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112 分身~あるダメ人間の場合

 あるダメ人間の日常の話。


 ひまな人ほど忙しいという言葉の通り、今日もダメ人間は忙しく過ごしていた。

 意味もなくエクセルの勉強をしてみたり、意味もなく外国語の勉強をしてみたり、だらだらとした足どりで散歩に出掛けたり、ネットを巡回したり、エロ同人RPGをプレイしたりしていると、あっという間に一日が終わりを迎えてしまった。

 くどいようだが、ひまな人ほど忙しいのである。

「あーあ、時間が足りねえな」

 と、ダメ人間はひとりごちる。

「もうひとつ体がほしいぜ」

 家のベッドに寝そべりながらそうつぶやくと、その時、突然、天井から声が聞こえた。

(その願い、叶えてやろう)

 それはとある魔神の声であった。神は気まぐれ。なんと、本当に、ダメ人間が二人に増えた。

『なんてこった』

 二人のダメ人間が顔を見合わせながらつぶやいた。


 翌日、居間にある二つのソファーに、二人のダメ人間がそれぞれ昼寝する姿があった。


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