堕天使の怒り
第115話です。
こう言ったガキは受けの方が需要あるんですか?
シルバリーの息子「・・・ぐあぁが・・・・・・・!!?お、お前は・・・ぼ、僕のお嫁さん・・・ママになる予定だったというのに・・・!!!」
クロノア「くだらない・・・私には最初っから心に決めてる方がいるのよ!!それをお前のような奴なんかに・・・奪われてたまるか!!!」
催眠を自力で解いて見せたクロノアはシルバリーの息子の首を絞めて持ち上げた。
周りには誰もおらず止めるやつはいない・・・
シルバリーの息子はそんな中でも命乞いをする・・・
シルバリーの息子「ご、ごべんなざぁい・・・!!ちょ、調子にのっで・・・ず、ずびまじぇん!!!じにだぐな・・・」
クロノア「ウルサイ、お前のような愚図に処女をあげるのであれば死んだ方がマシ・・・私の純潔を汚そうとしたことを、後悔しろ!!!」
シルバリーの息子「・・・ま、まっで・・・・・・」
ーーーーゴギィッ!!!!
シルバリーの息子「」
クロノアはシルバリーの息子の首を容赦なくへし折った
腕はたらんっと垂れ下がり、それでもって死んだということが分かる・・・
クロノアはというと、そんなシルバリーの息子を雑にぽいっと投げる。
ーーーどさっ
クロノア「・・・ふん、私の処女を奪おうだなんて百万年早いんですよ・・・思い知ったか」
そう捨て台詞を吐いてこの場を去ろうとした。
だがその時、こっちに誰かが来るのを感じ取った・・・
クロノア「・・・うん、誰かきた。切り伏せてもいいけど、ここは穏便に・・・あ、こいつは・・・・・・」
クロノアはシルバリーの息子の遺体をどうするか考える、だがこれは直ぐに何とかなった
そう、ベッドの下だ。
どうせすぐ見つかるだろうが、一時しのぎにはもってこいの場所であった。
クロノア「・・・まぁ、一時しのぎにはなるでしょうが隠れさせてもらいますよっと・・・・・・」
こんこんっ!!
クロノア(来た!!)
クロノアはさっさとシルバリーの息子をベッドの下に隠し、自身はクローゼットの中に隠れた。
そしてドアをノックした張本人だが・・・どうやら『オーダー・ファミリア』に属する部下のようであった
「ぼっちゃま?いないんですか?開けますよ?」
そうやって開ける・・・だがクロノアとシルバリーの息子は隠れてしまっているので当然そこに姿はない・・・
部下はあたりをきょろきょろする・・・
「・・・あれ?てっきり性行為中かと思ったんだが・・・・・・」
「どうせ、別室でこっしょりプレイ中なんだろう?あまり気にすることではない」
クロノア(・・・性行為しているという前提なのが腹立つ・・・)
クロノアはそう思う・・・すると興味深いことをきくのであった・・・
「・・・そういえばの話だが・・・奴隷たちの商売は上手くいっているのか?」
「あぁ、そこの所問題はない・・・なにせ水面下で行っていることなのだからなぁ・・・・・・国民たちにバレでもしたらそれこそめんどくさい事になるさ」
クロノア(・・・奴隷か、グラント王国でもやってたなぁ・・・・・・)
クロノアはかつてグラント王国でもやっていたような奴隷市場を思い出した。
そして確信する・・・こいつらはビジネスで奴隷を販売しているということを・・・
クロノア(・・・はぁ、どいつもこいつも・・・・・・奴隷を働かせるだなんて、芸が無い・・・品もない・・・・・・)
そうクロノアは彼らの事を見下した
すると聞き捨てられない事をきいたのであった。
それはクロノアからしてみても地雷であることだった・・・
「・・・万一、奴隷にするなら誰がいいとかあるかなぁ?」
「俺はバルファルク王国の魔王かなぁ?なにせ女であると聞くし、そいつを奴隷にでもすれば、その王国を手中にしたも当然だろ?したいにきまってr」
クロノア「ーーーーーー!!!!」
『死刑台の刃』(ギロチン・オブ・アントワネット)
「な」
「え・・・」
クロノアは気が付けば、自身が隠れていたクローゼットから出てしまっており剣で部下たちを切り刻んでいた。
二人の部下は即死であった・・・
だがしかし、クロノアはそんな彼らを気にせずに部屋を出たのであった・・・
クロノア(・・・絶対アイツラノ好キ二サセルカッテンダ!!!!!)
クロノアはそう言うと部屋を後にしたのであった・・・
そして現時点での目標が彼女の中で更新されたのだった。
クロノア(・・・あの糞じじい・・・ぶっ殺してやる!!!)
『死刑台の刃』(ギロチン・オブ・アントワネット)
クロノアが使ったスキル。
実はこう見えて一撃必殺技でどんな種族が受けても一撃で死んでしまう。即死技
その代わりコストはバカ高く1日1回しか打てない。
作中ではクロノアが怒りのあまり放ってしまう。