表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/148

魔王様、女体化する

第11話目です。


一応、魔王様は女体化したら理想的なロリ巨乳になります。

(客室にて・・・)




魔王「久しぶりに来たんだが変わってないなぁ・・・」




館長「お気に召さなかったのですか?」





魔王「いや、感慨深いと思っていただけだ・・・むしろ褒めてる」

館長「おほめいただき光栄です・・・それでご予定の方は?」




魔王「・・・まぁ、明日には出発するわけだからな。それまでには身体を休めていく予定だ」




館長「分かりました、それでは食事の準備をしておきますね」




魔王「うぬ、くるしゅうない」






旅館の一室に訪れた魔王様ご一行は、しばらく休むとのことで一室にとどまることにしていた


それを聞いた副部長たちは、準備などを済ませようと思いプレゼン資料などを拝借していた




魔王様たちの出張の主な目的は外交関連なのが多くそれでおいてプレゼンで今後どうするかという会議をするので下手なミスは許されないのである




その様子をクロノアたちは盗み聞きしていた




館員と言ったものは本来は夕食の準備などをするべきだとは思うだろうが、別枠で急遽入ることになったクロノアたちに料理をすることなんぞ不可能




なので、暇となったクロノアたちはこうして警備がてら盗み聞くことにしたのであった





メヘラ「・・・ちょっと、押さないでくれる?狭いんだけど」(小声)



フレイユ「しかたないでしょ!?盗み聞くなんてこと・・・ばれたら何されるか・・・・・・」(小声)




クロノア(・・・ただここ(旅館)にいる時間が増えるだけでは・・・???)(ハイライトオフ)






そしてそうこうしているうちにプレゼンについての会議が行われた




副部長「・・・それでは次のイエロー王国での外交会議に向けての話し合いを行いたいと思います」




クロノアはイエロー王国という国に聞き覚えは無かった




クロノア「どんな国なんですか?」(小声)



フレイユ「・・・バルファルク王国から西に進んだところにあると言われている国で、最も友好的な関係を築いてるって言われてる」(小声)



   「イエロー・エドワード・ミルク3世が現女王として外交することを許してるんだとか・・・」(小声)





クロノア「・・・ふーん・・・・・・


クロノアはまぁ聞くことにした



見た目は完全に可愛いショタっぽいのに風格があるようなしゃべり方をする魔王様はやっぱりいつ見てもかっこいいと思ってしまったのである


だが次の瞬間、とんでもないことを彼女の耳に届いたのであった




サラマンダー部長「・・・そういえば、魔王様が女体化してた時、何故かグラント王国の国王から一目惚れされてませんでしたっすか?」



魔王「あぁ・・・こう見えて女体化することはできるからな・・・・・・それで惚れたんだと・・・」






クロノアは余りの事実に驚愕していた。(メヘラとフレイユは知っていたそうだが・・・)




クロノア(・・・はぁ?魔王様が一目惚れ???しかも女体化してあのグラント王国から・・・???ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ・・・・・・・・)(ハイライトオフ)





メヘラ「・・・グラント王国の国王・・・再度会うときがあれば、性器ちょん切ってやろうかしら?」(ハイライトオフ&小声)





フレイユ「・・・ちょっと落ち着いてよ、バレちゃうでしょ」(-_-;)





そんな二人を宥めるフレイユ


一方そのころ、会議している魔王たちは何か考えがないかと話し合っている





サラマンダー部長「・・・・とりあえず、いつものように今後もよろしくお願いしますだとか言えばいいんじゃないですかね?」



魔王「・・・ダメだ、あっちだって女王以外は人が変わっている場合がある。昔は通っても今はダメだというパターンがあるかもしれぬ。だからこういう時こそ慎重にどうするか決めなければなるまい。」




