ロリ魔王様、足湯中につき
第12話目です。
皆んなものぞきには注意してね。
(旅館の足湯エリアにて・・・)
魔王「ふぅ・・・時間的には早いとはいえ足湯につかるのはいいこと・・・・・・」
女体化した魔王様は足湯に使っていた
白くすべすべなお肌は魔王様を癒すのに十分であった
そこにクロノア メヘラ フレイユの3人が監視兼覗き見ていた
魔王は気づいているようであったが、まぁ危害を加えなければ・・・という精神であったため気づいてないふりをしていた。
クロノア(・・・ま、魔王様の脚・・・・・・すべすべすぎない?これ、前世とかだったらセクハラされそうなんですけど!?)
メヘラ「・・・魔王様の脚はいつ見ても綺麗ねぇ・・・」(小声)
フレイユ「これじゃ変態湧きますよ・・・」(小声)
だらだらだら・・・
3人は平静を保っていたが、鼻から血がたれている時点で説得力はなかった
それを見ていた他の客たちはぎょっとなりて、少しドン引きはしていた
魔王「・・・」
(我が娘たちは失血死しないか心配なんだけど・・・っていうか温泉とかだとどうなるのやら・・・・・・)
魔王様はそう心配した
なので3人に注意した
魔王「ちょっとそこの3人、興奮するのは分からなくもないが・・・余り興奮はしないでよ?」
クロノア「は・・・はい・・・・・・・・」(鼻血たらー)
フレイユ「クロノアちゃん?鼻血鼻血」(鼻血たらー)
メヘラ「あんたもだよ」(鼻血たらー)
魔王「全員だよ・・・」
とりあえず全員は鼻血を何とか止めるのであった
一応、床とかは掃除されている
クロノア「一応私達は魔王様方に危険が無いように見張るように言われているのでなんも問題はありません!!」
魔王「・・・ならいいけど、夢中になりすぎて周りの客たちに迷惑をかけないでね?いい?」
メヘラ「ふふ・・・❤分かってますとも・・・」
魔王「メヘラが一番信用できなんだけど・・・」
メヘラ「ウ:ゥ:」
メヘラはショックを受けて倒れこむ
クロノア「・・・なんか倒れたんですけど・・・・・・」
フレイユ「気にしたらだめですよ。自業自得なんで」(心雑)
そういうとフレイユはメヘラを引きずってどこかへと運んでいった
まぁ邪魔だろうという感じから察するに別の部屋に運ぶつもりなのだろう
そして気が付けばその場にいたのはクロノアと魔王だけとなった
クロノア「・・・なんか静かですね」
魔王「・・・そうだね」
クロノアは少ししんみりした気持ちになっていた
何故なら、そもそもな話ここに来た理由は魔王様にこっぴどく叱られてしまい罰としてここ(旅館)でしばらく反省することとなったからだ
今のクロノアはちゃんと反省しているようでそのことを魔王本人に伝えた
クロノア「・・・魔王様、あの時は本当にすみませんでした。私・・・ちょっと気が動転してたんですよ。言い訳だとは思いますが」
魔王「・・・分かっているよ、そんなことは」
クロノア「・・・魔王様」しんみり
クロノアはしんみりしていた
だがその時であった
運命と言うものがあるのであれば、それはKYなのであろう
ゴブリン風なモンスター「・・・お!!ちょうどいいところに美少女二人はっけーん・・・おい!!そこの女二人!!!俺とあそばねぇーーーか???ぐふふ・・・」
クロノア「・・・」(ハイライトオフ)
魔王「・・・はぁこういう輩もいたものだ。おいクロノア、手は出すなよ?」
クロノア「え、でも・・・」
魔王「出る幕ではないからね」
魔王とのひと時を邪魔されたクロノアは、すぐさまに臨戦態勢にはいるが魔王によって静止される。
どうやらこのゴブリンは魔王様のことは知っているようであったが性別を変えることが出来るということを知らなかったらしい
そんなこともつい知らずに巨漢なゴブリンは魔王に近づいていく
ゴブリン風なモンスター「・・・お!お前、俗にいうロリ巨乳ってやつか!!?いいねぇ~こういうのこの身だったんだぁ・・・」
クロノア(・・・身体しか見てないゴミか・・・・・・)(ハイライトオフ)
クロノアは理解している
外見だけで中身をまったくみようとは思わない奴のことはゴミであるということを
前世でもそうであるかのように剥げた上司は若い新人OLを権利を利用してセクハラすることもあった
だからこそクロノアはこういった輩をよく思ってすらもいなかった
魔王「はぁ・・・全く」
「身の程をわきまえてよ、痴れ物が」(ハイライトオフ)
魔王は軽くオーラを出す
だがそれでもビビらせるのには充分なのであった
ゴブリン風なモンスター「ひ、ひぃ!?た、大変お騒がせしましたー!!」
それにあっさりビビったゴブリン風なモンスターは立ち去っていった
クロノア(やっぱり魔王様は格が違う・・・)
魔王「・・・さて、行くか。温泉に・・・・・・あ、そうだ。せっかくだし背中洗ってくれるかの?」
クロノア「・・・・・・え???」
ゴブリン風なモンスター
二人のことを体目当てでナンパした蛮族。
後にそのうちの一人が魔王様であったことを知ると青ざめて謝罪した。魔王様はまぁ許した。