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転生病みサラリーマンはTSして魔王に一目惚れして無双する  作者: チーズケーキうさぎ
ブラック・エクスプレス・シティからの脱出編
112/148

羽をもぎ取る存在

第112話です。


何故フレイユが堕ちた経緯が瞬間一位に?

(『オーダー・ファミリア』にて・・・)





クロノア「・・・うん?ここは?」





クロノアはあの一件で気絶させられてしまい、そのボスである雇い主によって『オーダー・ファミリア』に引き取られていた。



そして彼女が目覚めたころにはフレイユとメヘラが催眠をした同じ部屋にいたのであった。




ちなみにその催眠をした部屋というのは一貫して雇い主であるボスの部屋なのだった・・・






クロノア(ここは・・・なぜだろう気持ち悪い感じがする。早く起き上がらないと・・・・・・)






クロノアがそう思い起き上がろうとした時であった。






クロノア「・・あれ?腕と足が魔方陣で縛られている?」






そう・・・腕と足が魔方陣で縛られているという事に気が付いたのだ



どんな頑丈なロープや鎖をもってしてもとても頑丈なその魔方陣はクロノアの動きを封じるには充分であった・・・




かに思えた。






クロノア(・・・こんなんで、私を捕えようと思っている嗜好に驚くよ。ほんとに・・・!!)





そう、クロノアはより強力な魔法を使う事でこの魔方陣を破ることは可能であった。



クロノアは何とかして魔法で打ち破ろうとする・・・






クロノア(よし、『強制解除』(アンリミット・アンノーン)・・・)







クロノアはそうやって魔方陣を強制解除しようとした時であった。







雇い主「そこまでにしとくんだな」






クロノア「・・・!!?」





そこにクロノアを気絶させた張本人・・・雇い主が姿を現した。




その光景にクロノアはぴくりと動きを止めた・・・






雇い主「・・・改めてごきげんよう、こうして話すのは初めてかな?クロノア」




   「私の名はシルバリー・グラント・・・かつてはグラント王国という腐れ国家に付き従っていた執事です」





クロノア「グラント王国・・・!!!」






クロノアはそれを聞いてピンときた。




何故なら、そのグラント王国はクロノア・ヒョウガ・バイヤーの3人によって滅ぼされたからであった・・・





雇い主兼ボス・・・シルバリーはこういった。







シルバリー「お前は『商品』として買われた存在にしかすぎぬ、お前を奴隷として買うためのなぁ?」





クロノア「・・・奴隷ですって?馬鹿にするなよ?」





    「グラント王国に一時的に仕えていたの言うのでしたら、何を意味するか分かるでしょう?」







シルバリー「・・・」






そう、グラント王国は違法である奴隷貿易というのを無断でやっていたから目を付けられる結果となった。



しかも勇者でさえ奴隷を飼うとか言う意味不明なこともある・・・





クロノアはこのことをあざ笑う・・・







クロノア「皮肉な物・・・w勇者が違法な物に手を染める・・・おかしいものだと思いますがwww?」






シルバリー「・・・まぁそうだろうな、実に皮肉なものだ」





だがシルバリーはそれを受け入れたと思うと謎にそれを受け入れたのであった・・・





シルバリー「はっはっは・・・そうだろうな。実に違法なものだろうな・・・w」





     「だがなぁ嬢ちゃん、これは覚えておいた方がいいぞ?」






そう言いながらシルバリーはフレイユとメヘラにもやったようなあの催眠をするのであった・・・




『催眠』(ヒプノシス)





クロノア「・・・うぅ・・・・・・ん?」






クロノアは視界がぐるぐるとして意識がもうろうとしだす・・・




それはやがて、クロノアの思考でさえもどこか鈍く感じてしまうほどであった・・・






クロノア(頭が・・・呂律が・・・・・・回らなくなる・・・)





そしてシルバリーはクロノアと同じ高さにまで目を合わせるとこうそそのかした





シルバリー「さてと・・・これでお前はもう・・・・・・






俺たちの奴隷だ・・・堕天使クロノア」







クロノア「・・・・・・・は・・・い」







シルバリーはクロノアに催眠をかけたことにより勝ちというものを確信したのであった・・・





・・・




(時は同じくして廃病院・・・)





フレイユ「・・・そんな、クロノアちゃんが捕まっただなんて・・・・・・」




メヘラ「・・・」





ハクビ「そうじゃ・・・・おぬしらの仲間は『オーダー・ファミリア』によって捕まってしまったと考えられている・・・もしかしたら催眠にかかっている可能性は十分に高いと言えよう」






ハクビによってクロノアは『オーダー・ファミリア』に拉致された可能性があるというとフレイユは顔を一掃と険しくさせたのであった。



だがどういうわけかメヘラは顔色を一つも変えることはしなった・・・





しかしハクビはそんなメヘラを気にせずに更に説明に入る・・・






ハクビ「やつらは元をたどればただの勇者パーティによって結成されたほんの小さな集まりにしか過ぎなかった。だがしかしそこから徐々に成績と言うものをあげてからは段々とおかしい方向に進んでいったのだ。おそらく催眠などで徐々に人を増やしたのが主な要因とも言えるな」





フレイユ「催眠・・・」





フレイユは催眠と聞いてシルバリーによってさせられたことを思い出した。




メヘラも同様であるかのように目を険しくさせる・・・






ハクビはそんな二人にこう持ち掛ける・・・






ハクビ「お主らはそのクロノアと言う奴を救いたいのじゃろう?勿論行くのじゃろうな?」





フレイユ「そりゃ勿論ともですよ!!!」





フレイユはそうクロノアを取り戻すという意思を見せた



だがしかし一人だけ見せる意思を見せない奴と言うのがいた・・・






メヘラ「救助?私はまっぴらごめんよ?」





フレイユ「・・・え?」






ハクビ「・・・うむ?」






アテナ・メヘラ・・・彼女はクロノアを救助しないという暴挙に出たのであった・・・

『強制解除』(アンリミテッド・アンノーン)


クロノアが使おうとしていた技の一つ。

これを使うとどんなに強い催眠状態や状態異常でも即座に回復させることが出来る・・・


コストは割と軽くはないが重くもない。

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