54 小便小僧と仲間たち
ある日、小便小僧とダビデ像が世間話をしていた。
小便小僧はじょろじょろと小便を垂れ流しながら、ダビデ像はその凛々しい顔をどこか遠くへ向けながら、ほがらかに談笑していた。
そんな時、不意に小便小僧が暗い顔をした。ダビデ像は小便小僧の親友なので、どうしたことかと心配した。小便小僧は言った。
「ぼくは最近悩んでいるんだ」
ダビデ像が尋ねる。
「悩み? どんな悩みだい?」
小便小僧が言う。
「実はぼく……」
「実は?」
「実はぼく、便秘なんだ!」
ダビデ像はこれを聞いて、
「ハハハ! なんだ、そんなことか!」
小便小僧を笑い飛ばした。
ある日、小便小僧と考える人が世間話をしていた。
小便小僧はじょろじょろと小便を垂れ流しながら、考える人は例の独特なポーズで思索にふけりながら、ほがらかに談笑していた。
そんな時、不意に小便小僧が暗い顔をした。考える人は小便小僧の親友なので、どうしたことかと心配した。小便小僧は言った。
「ぼくは最近悩んでいるんだ」
考える人が尋ねる。
「悩み? どんな悩みだ?」
小便小僧が言う。
「実はぼく……」
「実は?」
「実はぼく、児童ポルノ規制が怖くてたまらないんだ! ぼくも規制されやしないかってね!」
考える人はこれを聞いて、
「ふん、それはお前の考え過ぎだ」
小便小僧を鼻で笑った。




