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大空の出戻り  作者: 自宅防衛隊
攻防戦
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空襲

遂に敵が新鋭爆撃機B29で北九州を空襲する・・らしいが・・。


どうも様子がおかしい・・。


まず出撃機数がアメリカにしては異常に少ないのだ。

朝鮮監視省の報告だと僅か20機前後だとか??

もちろん護衛の戦闘機も無い。

ワシなら無謀な作戦は決行しないだろう。

だが敗北続きのアメリカもヤケなのだろう。

来るならば撃退せねばならぬ。

ワシは大村の防空総司令部に出撃を要請。

対馬沖を通過したら出撃するのだ。

増加タンクで上昇し戦闘までガスを持たせる作戦を提案。

承認されタンクを装備した秋水は全機出撃待機し、全員がコックピットに座り無電に注視。


やがて壱岐対馬をヨタヨタと飛ぶのが確認されワシ等は大村、築城、大分から出撃。


蒼空に白い飛行機雲を引きつつワシ等はB29を待つ。

やがて北九州沿岸上空に串mたいなシルエットの4発機が・・。

間違いなくB29だろう。

高度8000m!!

ワシ等はタンクを投棄し攻撃準備。

試射は既に済ませてる・・。


「こちらS井、敵が見えた。まずはワシの合図で噴射攻撃をせよ、

5秒前・・・テェ~~!!」


ワシの声と共に双翼に装備してたロケット三式弾は発射され敵編隊の中央で爆破。

モンタナも倒したナパームが爆散し敵は早速大混乱。


せっかく抱えて来た爆弾も海に捨てて遁走開始。

だが逃がすか!!


ナパームが張り付き炎上する機も多く、高度も上げられず低空に降りたB29は。。


小月から出撃してた鍾馗にボコられて海岸線に不時着。


ワシ等は無傷のB29に襲い掛かり必殺の30粍機銃を叩きこむ。

我が秋水戦隊は艦隊から引き抜いたベテラン揃い。

全機が50m以内で30粍を叩きこんでおる。

ワシも隊長機と思しきB29のメインスパーに30粍を叩きこむと。。

敵の主翼は根本から折れブリルに入る。

撃墜一機!!

ワシは上空に戻り酸素マスクのズレは無いか確認。

部下の激戦を監視援護しようと思ったが・・既に大半が墜落寸前。

何処に帰るのか・・太平洋を目指し全速で飛行してるが、我が秋水は世界最速の戦闘機。

ペラ機のB29ではこちらの燃料切れ以外は見逃すハズも無い。

我等は低空は鍾馗、高空は秋水の二段構えで迎撃し空襲機は全て殲滅。

本土には一発も爆撃させなかったのだ。

逃げる事も出来ませんでした。(´;ω;`)ウゥゥ


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