・助太刀しようか?少なくとも3人でかかれば余裕でしょ」





メヘラ「まぁ、手助けはしてあげるわ」






だがしかし、フレイユはそれを良しとは思わなかった。



前に出る二人をこれ以上出らせないために自分の武器である大斧を地面に勢いよく突き刺す・・・






これには思わず、クロノアとメヘラは脚を止める。






フレイユ「・・・まってここは私一人でやる。流石に他の人たちがこうして無様にやられるところを見てこいつだけのほほんとしているのが許さない・・・!!!」(ハイライトオフ)






フレイユはそういうと怒気を含んだ目でシルバリーを睨みつける。



これに気付いたシルバリーであったが動じることは無かった・・・






それに気づいたフレイユは自前の大斧から炎を出した。





シルバリー「・・・炎か、昔にいたパーティメンバーを思い出す」




     「そいつは敵のレベルを見誤り、無駄死にした哀れ人であったが・・・」





フレイユ「・・・貴方を殺します。それ以上もそれ以下もありません」





シルバリー「・・・あまり強い言葉を使うものではないぞ?弱く見えるからなぁ・・・?所詮は操られるだけの・・・敗北者が・・・」




フレイユ「・・・!!!」







フレイユはまんまとシルバリーの挑発に乗った



その結果、フレイユは全身に炎を纏いながらシルバリーに向かって突進していく。(どっかの漫画で見た展開)





これにはクロノアもつい叫ぶ・・・






クロノア「乗るな!!フレイユ、戻って!!!!」






どっかの某海賊漫画のように叫んだクロノアであったが、それらの声が彼女の耳に届くことは決してなかった・・・





『炎獄の衝突フレイム・ドライブ





シルバリー「・・・中々のスピードと言ったところだ・・・」





この『炎獄の衝突フレイム・ドライブ』と言う技は全身に炎を纏って突撃する技で当たればクロノアも無事では済まない技となっている。




だがしかし、この技は発動すると曲がりにくいという欠点を持っているため使う場面は限られていた・・・





だけどフレイユはそこら辺を考慮したのか壁に反射させると言った荒業で無理やりその弱点を克服した。





ーーーーガガガガガッ!!!!





メヘラ「うぉ!?あぶな!?」




クロノア「すごいスピードと熱気・・・!?」





シルバリー「・・・」




シルバリーは避けに徹していたため当たらず・・・



そしてこの技にはもう一つの欠点があった、そしてそれをフレイユは理解していなかった。





そう、この技は結構燃費が悪かったのだ・・・即ち直ぐに効果が切れる。




ーーーーボウゥ!!




フレイユ「しまっーーー」





シルバリー「隙あり!!!!」





グサッ!!!!






クロノア メヘラ「「!!!?」」





フレイユ「ぐはぁ・・・!!?」






シルバリーはその隙にフレイユの左肩にレイピアをぶっさして風穴を開けたのであった・・・





『炎獄の衝突フレイム・ドライブ




自身を獄炎で覆わせて相手に体当たりをする技。



当たれば強烈な一撃を与えられるが燃費が悪く、しばらくの間は使えなくなると言ったデメリットを持つ。




また曲がりにくいという話もあるが、そこらへんは室内と言った場所で使うことで弱点は克服できる。


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