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私が、こんなところでこんなことをしている理由(全年齢版)

作者: 九重

「どうしました。先生、また次の試合のシミュレーションですか?」


私の言葉に、長い髪を一つにくくった紐に手を触れながら、空いている作業机に座った男――――魔法科精霊魔法学の教師ガディギル・T・Dは、情けない顔をこちらに向けてくる。


「そうなんです。明後日の地区大会なんですが、フォーメーションが決まらなくて……」


ここは、この国唯一の魔法高等学校。

全国から集まった魔法の才能を持った前途有望な子供達を導く由緒正しい高校の……私は、しがない女性事務員だ。


自分の準備室を持っているくせに、何故か事務室に入り浸る魔法戦術部顧問ガディギルを見ながら、相変わらず優柔不断な男だと、私は思う。

これが“優しくてステキ”などという評価で女生徒にモテているのだから、世の中の基準というものはわからない。

確かにハッとするほどのイケメンではあるが、沈思黙考も度が過ぎるとうっとうしいこと、この上なかった。


そもそも、彼のイケメンな外見自体、私の好みからは外れている。

私は世に言うジミ専で、容姿は地味ならば地味なほど好ましいと思う嗜好だ。


切れ長の二重の目よりも、一重でつぶらな目。

シャープな小顔よりも、ちょっぴりふくよかな頬。

スッと通った鼻筋よりも、愛らしい団子っ鼻。

引き締まってスラリとした背の高い体型よりも、筋肉の上に同じ厚さの脂肪が乗っているような中肉中背の人の方が好きだ。


つまり、どこにでも居そうなモブな男性が好みなのである。

間違っても、目の前で長い足を机の中に入れるのに苦労しているようなこの美形教師に興味を抱くことなどなかった。


(まあ、でも強いてあげれば、口は好みかもしれないわよね。厚すぎず薄すぎず丁度良い大きさだし。……これでいつもヘラヘラ笑っていなければ、キスくらいしてやっても良いかって思うんだけれど)


イケメンモテ男なガディギルにしてみれば、私とのキスなんかお断りだろうが。




「……前回の大会は、セシリアさんのおかげでなんとか勝てたんですけれど」


セシリア・ダナン――――私の名前である。

許可もなく勝手に名前で馴れ馴れしく呼んでくるところも、私がガディギルを気に入らないところの一つだ。

自分が名前を呼べば、女性なら誰でも喜ぶとでも思っているのだろうか?

おめでたい男である。


「私のおかげなんて、とんでもない! 私は何もしていませんよ」


「そんなことありません。すごく的確な“読み”をしてくださったじゃないですか。セシリアさんには、本当に感謝しているんです!」


私の思考など知りもしないガディギルは、前の大会の時に私がちょっとした助言をしたことに対し、オーバー気味なお礼を述べてくる。


――――実は、その時も同じようにこの事務室で、あーでもないこーでもないと作戦を練っていたガディギルが、心底うっとうしかった私は、手っ取り早く彼を追っ払うために助言をしたのだった。


「本当にすごかったな。セシリアさんの言ったとおりに試合が展開されて、あんなにスムーズな試合運びで勝てたことなんて一度もありません。…………ひょっとしてセシリアさんは天眼の才があるんじゃないですか?」


天眼とは、過去、未来、あらゆるものを見通す力のことである。


「まさか。私にそんなものがあったら“こんなところでこんなことをしている”はずがないじゃないですか」


私は手をヒラヒラと振って否定した。

「それもそうですね」とガディギルは笑う。




――――嘘である。


実は私は、古今東西類を見ないほどに力の強い天眼の持ち主だった。

……なんせ天眼を持っているのだから、それは間違いない事実だ。


私は望めば、今この瞬間から自分がどうすればどんな未来が展開されるのかを、即座に知ることができる。――――とはいえ、未来は自分の選択結果や途中から入り込む不確定要素で刻一刻と変化するから、その都度天眼を使う必要はあるのだが――――この力を上手く使えば、どんな未来も思いのままだった。


……そう、例えば世界征服なんていうおとぎ話のようなことでも、呆気なく叶えることができるのだ。

私にはそれに至る道がはっきりと見える。


(――――間違っても踏み込みたくない道だけど)


世界征服なんて、とんでもない。

何より果てしなく、面倒くさい。


私は、男性の好みと同じく、人生も平々凡々とした地味な生活が理想なのだった。

そこそこの給料をもらって、小さな家を建てて、あまりモテない――――つまりは浮気の心配なんて決してする必要のない夫と、数人の子供を育てて笑ったり怒ったりしながらのんびり暮らすのが夢だ。


