それぞれの怒り
第119話目です。
そろそろ大ボスとは言いましたがあともうちょっとと言う意味であって決してもう、ボスと言う意味ではありません。
クロノア「・・・あーーーー・・・もう、腰が痛くて仕方がない・・・・・・」
そう言ったクロノアは足腰を引きずるように歩いていた
結局のところ強〇した奴は見つけることが出来なかったが(遠くに逃げたのかもしれない)何とか下の階に行くことは出来たので、階段を経由して降りていた・・・
そして、クロノアは近くにあった休憩用の椅子で腰かけて休むことにした。
クロノア「・・・くそ」
敵が周りにいないことを確認すると、横向きに寝たのであった
敵陣のアジトで悠長かもしれないが今のクロノアは全力を出せないのでどっちみちこうするしかなかったのだ。
クロノア「・・・あぁ、ここまでしてくやしいのは久しぶりだなぁ・・・・・・コロス・・・コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス!!!!!!」
クロノアはかつてないほどの憎悪と憎しみいっぱいいっぱいになっていた
そしてクロノアはある一人の少女を思い出した
そう、スカーレットだ。
スカーレットは前世ではクロノア事、闇輝青介と同じようにハラスメントによって苦しめられそして自殺した。
昔はパワハラによって苦しめられていたのでセクハラの苦しみは完全には理解できていなかった
だがしかし、今となっては完全に理解できる。
クロノアはそんなスカーレットに激しく同情し天を仰いだ・・・
そしてクロノアはしばらく休んだ後、起き上がった。
クロノア(よし、MPが回復した!!・・・これで・・・・・・
思う存分、『オーダー・ファミリア』を壊すことができる。)
クロノアはそう確信した、次の瞬間だった。
クロノア「・・・あれは」
そう、遠くの廊下の方でメヘラとフレイユが戦っていたのだ
そして相手は影にまみれたような野獣と奴隷・・・
メヘラ「・・・こいつ、攻撃力だけは無いけれど意外とタフいわね・・・」
フレイユ「・・・うん、しかも意外とすばしっこいからジリ貧になっちゃう・・・・・・」
野獣 奴隷「「ぐるるるる・・・・・・・!!!!!」」
どうやら二人は大した怪我は追ってないようだったが、向こうもそれは同じだったようでまるで鼬ごっこの様であった。
すると、フレイユがクロノアに気付いた。
フレイユ「あ!!クロノアちゃん!!!こんなところにいたんだ!!!!」
クロノア「!!!」
だがしかし、野獣はその隙を見逃さずフレイユに対して突進を仕掛けてきた・・・
メヘラ「危ない!!!」
フレイユ「!?」
フレイユが気づいた時には目と鼻の先だったため、これは避けれないと思った
だがしかし・・・
ドンッ!!!!
野獣「があ・・・!!?」
フレイユ「!?」
目の前で野獣のこめかみに穴が開いたことを認識した
そして・・・
クロノア「邪魔!!!!」
『黒旋風』(ブラック・アサルト)
奴隷「ぐああぁぁぁぁ!!?」
クロノアは続けざまに奴隷をもみじん切りにしたのであった
そして、クロノアは二人の前に立つ・・・
クロノア「・・・とりあえずだけど、催眠は大丈夫だよね?」
メヘラ「もうかかってないわよ!!」
フレイユ「こっちもなんとか、クロノアちゃんのおかげで催眠を解除できたし・・・ありがとう!!」
クロノア「・・・ふん」
クロノアはどこかまんざらでもないような返事をした
フレイユ「・・・さ、道中の敵は倒したから・・・帰りましょうか」
クロノア「そうだね・・・私もまじでバルファルク王国に帰りたいし・・・・・・」
メヘラ「私もそれにはどうかーん」
三人はこの時ばかりは意見が完全に一致したことだろう・・・帰路に就くのであった・・・・・・
・・・
フレイユ「・・・そういえば、なんかクロノアちゃん。イカ臭くない?」
クロノア「・・・あぁ、うん。こういうのもなんだけど・・・私、強〇されたんだ・・・・・・・」
フレイユ「・・・は?」
・・・