  「・・・今、最も足りないものとは何だ?食料は大丈夫だとは思うが・・・」





管理職「うーむ・・・武器で言いますと、砲弾にマスケット銃・・・あとはそれらに使う爆薬でしょうか?あっち(イエロー王国)は?」




サラマンダー部長「小麦や青果物などですねぇ・・・こっちは結構余裕ありますので等価交換という形で輸入・輸出しましょうっすか・・・」




魔王「・・・ふむ、薬の方も不足気味だと言っているからのう・・・・・・そっちの方も話し合うとしよう」





一同「「「「「「「「了解」」」」」」」」






案外、すんなりと通る意見にクロノアはまたもや過去のことを思い出す。




過去 クロノアこと闇輝 青介は2つ年下の後輩がいたのだが、一週間も経たないうちにいきなりプレゼンをしろと上司に無茶ぶりを課せられていた


無論、一週間ほどでいきなり成功など出来るわけもない。それこそ突発的にそういった才能が目覚めない限り・・・



その後に上司からこっぴどく叱られてしまい、自分の物などを失敗したからという理由だけで壊した上司を恨むようになったが、記憶が正しければその後輩は自分と同じく過労死したとかなんとかであった




クロノア(・・・なんか、前世の後輩を思い出すなぁ・・・あいつももしかしたら転生したとか?なーんて・・・・・・)




フレイユ「ねぇ?大丈夫ですか?」(小声)




クロノア「ん?別に私は大丈夫だけど・・・」(小声)




メヘラ「・・・ふーん」





そう話していると、どうやらいつの間にかプレゼンでの話し合いが終わっていたのである


時間的にはおおよそ10分も満たなかった




クロノア(・・・前世で働いてた会社もこんな感じだったらなぁ・・・まぁでも今の方が楽しいし別にいいか)





そう思っていると魔王様がこんなことを提案してきたのであった





魔王「・・・やれやれ、時間余ったなぁ・・・温泉に入るまで時間がありそうだしな・・・・・・」



サラマンダー部長「・・・どうしますっすか?散歩でもするんっすか?」




魔王「・・・それも悪くは無いが、少しいいことを思いついてのぅ・・・ちょっとそっち向いてくれぬか?」




サラマンダー部長「え、・・・あぁ、分かりましたっすよ」(高速理解)





クロノア「?」





部下たちが全員として魔王様から背を向ける



一体何が始まるというのか・・・






そう思っていた、次の瞬間であった






ぐぐぐぐぐぐぐぐ・・・・・・・





ボンっ!!!


きゅ!!!




ぼんっ!!!!





クロノア「!?!?!?」



メヘラ「・・・わぁお、出た。お家芸」(小声)




フレイユ「・・・魔王様直伝の、性転換か」(小声)





魔王様は突如として銀髪のロリ巨乳と化した


意味が分からないと思うがまんまその通りである




髪の毛は腰ほどまでの長さとなり



胸はクロノアにも負けない程となり




腰も括れ、尻も大人顔負けのデカさとなってしまったのであった





これには、クロノアも驚かざるを得ない





クロノア「え・・・?は?・・・えぇ???」




メヘラ「・・・知らなかったの?なんか驚いてるけど・・・」(小声)




フレイユ「魔王様の得意な術で文字通り性転換する術なんですよ。これを使って魔王様は街にお忍びで降りてきては回ってるんですよ」(小声)





娘として育てられたクロノアはこの事実に気付いてすらなかった



思った以上にパニックになってる姿はメヘラからしてみれば滑稽ものであった





魔王ロリ「さて・・・いいよ。振り返っても」




魔王のしゃべり方もイケボからかわいらしい声に変わる


部下たちは見慣れているのもあってか特に驚きはしなかった





サラマンダー部長「・・・どこまで行くおつもりで?」




魔王ロリ「旅館内を歩くまでだよ。なぁに、問題は起こさないからさ・・・」





     「娘たちもいるんだから・・・ね?」





魔王ロリはそう言うと、客室を出るのであった




クロノアたちも見失わないように追いかけるのであった。





魔王様(ロリ巨乳)



文字通り、魔王様がロリ巨乳な少女へと変身した姿。


喋り方や声の性質もかわるが根は変わっていない。


そしてこの姿になったら変態がやりやすくなってしまう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