天眼によって様々な未来を垣間見た私の、それが究極の選択だった。


このために、私は今まで、沢山の苦労をしてきた。


例えば高校時代。


私はこの魔法高校の卒業生なのだが、この中で目立たないために天眼の力をひたすら隠しに隠しまくった。

強すぎる魔力も、ごくごく平凡なレベルに抑え、成績は常に中の上。

その上で……


たまたま同級生になったこの国の王太子(金髪碧眼の美男子だ)を徹底的にスルーしたり、

隣のクラスにいた、宰相の息子である公爵子息(銀髪紫眼の麗人だ)とできるだけ会わないように、タイミングを外したり

上級生の、既に騎士位を持つ、将軍の令息(赤髪赤眼の美丈夫だ)から、微妙な距離を置いたり、

次期魔術師長候補の下級生(黒髪黒眼の以下同文……)から逃げまわったり、



…………ともかく、自分の天眼を利用するような立場になりそうな人物とは、決して関わらないようにと、学生時代を過ごした。


このいじましい努力が実り、学生時代何の注目も浴びなかった私は、卒業して無事にこの高校の事務員の仕事を勝ち取ったのだ。

給料はそこそこ、教師の縁の下の力持ち的な仕事で、決して表舞台に立たない地味な仕事は、私の理想だ。

もう、万々歳である。


仕事以外、意識して趣味を持たず、できるだけ外へも出ない私の、男性との接点は、同じ事務の男性か教師くらいしかいない。

そんなある意味堅実な職業に就いている男性が、世界征服なんてするはずがなかった。


――――勝った! と私は心の中で快哉を叫ぶ。


もはや天眼に頼るまでもなく、私の平々凡々な人生は確約されたも同然だった。


(あとは、誰を夫に選ぶかだけだけれど……今年転勤してきた体育の先生、ちょっとイノシシ顔だけど、性格は穏やかそうだったわよね)


私は、その体育教師以外にも地味顔の好みの男性を頭の中に思い浮かべる。

どの男性も地味だけに、私から誘えば二つ返事で付き合ってくれそうだった。




「――――ここは、こうして。う〜ん、でもそうすると、相手からこうこられた時にどうしたら?」


ニヤケそうな頬を引き締めながら妄想……もとい、平凡な未来への展望を思い描く私の隣で、相変わらずガディギルは、試合のための作戦を考えている。


いつまで居座るつもりなのかと、私はちょっと苛ついた。

ここにガディギルが座っていては、狙っている他の教師が来た時に座ってもらうことができなくなってしまう。

不本意ではあるが、ここは前回同様、さっさと策をまとめてもらって出て行ってもらうべきかもしれない。



「次の対戦相手は、○○高校ですか? あそこの高校の戦術傾向は――――」


私はちょっぴりだけ天眼を使い、次の試合で我が校が勝てる方法を探った。

その結果を怪しまれない程度に、さりげなくガディギルに助言する。


「そうか! ……そうですよね。……そうすれば。――――やっぱりセシリアさんはスゴイ! なんだか勝てそうな気がしてきました。勝てたら一杯(おご)りますね。ありがとうございます。セシリアさん」


惜しげもなくキレイな笑顔を振りまき、どこかうっとりと私を見るガディギル。


いいからとっとと帰ってくれと、私は思った。








そう思ったのに……


「あ、あの……ガディギル先生?」


何故、今、こんなことになっているのだろう?


焦って上擦る私の声を嬉しそうに聞いたガディギルは、私の()で、キレイな笑顔を浮かべた。


「あぁ。やっぱりいいですね。セシリアさんの、そんな表情…………ものすごくそそる(・・・)


上機嫌に笑うイケメンは、うっとりとした表情で私を見下ろしてくる。


なぜか、私はベッドの上で、ガディギルに押し倒されていた。

顔の両横に手をつかれ、お腹から下がピッタリくっついているこの状況にめまいがしてくる。



――――件の地区大会を、私の“読み”どおり問題なく勝った魔法戦術部。

そんな必要はないと全力で断ったにもかかわらず、約束は約束だからと私に“一杯奢る”とガディギルは言い張った。

押し切られた私は、奴に連れられて、先ほどまで居酒屋で飲んでいたはずだ。


(で、でも。他の先生たちも一緒だったし。できるだけこいつには近づかないようにしていたのに……)


なんでこんな状況になっているのだろう?


