媚薬のトラップ
第117話目です。
結局はこうなる定めなのか・・・
「・・・?おい、お前・・・坊ちゃまはどうしたというんだ?まさかそれをほっぽいて逃げようとするんじゃないだろうn」
クロノア「ウルサイ」
ーーーーザシュ!!!
何とか部屋から逃げて部下たちを次々と切り殺すクロノア・・・
ぶっちゃけ部下単体の強さはそこまで(ようするに雑魚)なのでクロノアはそこまで気にする程度の物ではなかった。
そう言った要因からクロノアは憤りを感じていたもののどこか余裕そうで歩いていた・・・
するとクロノアはある部屋を見つけた・・・
クロノア「・・・うん?何?この部屋は・・・」
クロノアは興味からかその部屋に入っていった
ちなみに場所的には5階の端っこらへんであった・・・
・・・
クロノア「・・・ここは?」
クロノアが入った場所はなにやら怪しい植物が栽培されている場所であった・・・
その中には現実でも見かけるような奴も入っていた・・・
クロノア「・・・あ、これは・・・マリファナ?」
そう、覚せい剤の原料にもなると言われている大麻やマリファナがここでは栽培されていた。
クロノアが聞いたのはあくまでも奴隷だけであったがどうやら『オーダー・ファミリア』はこういった危ない薬を平気で密売する組織だったらしい。
クロノア「・・・もうここにはなにもなさそう・・・・・・なにこれ?」
クロノアは部屋を出ようとしたが、その時あるものを見つけた
それはピンク色の薬草でこれは現実世界にはなかったものである・・・
クロノア「・・・なんだろう?これ・・・少なくとも、悪い奴ではなさそうだけど・・・・・・」
クロノアはその薬草の匂いを嗅ごうとした
だがその時、突如としてクロノアの鼻がむずむずしてくる・・・
クロノア(あ、やばい・・・でそう・・・・・・)
「へっくしょん!!!」
ーーーーぶわぁ!!!!
クロノアはくしゃみをした
咄嗟に手を抑えてなんとかバレずにすんだもののその時、うっかりだったのかは不明であるが薬草は何故か花粉を舞った・・・
するとクロノアは視界がぼんやりとして自身が熱っぽく感じる・・・・・・
そう、それはまるで媚薬を浴びた感じであった・・・
クロノア(え・・・これ、媚薬・・・!!?)
クロノアがピンク色の花粉の正体が媚薬だと気づくのにそこまで時間はかからなかったが、その時には既に大量に舞ってしまっていた。
クロノアはそれを吸い込んでしまったのだ。
ーーーーびくっ!!
クロノア(あ、やばい・・・❤)
(も、もう・・・ガマンが出来ない・・・・・・❤❤❤あ、頭が真っ白になって・・・❤❤❤)
クロノアは頭がまっしろになって何も考えられなくなると、自分の腕が勝手に自身の下半身に行くのを確認するとそのまま思考がぼんやりとするのであった・・・
・・・・・・
「お、おい止まれ!!!止まらないとやってしまうz」
メヘラ「ウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイ!!!!!!!!」
ーーーーーーーーズババババババババァッ!!!!
フレイユ「・・・わぁお、これは私の出る幕ほとんどない・・・」
上階にいるであろうクロノアを救出するべく部下たちを斬殺していくのはアテナ・メヘラ・・・
そんな暴走気味となっているアテナ・メヘラをただ見ることしかできなかったフレイユ・・・
いや、実際にはただ出る幕が無さすぎるのでこうしてメヘラを楯に突き進むことしかできなかったのだ。
すると、メヘラとフレイユの前に巨漢の大男が現れた・・・
「おいおい、よくも俺たちの土地で暴れさせてくれたな?えぇ?悪いがお前らはここでゲームオーバーだ・・・」
メヘラ「・・・中ボスってところかしらね?」
フレイユ「・・・今回ばかりは私も加勢するよ」
メヘラ「好きにしなさいな・・・」
メヘラとフレイユは自身の能力で生み出した剣を大男に向けたのであった。
・・・
クロノア「・・・はぁーーー❤はぁーーー❤・・・・・・まさかこれほどまでにとは・・・うん?」
「・・・まさか媚薬草の花粉を浴びたのか?ずいぶんと愚かしいことをしたな・・・」
「こいつ、あの坊ちゃまの奴隷か?まぁあの坊ちゃまが死んだという情報が耳に届いたが、俺からしてみればどうでもいいことだ・・・ていうことは、俺がこいつと交わっても問題はないというわけか・・・じゃあいただくとしようか・・・!!」
クロノア「うぅ・・・❤」
・・・