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琴線に触れる ~奇跡の時間~  作者: ちひろこ
9/20

コノヨノシルシ

一緒に居ても居なくても、毎日が彼だらけ。

テレビを観ても、これ今度一緒にやりたい。

一緒に行きたい。一緒に飲んだな。とか

仕事をしてても、彼は今日何勤だな。とか

同じ時間に働いてるな。って思っただけで、やる気が出た。

親友と話していても、誰と何の話をしていても、すぐに彼に結びつけてしまう。

よく言われたのは、そんなに好きなの?って。

人生で一番好き。

こよなく愛してる。

人生最後の恋人だと思ってる。って。

この人とまた出会って恋をするために、今まで生きてきたのだ。と思っていた。

ダメダメながら、頑張って生きてきた。

私の人生の御褒美。

コノヨノシルシ。


昼で一旦バイバイしてから、また夜会えるなんて超嬉しい。

激レア。

なるべく早く会いたいし、でも彼にはゆっくり休んで欲しいし、今は1人暮らしの間だし、いつも遠くから来て貰ってるから、出来る限りお迎えに行きたいと思ってた。

彼は電車で行くから大丈夫。って言ってたけど、迷惑じゃなくて大丈夫なら迎えに行きたいんだけど。って2回お迎えに行かせてくれた。

1人だけど、行きの車から嬉しい。

2人になったら、もっと嬉しい。楽しい。

この2回目のお迎えは彼の家の多分そんなに遠く無い場所にパワースポットがあることをテレビでやってたから、こっちに向かう途中に寄りたいって言って、一緒に行ってくれた。

彼は小さい時にそこで釣りしてたよ。ってナビが無くても行ける場所。

テレビでやってたから、結構人居るかなと思ったけど、全然居ない。

彼にとってはそんなに特別な場所じゃないんだろうけど、私にはとっても特別な場所に思えたし、とってもパワーを貰えた。

夕焼け時。凄く綺麗で。

彼も凄く凄く素敵で。

ずーっとここに居れると思った。

またいつか彼とここに来れたらな。って思った。

いっぱい写真も撮って。

また宝物が増えた。

きっとここで一緒に撮った写真は御利益があるはずだ。

一生大事にしよう。


この日は私の職場の人達と私の地元で飲み会。

2人とも本当にいい人で彼の話も沢山聞いてくれてたから、彼とも仲良く和やかに。

話しかけてくれて、気遣ってくれて、有り難かった。

でもやっぱり3人共通の職場の話が多くなっちゃって、彼はつまらなかっただろうな。とも思う。

これ私のせい。

今思えば、彼の優しさに甘えて配慮が足らずにごめんなさい。

一緒に飲んでくれた人達は、沢山話聞いてくれて本当いい人で楽しかった。

安心感ありましたー。って。

良かった。

だよね。だよね。

この人凄いでしょ。本当いい人。

人を癒してくれる能力が半端無い。

聞き上手。だけど、話出すと面白くて。

どこをとってもパーフェクト。

この日も私は本当に幸せだった。

浮かれてた。

一緒に飲んでくれた人達も本当にいい人達で、今では心の友と思える人達。

色々日頃の愚痴を語ると職場の話になっちゃうから、よくわからない話が多くなっちゃって、つまらなかった時間も多かっただろうに嫌な顔しないで終電まで付き合ってくれて本当にありがとう。

沢山連れ回して、沢山色んな人に会って貰いたいと思ってたのは、勿論自慢の彼を皆に紹介したいのもあるけど、彼と友達になってくれる。

何かあった時には協力してくれるかもしれない。っていう彼の同性のアシストは必要不可欠だと思っていたから。

何かあった時に、嫌じゃない範囲で対応して貰えたら有り難いな。と思って頼んでいた人達に沢山会って友達になって貰いたかったから。

少しでも長く、彼と恋人でいたかったから。

自慢のお姉ちゃんと慕っているお友達のお陰で、友達になってくれて彼の話を沢山聞いてくれて、彼とも気さくに2回飲んでくれた年下だけど皆の兄貴的な人。

親友の紹介でゴルフ友達になってくれて、今では彼の話も沢山聞いてくれて何でも語らえる、最早マブダチと思える人。

職場の上司で沢山お世話になったけど、どんな話でも馬鹿にしないで聞いてくれて、素直に何でも話せる人。

彼と連絡先を交換してくれた3人。

また一緒に飲もうって言ってくれて、彼も喜んでたし楽しみにしてたし本当に有り難かった。

タイミングが合わなくて会えなかったけど、会ってくれる。

彼と友達になってくれるって言ってくれた人達。

彼の話を沢山聞いてくれた人達。

彼が居なければ、こんな素敵な信用出来る男友達も出来なかったんじゃないかな。

長年の親友、女友達は本当に最高で大切で私には勿体無いくらいの有り難い自慢の存在だけど、大切な男友達と呼べる人は居なかったから。

親友、友達、職場の仲間。

全ての大切な人に、彼に、海よりも深く感謝している。





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