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転生病みサラリーマンはTSして魔王に一目惚れして無双する  作者: チーズケーキうさぎ
ブラック・エクスプレス・シティからの脱出編
116/150

責任重大な妊娠

第116話目です。


この話の舞台が現代とかだったら、多分それ関連の人が荒ぶってる。



フレイユ「・・・それにしてもあいつら・・・糞みたいな事してくれたよね。私達を孕ませるだなんて・・・幸いにもハクビさんという方が『オーダー・ファミリア』を潰せば堕としてやらんこともないとか言ってたからさ・・・少なくとも選択が出来るって素晴らしいことだよね?ねぇ?メヘラちゃ・・・」





メヘラ「コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス・・・・・・・・!!!」





フレイユ「・・・まぁ魔王様以外の子を孕むことを論外と考える貴方であるならば、そう思っちゃうのも変ではないか・・・」





『オーダー・ファミリア』によって孕まされたフレイユとメヘラはハクビのとある約束によってまたもやその場所に向かっていたのであった。



そう、今度は自分の足で『オーダー・ファミリア』に向かわなければならない・・・






そしてその目的は至って単純で、『オーダー・ファミリア』を潰すこと・・・







その条件を果たすと二人はそう約束したため、主にメヘラのお腹の方は一時的に元に戻った。



だが孕ませられたという事実は変わりないため、特にメヘラはさっさと約束事を完遂して堕胎してもらおうとしていた・・・






メヘラ「・・・ってか、貴方もけがれた連中らに孕まされたんでしょ?私と同じで堕とすつもり?」





メヘラはそう質問をする




だがフレイユからの答えは想像の斜め上であった・・・






フレイユ「え、私・・・」





    「・・・産むつもり・・・・・・」







メヘラ「・・・はぁ?」







まさかの回答にメヘラは額に青筋を立てた



そしてフレイユの胸倉をつかむ・・・






フレイユ「・・・まぁうん、貴方ならそう思うでしょうね・・・」





メヘラ「貴方・・・わかっているの!!?あいつらによって陵辱させられてるのよ!!!それなのに、産むって・・・貴方は一人でガキの面倒を見るつもりだというの!!!」





子供を育てるとなればどこに行ってもそれなり以上のコストをかけることとなる。



愛したもの同士で何とか生活に余裕があれば、それでいてなんとかなるだろう・・・・・・(細かい話とかもあるだろうがそれは置いといて)






だが問題はそこではない





何故なら愛しているわけでもない奴によって子供が出来たというわけだから、主にメヘラは内心穏やかでは無かったのだ。







フレイユ「・・・確かに私だって魔王様との子供を孕んで幸せな生活を送りたいよ。でも私は下手に無責任なことは出来ないんだ」



そういいながらフレイユは自身の下腹部を軽く撫でる・・・




メヘラ「・・・こいつっ!!」





フレイユは最初のころクロノアと一緒に無責任にも色仕掛けをしたことを思い出した。



あれ以来、彼女は責任ぐらいは持つという姿勢をとるようになりメヘラとは相反するような存在になっていた・・・





そしてそれを察知したメヘラは何か負けたような感じがしたのか、すぐさまにフレイユを話して先に進む・・・






メヘラ「・・・ふん!!もう私知らない!!勝手に産むなりしなさいな!!!」





フレイユ「あ、待ってよ!!メヘラちゃん・・・!!」





フレイユはそんな不機嫌になっているメヘラを追いかける



メヘラはというとそんなフレイユをみてめっちゃ不機嫌になっていた・・・






それは・・・







ーーーーヴンッ!!!







フレイユ「ぎゃい!?」






仲間であるフレイユに斬りかかるほどに・・・





メヘラ「・・・」





フレイユ「そんなに、私の存在を不愉快だと見てるの?メヘラちゃん」






メヘラ「・・・っち!!!勝手にしなさい!!!」






メヘラはそう吐き捨てると尻もちをついたフレイユを尻目に更にスピードを上げるように歩いていった





これにはフレイユもなんとかついていこうとするもメヘラはそれ不快と見る・・・







メヘラ「・・・だからなんでついて来ようとするの!?意味わかんない・・・私は堕とす約束を果たすべく『オーダー・ファミリア』に乗り込むの!!!貴方は産もうとしているから関係ないじゃない!!!」





フレイユ「いや、関係あるわ・・・クロノアちゃんを助けるという目的が」






メヘラ「・・・」






約束事があれども結局は仲間であるクロノアを助けることになるから目的は実質一緒と化していた。




これにはメヘラも下手に強く口出しは出来なかった・・・






メヘラ「・・・それで魔王様に何を言われても知らないから」





フレイユ「・・・その時は切腹でもする覚悟はするわ・・・・・・」






そう言っている間にメヘラとフレイユは『オーダー・ファミリア』にたどり着いたのであった



警備やガードマンという輩はいるようだがそれでも、今のメヘラとフレイユなら敵では無かった・・・






そしてそこに命知らずな愚か者が声をかける・・・






「おぉ?お前らはぼっちゃんに孕まされたメイドじゃねぇか?こんなところで何してんだぁ?お前らのお勤め先はぼっちゃんのべっどのうえだろうがよぉwww」






メヘラ フレイユ「「・・・あぁ???」」






ーーーーズバァ!!!!







「あ、がぁぁぁ・・・!!?」






メヘラとフレイユは一人の言葉に憤りを感じたのかすぐさまに切り伏せたのであった・・・




これにはどういうわけか不思議と意気はあったわけである・・・






フレイユ「・・・メヘラちゃんって性格はクズだけど意外と悪くないよね」




メヘラ「あんたは一言余計なのよ!!」





・・・





シルバリー(ふん、愚民どもの指示を集めるのも疲れるわ・・・)




部下「た、大変です!!ボス―!!!」





シルバリー「なんだ?今忙しい・・・」





部下「そ、それが・・・坊ちゃまが・・・・・・」






  「自室で亡くなっているところを発見しまして・・・」






シルバリー「・・・は?」





・・・



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