閑話 USAの憂鬱
艦隊が敵根拠地を砲撃開始の無電後、電波が全く途絶えた。
私の名はルーズベルト。
訓練代わりの出撃と聞いていたので艦隊を安心して送り出したのだが・・。
無電を封止かジャミングか??
全く通信が途絶え、ニミッツからも報告ナシなのだ。
いったいナニが起きたのだ??
まさか壊滅??
いやいや、あり得ない!!
如何なジャップでもモンタナを撃沈なんて不可能よ。
まさに浮沈艦として就役した人類最高の戦艦なのだ!!
だが一週間経っても二週間経っても・・。
艦隊は一隻もパールに帰らないそうだ。
よもや??と思ってたら・・。
「大統領閣下、大変です!!」
補佐官がロイター経由で入手したジャップのテイコクニュースペーパーをデスクに広げたのだ。
そこには・・・。
我がモンタナが炎上する写真が・・。
内容を翻訳させると、機密兵器で敵を撃破。
敵乗員は全て水葬済!!
そして艦隊は全て鹵獲し連合艦隊に編入!!
はぁ???はぁ??(*´Д`)
ワシは新聞を握りしめると痛烈な痛みが胸・・に・・。
ワシの意識は暗転しワシは・・・。
「大統領閣下~~~!!」
補佐官の悲鳴を聞きつつワシは逝ったそうだ。
ルーズベルトさんアポ~~ン!!昭和18年7月末です。




