表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大空の出戻り  作者: 自宅防衛隊
太平洋作戦開始!
19/56

戦艦打撃戦!!

空母を始末した我が攻撃隊は戦艦を無視し艦隊に帰還。

我が戦闘機隊も制圧隊を残し補充に着艦。


大空は一瞬の間に静寂を取り戻した。


ワシは着艦すると即座に艦橋ブリッジに上がり、山口太門提督に報告。


「報告です。敵戦闘機、並びに空母艦隊殲滅完了です。」


「ウム、見事であった。」


ワシは報告が終わると用はナシとばかりに艦橋を降り、搭乗員待機所へと帰る。

ベタ金のお偉方と一緒に居るよりは、ワシはパイロット仲間とワイワイするのが好きだ!


「みんなご苦労。まだ闘いは終わらぬが全員に誉を2箱支給する。」


そう言うと若いヤツ等はワ~~と大騒ぎ。

そして烹水所から支給されたサイダーを飲みタバコをプカプカしながら戦闘の模様を語り合う。


疲れを癒すと我等は制圧隊の直を交代すべく艦隊上空へと舞い上がる。


戦艦部隊が全面に突出し敵艦隊を追う。


アリゾナクラスのバコタマストの旧式戦艦なのでアシは遅い。

本来なら真珠湾で着底する予定だったのが、ワシの一言で深海に眠る事になろうとはのぅ・・。


大和、武蔵、長門、陸奥。その他高速戦艦が敵を追い詰めて大和武蔵が最大射程40000mで砲撃開始。


空にも響く射撃音は凄い。

ワシはライカで思わず撮影するのだ。

武藤も本田も見とれておった。


どこぉ~~~ん!!どこぉ~~~~ん!!


46サンチ砲弾は蒼空に舞い上がり敵艦隊を目指す。

訓練も兼ねてるので外れても構わぬのだが・・。


何と・・初弾がアリゾナのバコタマストに命中!!

マストは吹き飛び海中へと飛び込む。

そして・・・。



ずががががぁ~~ん!!!!


敵艦のキールをヘシ折り、見事轟沈!!


「こちらS井、武蔵の初弾、アリゾナ号のバコタマストに命中、轟沈セリ!」


ワシは思わず艦隊に報告。

艦隊からも報告感謝セリ!と喜びの返電が入る。


敵は大混乱となってたが速度が遅いので逃げる事も叶わず。


やがて長門、陸奥、その他の艦隊も砲撃に参戦。

さすがに敵も40cm砲で打ち返すが、混乱してる状態ではまともな艦隊機動は不可能。

個別に打ち捕られ、撃破されて行く。


やがて戦艦群を始末すると艦隊は全艦敵の掃射戦に入る。


我々も敵艦に接近し機銃掃射で甲板や艦橋に射撃。

敵に慈悲は必要無いのだ!!


戦艦や巡洋艦の重砲撃の傍ら、攻撃隊も出動し、残弾残すべからずと敵に攻撃を加え、

命中させると帰還し即座に次弾搭載。


我等も機銃を撃ち尽くすと帰還し補充し再出撃。

忙しいが休む暇は無い。

休憩は敵を殲滅してからと我慢させる。


敵側は阿鼻叫喚の地獄だろうが知らん!!

生き残ると厄介なのだ!!

戦場に立つ人間は敵なら殲滅よ。

可哀想だとか哀れだとか思うから前世のワシみたいに重症を負うのだ!!

ワシは今生では敵には一切の情けはかけぬ!と決めてる。

武藤は優しいが、ワシに同調してくれてる。

彼も本作戦で少尉に進級が決まると思う。

そろそろ結婚したいと言ってるしね。

ワシも帰国したら叔父の娘と・・。


やがて艦隊の砲撃は止まり、浮かぶ敵は全て消えた。

我等は敵を一切救助せずに戦場から去ったのだ。



自分のSSは敵に非情です。

非人間でしょうが、敵に情けは無用です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