「セシリアさん、酔い潰れたんだよ。……ダメだよ、他の男もいるのにあんな居酒屋で寝ちゃったら。誰にも寝顔を見せたくなかったからね。ちょっと強引だったけれど、私が送るって言って連れてきたんだ」


つまりは、こいつは酔って寝てしまった私を、他の同僚の前で勝手にお持ち帰りしたわけだ。

明日からどんな顔して学校に行けば良いのかと、私は頭を抱える。



「――――ちょっ!」


もっとも抱えた頭は、直ぐに離すはめになった。

ガディギルのキレイな顔が、近づいてきたからだ。

焦った私は両手で彼の胸を押す。


その私の手を見て、ガディギルは満足そうに笑った。


「ダメだよ。余計な事を考えちゃ。……君は、私のことだけを見ていればいいんだ」


なんとオレ様な男なのだ。

なのに、眼前の男の喉の喉仏は、とてつもなく色っぽい。


うっかり見惚れてしまった私の目と、ガディギルの熱のこもった目が合った。



「………………ようやく、私の、ものだ」


全然好みじゃない切れ長の二重の目が、私の動きを止める。

抵抗などなんのその、こちらはなんとか好みの唇が近づいてきて、私の唇と……重なった。



「んっ……ふぅっ……っ」



息が上がって、だらしなく開いてしまっている私の口から、奴の舌が入り込んでくる。

滅茶苦茶に、口中をくまなく舐められて、私の体はジンと痺れた。

こんなキスをされては、経験値のない私には、どうにもできない。


そうでなくとも、天眼のおかげで未来が予測できる私は、こういった想定外な出来事の対処に慣れていないのだ。



だからこそ……



(――――おかしい)



そう思った。


私が見ていた未来には、ガディギルとこんなことになるようなものは、欠片もなかったはずだ。


……そういえばと、私はここ最近、自分が自分の未来を見るために天眼を使っていなかったことを思い出す。

今の立場になって、世界征服とかそんな未来を心配する必要がなくなり、すっかり安心しきっていたこともあるが――――


思い返せば、1年半ほど前から、私は自分の未来を見ていない。


1年半といえば、丁度昨春、ガディギルがこの高校に採用された頃だ。

その前は、それほど頻繁ではなくとも時々は自分の未来を確認していたのだが……



(……私は、この男と出会ってから、ずっと、自分のためには天眼を使っていなかった?)



何故か背筋が寒くなる。

どうしてなのかと不審に思うが、今はそれより、この状況をなんとか穏便に収めてガディギルから逃げ出すことの方が先だった。


久しぶりに自分の未来を見るために、天眼を使う。

キスで与えられる快感に、ともすれば飛びそうになる意識をなんとか集中した。





「……っ!!」


結果、私は大きく息を呑んでしまう。

限界まで目を見開いた!



「………………りゅ、竜王」



なんとか唇が離れた隙に、掠れた声で呟く。


ガディギルは、わずかに目を見開いた。



「ああ、天眼を使っちゃったの?」



フッと笑う。



「な、なんで、竜王が――――ここに?」



「私はまだ竜王ではないよ。それとも、君の見た未来の中では、竜王になっているのかな? ……今の私は、竜王位継承権第三位の、ただの王子の一人さ」



竜王の王子をただのとは、絶対に言えないと思う。


人間界よりはるか上界の天界の東を統べる竜王。

――――なんと、ガディギルは、その竜王の第三王子だった。


私は、絶望しながら、自分の見た未来を否定したい思いで首を横に振る。

天眼が見せた私の未来には、このガディギルから逃げ出せる道は……ひとつもなかった。


一番マシなもので、竜王の臣籍に降りて竜の国の宰相になったガディギルの妻となる未来で……最悪なものは、ガディギルを夫とした私自身が天帝となる未来なのである。



(……天帝とか、マジ有り得ない)



まだ世界征服の方がマシだろう。

……世界征服の世界は、人間世界のことなのだから。




「なんで――――」


なんで、こんなろくでもない未来しか無くなったのかと、私は嘆く。

それを、自分がここに居る理由を聞かれたのだと思ったガディギルは、上機嫌で説明してくれた。


「うん。実は私は、最強の“強運”の持ち主でね。生まれてこの方、何をどうやっても自分にとって良い結果にしかならないのさ。……まあ、それが悪いわけではないけれど、あまりにも都合良く事が運びすぎると、つまらなくなってね。ひとつ出奔でもしてみるかなって気になったのさ」


「出奔……」と、私は呟いた。

竜の王子がそんなに簡単に出奔なんてしてもいいのか!?

しかも、出奔先で人間の教師になっているなんて、有り得なさすぎるだろう!


