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オリジナル生地トートバッグへの道 vo.2 ミシンの破壊神   作者: いろいと/物語のあるリボン
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vo.2 ミシンの破壊神

物語のあるリボン作家『いろいと』です

私の作るリボンには、1つずつ名前と物語があります

手にとって下さった方が、楽しく笑顔で物語の続きを作っていってもらえるような、わくわくするリボンを作っています


関西を中心に、百貨店や各地マルシェイベントへ出店しております



小説は毎朝6時に投稿いたします

ぜひ、ご覧下さい♡



Instagramで、リボンの紹介や出店情報を載せておりますので、ご覧下さい

hhtps://www.instagram.com/iroit0

さて、子どもの通っていた幼稚園のママさんが経営するお店

ミシンのソーイングスペース

一度、連絡をしてみようと何年かぶりに連絡を取ってみた



『ミシンを習えるって言ってたけど、全くの初心者で、しかもミシン壊したりするかもしれないけど、そんなのでも入っても大丈夫かな?』

『全然大丈夫だよ!!ミシン壊すの?笑。いつでも来てくれて大丈夫よ!』



そう言ってくれたKちゃん

どこかドキドキしながらも、自分の作りたいものを実現するべく

まずはレッスンバッグを教えてもらいに行くのでした



予約した日になり、ドキドキしながら一歩踏み入れる瞬間が訪れた

ドアをあけるとキレイなエメラルドのような優しいグリーンを基調としたシンプルだけど可愛いワンルーム

ミシンの他に、色んな作家さんの作品をたくさん置かれていた



『久しぶりやね!』

『元気してましたか?』

と、敬語になる私

でも、しばらく話をしていくと普段通りに私も話をし始めていた



『っで?何を作りたいの?』

『実はね、オリジナル生地を作ってバッグを作りたいの!色んな布作家さんにカバンをお願いしてみたりもしたけどみんな忙しいし迷惑かけるし、やっぱり自分で作らないかんて思ってミシンの呪いもあるけど、やってみようって思ってきたん!!』

『ミシンの呪いってなに?笑』

『中学校ん時に、私が使うとすぐミシン止まるし壊れるから、先生に触らんといて~みたいになって、最終先生に作ってもらってん 笑。だからミシンは壊すからそれ以来触ったことない!』

『ミシンの破壊神 笑』



など、ミシンの呪いの経緯も話しつつ、自分の作りたいものをイラストにして来ていたので見せながら話をしていた



『大丈夫やと思うけどなぁ?笑。イラストにしてきてくれたから作りたいイメージが分かったし作って行こうか!』

そう言って、型紙を作ると作りやすい話や、持ち手の長さの話など

少しずつ形になっていく事をわくわくしながら進めていった



布にバッグの大きさを決め寸法を書き出す

そしてサイズに沿って切った後は、呪いのミシンである

破壊神はドキドキしながら、糸掛けの仕方、ミシンの使い方を丁寧に教わる

スピードを調節出来る事を教えてもらい一番遅いスピードでミシンを動かしてみた



真っすぐに縫う事がまず難しい

壊れないかなと心配になりながらも、ゆっくり針を進める

一針一針縫えているのかを確かめながら、やっと縫う事が出来た



『ほら!!大丈夫やったでしょ?出来るよ♪大丈夫大丈夫♪もう破壊神じゃないね!』

Kちゃんのその言葉が私の自信にも繋がっていった

無理かもしれないと思っていたミシンを

止めることなく壊すことなく全部縫い終えた事に、私はとても感動していた



初めてなのに、ミシンも使えないのに自分の作ってみたいバッグはある

イラストにして持っていき、材料だけ持って行った

それだけの一歩だった

そして最高の講師に出逢えた



教えてもらいながら自分の思う作品が自分の手で出来た

それだけの事だったのだが、私にしては晴天の霹靂くらいすごいことだったのである

私の中で何かが少し変わり始めていた

そし破壊神の名前をそっとミシンの神様に返上した 笑



しかし!!

まだ、この時は自分のミシンは持っておらず、家に帰ってからも作る事はしていなかった 笑(というか作る事が出来ない)

何度か、Kちゃんのお店へ通い、画像にあるレッスンバッグを作り上げていったのだった



これは、今から2年前のお話

まだミシンを買うのは先のお話・・・

いつMyミシンが出てくるのだろ?笑

最後まで読んで下さり、ありがとうございます


色々なお話を書いておりますので、どうぞごゆっくりとしていってもらえると嬉しいです


また明日、6時にお会いしましょう♪

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