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12/30 人が生きてくためには食べ物が必要だよねって話

受験生ってご飯食べるのに体動かさないからめっちゃ太ってる。

ストレスで逆に痩せる人とかいるのかな?

12/30


今日は家族が帰省のため家を出る日だ。

どのようにして今日を過ごそうか考えたりすると家族が家から出ようとしていた。

「行ってらっしゃーい」


そうやって家族を家から送り出し、家の中には自分1人となった。

配信を見るために必要な準備を始める。


「よし、じゃあ使ってないパソコンを集めるか。」


とは言っても家の中にパソコンがそうたくさんあるわけもなく、使われてないノートパソコンが一台物置の中にあっただけだった。

しかし、後に来る20台のパソコン用のアダプタとタコ足配線を買わなきゃいけないな、と思ったら家のベルが鳴った。

これはパソコンかな?

「すみませーん、宅配でーす。」


「あ、はい。ありがとうございます。」


と、言ってノートパソコンが20台入った段ボール箱を受け取る。

その段ボール箱を自室へと持っていき、それを開けた後、それの周辺機器を買いに食卓においてあった食費用の5000円と自分の財布の中にある2000円を取り、100均に行った。


100均にて、acアダプタを20個、3個口の延長コードを7個買い、合計2700円の出費だった。


家に帰って来て、買ってきたものをコンセントに接続し、自室がコードだらけになってしまったが、それを踏まないよう気をつけながら全てのパソコンで雑談生配信を無音で流し始めた。

こんな年末なのに配信する、暇なやつもいるもんなんだなぁ、と思いながら配信を21台展開して流し、勉強を始めた。


ご飯をサイゼリヤで食べたりしながら勉強をしていたら部屋のデジタル時計が鳴り、28時ごろに空腹感を感じた。

何か食べるものを探そうとキッチンの中の棚を見ると、袋麺が4袋、カップ麺が2個あった。

その中からカップ麺をひとつ取り、湯を沸かして麺を啜りながらひとつ気になることができた。


「あれ、コンビニって今開いてんのか?」


ということで近所のコンビニに行ったのだが、暗闇に煌々と光っているはずの店内は照明が落とされ真っ暗

となっていた。


「あ…これ普通の時間のうちにご飯買ってこなきゃ餓死しちゃうじゃん…」


ということで食料を買い込むことを決意した後、家へと帰り、カップ麺を食べ、少し寝たり勉強したりしていると、お腹が減ったな、と思って食卓へと向かった。

その上にあるカップ麺を手に取ろうとしたら、もうこの一個が家の中にある最後のカップ麺だということに気づいた。


「ヤバい、これから後100時間以上食べるものがなくなってしまう…」


そこからカップ麺を食べ、家の中にある食料を探さなくてはならない、という焦燥感に追われながら必死で探した。


その結果、家の中にある食料はポテチ5袋、ヨーグルト3パック、チャーハンやパスタの冷凍食品が2つずつ、春雨スープ2袋と炊く前の米3kgとみかん2kgである事が判明した。


「全く…なんで家の中でサバイバル生活をしなきゃならないんだ。」


とぼやきながらこれらの食料でどう100時間を乗り切るか配分を考えた。

…といっても米が3kgもあったらバリュエーションが少ないとはいえ4日くらいは大丈夫だろう。


家の中にある生のりの佃煮、キムチ、ふりかけ、などなど様々なご飯のお供を使ったが、四日で12食同じような食事をし続けたら飽きるであろう。


幸い他の冷凍食品などがあったため、本当に12食連続で米だけ、ということはなかったが、さすがにもう少し他におかずが欲しいな、と感じた。

米を食べたり勉強したりしていたらデジタル時計がピピピピピと鳴り、01:32:00と表示していた時計が00:00を表示していた。


「はぁ、やっとこの1日が終わった…」


こんなひどい1日だ、ため息をついてもおかしくはないだろう。



ご飯作るのって割と重労働


今日の勉強時間 93時間!

残りの勉強時間 9559時間!

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