「……自分に何の益も無い人間界で普通に働いてみて、それで自分の強運がどんな幸福を私にもたらしてくれるのか、試してみようと思ったのさ。――――いや、それでもまさか、こんな幸せに出会えるなんて予想もしていなかったよ。可愛くて、ものすごい好みの()に出会って、しかもその娘が、天眼の持ち主だなんて! ……やっぱり、私の強運は、最強だ」


とんでもない話を、何でもないように話しながらも、ガディギルの不埒な手が、私の胸に伸びる。


「あ……んっ……な、んで?」


服の上から胸をいじられ思わず喘いでしまった私に、ガディギルは嬉しそうに笑った。


「うん。可愛いっ。……どんなに優しくしても、ちっとも私を好きになってくれないから、どうしようかと迷っていたけれど、連れてきてよかった。もう絶対離さないから覚悟してね。……あ、そうそう、なんで君が天眼を持っているのがわかったかってことだけど……君は自分ではわからないんだろうけれど、君が天眼を使う時、君の額には強い力の有るものにしか見えない第三の目が開くんだよ。多分見えるのは、竜王や天帝クラスの力を持つ者だけだろう。……とってもキレイな金色の目だよ。あれを見て、君に惹かれない者なんているはずがない」



だから誰より早く君に出会えた私は、本当に強運の持ち主だと言って、ガディギルは笑う。


「お喋りは、これくらいでいい? ……君をこんなに近くに感じて、もうこれ以上我慢できない。安心して、体から徹底的に堕として、いずれは心も虜にしてあげる。……私の、セシリア」


ついには、呼び捨てである。

しかも、体を堕としてから心とか、順番がいろいろと間違っているだろう。

激しく抗議したいが、奴が聞く耳を持っているとは思えない。


そして、同時に私は自分の天眼の正しさを知った。


……そう、私はこれからガディギルに、ここで抱かれてしまうのだ。

しかも、私の見たどの未来図でも、私は今日この時に妊娠することになっている。

ついでに言えば産まれてくるのは可愛い男の子だ。





元々、天眼を持ってはいてもただの人間の私が、竜の王子様にかなうはずもない。


これは、私の夢の平凡な人生との決定的な別れとなった出来事だった。








それから数年後。


天眼の見せた未来の中で、一番マシな竜国の宰相夫人になんとかおさまった私は、本日は人間世界の王の訪問を受けていた。


一通りのセレモニーが終わった後に、やれやれと王宮の自室に引き上げようとした私の背後から声がかかってくる。



「セシリア・ダナン? ……やっぱり、ダナンさんだろう? 高校で同じクラスだった」



私を呼び止めたのは、元同級生の王太子――――いや、今は即位して王となった男だった。

相変わらずの金髪碧眼の美男子である。


私を私と確認して驚いた王は、きれいな碧眼を真ん丸に見開く。



「……どうして君がここに?」



よく私を覚えていたものである。

そっちの方に私は驚いた。


“私が、こんなところでこんなことをしている理由”をじっくり丁寧に教えてやりたいのはやまやまなのだが、残念ながらそれをする時間がない。



「セシリア。こんなところにいたのか」



はかったようなタイミングで、私達の背後から、長い髪をひとつにくくり背中に流した、見目麗しい竜国の宰相――――私の夫のガディギルが、腕に私たちの子供を抱き上げてやってきた。


王太子――――もとい、王は慌てて頭を低く下げる。

いくら人間の王とはいえ、竜族に比べれば人間の身分は遥かに下になるからだ。


それにガディギルは鷹揚に頷いて見せた。

だがそれだけで、後はきれいさっぱり彼の存在自体を無視してしまう。



「行こう、セシリア。父王陛下が新しい政策のことで君の助言が欲しいと仰っている」



ガディギルの言葉に、王太子じゃなくて王は、思わず頭を上げた。

美しい顔でポカンとする。

その頭の中には、さぞかし大きな疑問が渦巻いているのだろうと思われた。


可哀相だがその疑問にも答えてやることはできない。


私の夫はヒドイやきもち妬きなのだ。

それは、私が必要以上に、人間の王と話したなんてわかれば、平気で人間世界を滅ぼしかねないくらいだ。


私の天眼には、その未来の可能性もはっきり映っている。


絶対回避しなければならない未来だった。



全くもって心の狭い夫である。

おかげで、いくらイケメンでもこの夫が浮気をする心配だけはない。


――――浮気の心配なんて決してする必要のない夫と、数人の子供を育てて笑ったり怒ったりしながら暮らす――――という、かつての私の夢のこの部分だけは叶ったのかもしれなかった。



まあ、それで良いかと思ってしまうあたり、私もかなりガディギルに絆されているのかもしれない。


「さあ、早く」


ガディギルの差し出す手を、私は握る。

チラリと人間の王に目をやった。


未だ呆然とする王。



可哀相だが、“私がこんなところでこんなことをしている理由”は、自力で考えてもらう以外なかった。

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